在フィリピン日本国大使館 ph@mailmz.emb-japan.go.jp tricorn.net 経由
【ポイント】
○現在,非常に強い勢力の台風28号(フィリピン名:ティソイ)がフィリピン・ルソン島中部に上陸し,大きな影響を及ぼすおそれがあります。
○最新の気象情報の入手に努め,状況に応じて外出を控えたり,渡航・滞在の日程・移動経路を変更したりするなど,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
2019年12月 2日
在フィリピン日本国大使館
1 フィリピン気象庁によれば,台風28号(フィリピン名:ティソイ)は,2日午前8時現在(当地時間)で,ルソン島南東部カタンドゥアネス州ビラク市の東275kmにあり,時速20kmの速さで西に移動しています。
2日午後から激しい雨が降りはじめ,3日早朝までにカタンドクアネス,アルバイ,又はソルソゴンに上陸すると予報が出ており,今後,強風・大雨・高潮・高波による影響を与えると推定されています(熱帯低気圧警告レベル3)。
2 また,日本国気象庁によると,中心の気圧は970ヘクトパスカル,中心付近の最大風速は35メートル/秒,最大瞬間風速50メートル/秒,中心から90km以内では暴風域(風速25メートル/秒以上),中心から500km以内では,強風域(風速15メートル/秒以上)と発表しています(日本時間2日午前6時45分発表)。
3 この台風の来襲に伴い,強風や豪雨,高潮,高波のみならず,場合によっては洪水・土砂崩れ等による人的・物的被害のほか,各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあり,注意が必要です。
4 つきましては,台風28号の通過する可能性がある地域に渡航・滞在を予定されている方及び既に滞在中の方は,下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の入手に努め,状況に応じて,外出を控えたり,渡航・滞在日程・移動経路を変更したりするなど,災害や事故に巻き込まれないよう,適切な安全確保に努めてください。
既に滞在中の方は,台風による被害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくこと,飲料水・食料を備蓄すること,家族等に緊急の連絡先を知らせること,事前に避難場所を確認し,必要な場合には安全な場所に避難すること等の安全対策を講じてください。
【上陸前の備え】
●報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
●停電に備え,懐中電灯,ライター,ろうそく,携帯ラジオ,予備の電池等を準備するとともに,1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。
●避難することも想定し,旅券,現金,雨具,携行用の水,食料等を準備し,いつでも持ち出せるようにしておく。
●強風で飛ばされそうなものは,屋内に移す又は固定する。
●避難場所や避難コースを確認しておく。
●家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
●沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し,あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。
【上陸以降の対応】
●報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
●外出を控える。
●現地当局からの避難勧告や指示に従う。また,避難後に最寄りの日本大使館または領事事務所へ連絡する。
●台風通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害にも十分注意する。
●被害が発生している地域においては,略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。
●被災地では,インフラの破壊(電気や水など),物資供給不足,各交通機関の乱れ,電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため,被災地を訪れる場合には,情報収集を行いつつ慎重に検討する。
《参考ウェブサイト》
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
5 万一災害に巻き込まれた場合は,現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに,ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・領事事務所に連絡してください。
6 海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 参照)
更に,「在留届」を提出した方で帰国,移転した方は,以下のURLで帰国または転出届けを提出してください。
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, Philippines
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7th floor, Keppel Center, Samar Loop cor, Cardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843
【ポイント】
○現在,非常に強い勢力の台風28号(フィリピン名:ティソイ)がフィリピン・ルソン島中部に上陸し,大きな影響を及ぼすおそれがあります。
○最新の気象情報の入手に努め,状況に応じて外出を控えたり,渡航・滞在の日程・移動経路を変更したりするなど,災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
2019年12月 2日
在フィリピン日本国大使館
1 フィリピン気象庁によれば,台風28号(フィリピン名:ティソイ)は,2日午前8時現在(当地時間)で,ルソン島南東部カタンドゥアネス州ビラク市の東275kmにあり,時速20kmの速さで西に移動しています。
2日午後から激しい雨が降りはじめ,3日早朝までにカタンドクアネス,アルバイ,又はソルソゴンに上陸すると予報が出ており,今後,強風・大雨・高潮・高波による影響を与えると推定されています(熱帯低気圧警告レベル3)。
2 また,日本国気象庁によると,中心の気圧は970ヘクトパスカル,中心付近の最大風速は35メートル/秒,最大瞬間風速50メートル/秒,中心から90km以内では暴風域(風速25メートル/秒以上),中心から500km以内では,強風域(風速15メートル/秒以上)と発表しています(日本時間2日午前6時45分発表)。
3 この台風の来襲に伴い,強風や豪雨,高潮,高波のみならず,場合によっては洪水・土砂崩れ等による人的・物的被害のほか,各種交通機関の混乱等をもたらすおそれもあり,注意が必要です。
4 つきましては,台風28号の通過する可能性がある地域に渡航・滞在を予定されている方及び既に滞在中の方は,下記の関連ウェブサイト等を参考に最新の台風情報や現地の気象情報の入手に努め,状況に応じて,外出を控えたり,渡航・滞在日程・移動経路を変更したりするなど,災害や事故に巻き込まれないよう,適切な安全確保に努めてください。
既に滞在中の方は,台風による被害に備え,懐中電灯・携帯用ラジオ等を手元に置いておくこと,飲料水・食料を備蓄すること,家族等に緊急の連絡先を知らせること,事前に避難場所を確認し,必要な場合には安全な場所に避難すること等の安全対策を講じてください。
【上陸前の備え】
●報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
●停電に備え,懐中電灯,ライター,ろうそく,携帯ラジオ,予備の電池等を準備するとともに,1~2週間分の飲料水・食料を確保・備蓄する。
●避難することも想定し,旅券,現金,雨具,携行用の水,食料等を準備し,いつでも持ち出せるようにしておく。
●強風で飛ばされそうなものは,屋内に移す又は固定する。
●避難場所や避難コースを確認しておく。
●家族等に緊急連絡方法や避難場所の確認を行う。
●沿岸部に居住・滞在の場合は高潮の発生にも注意し,あらかじめ安全な内陸部への避難を検討する。
【上陸以降の対応】
●報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
●外出を控える。
●現地当局からの避難勧告や指示に従う。また,避難後に最寄りの日本大使館または領事事務所へ連絡する。
●台風通過後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害にも十分注意する。
●被害が発生している地域においては,略奪等の治安悪化の可能性にも十分注意する。
●被災地では,インフラの破壊(電気や水など),物資供給不足,各交通機関の乱れ,電話等通信網の断絶等が発生しているおそれがあるため,被災地を訪れる場合には,情報収集を行いつつ慎重に検討する。
《参考ウェブサイト》
日本気象庁(台風情報):http://www.jma.go.jp/jp/typh/
フィリピン気象庁(PAGASA):http://www.pagasa.dost.gov.ph/
フィリピン国家災害リスク削減管理委員会(NDRRMC):http://www.ndrrmc.gov.ph/
5 万一災害に巻き込まれた場合は,現地当局が発表する警報・指示等に従って安全確保に努めるとともに,ご自身の安否等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本国大使館・領事事務所に連絡してください。
6 海外渡航前には,万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html 参照)
更に,「在留届」を提出した方で帰国,移転した方は,以下のURLで帰国または転出届けを提出してください。
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, Philippines
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7th floor, Keppel Center, Samar Loop cor, Cardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843
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