レガスピへの道 (でも時々、菊川)~Road to the Legazpi City Albay!~

37年7ヶ月の会社生活を終え、次のステップをフィリピンで過ごす事に決めた男のつぶやき
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2021年10月29日 徒然なるままに

2021-10-30 17:07:03 | 徒然なるままに

2021年10月29日 徒然なるままに

2021年10月29日 徒然なるままに

 

 日本のロケット技術について。 日本のNASAと呼ばれる組織にJAXAがある。 このJAXAを中心にロケットが打ち上げられている。 H2Aロケットと呼ばれる物がある。 生産は三菱重工が行っており、10月26日に44回目の打ち上げが行われ、無事に「みちびき」と言う衛星を軌道に載せ成功した。 44回打ち上げ43回成功している。 成功率は95%を達成し、国際水準までレベルが上がっている。

 

 「みちびき」とは日本製のGPS衛星。アメリカのGPS衛星と「みちびき」のデーターを合わせる事で、精度は遥かに高くなり、誤差は専用受信機を使う事で6㎝に向上できる。

 

 H2Aロケットは4トンから6トンの衛星を打ち上げる事が可能で、同時に複数の衛星の打ち上げも可能である。2018年10月29日には40号機を打ち上げ、DIWATA-2Bと言う東北大学のフィリピン向け災害監視・天然資源観測衛星も打ち上げに成功している。

 

 H2Bロケットは、「コウノトリ」と言う宇宙船を打ち上げている。「コウノトリ」は宇宙ステーションISSへ必要な物資を運んでいる。 過去に9回打ち上げし、全て成功している。H2Bロケットの運用は終了した。

 

 イプシロンロケットは比較的小型人工衛星を打ち上げる為に開発されたロケットで、過去4回の打ち上げが行われ、4回とも成功している。 比較的小型なロケットである為、ロケットの製作期間も1年以内と短い。 費用も30億円程度と言われている。 JAXAとIHIエアロスペースの共同開発のロケット。

 

 新しいロケットとして、H3の開発が進んでいる。開発はJAXAと三菱重工が進めている。ロケットは新たなビジネスとして安全性とコスト、ペイロード(積載重量)が重要となっている。

 

 アメリカにはファルコン9と呼ばれるロケットがあり、2010年6月の初号機打ち上げから60回成功している。 成功率は98.45%である。アメリカのスペースX社により開発され、商業用ロケットとして打ち上げられている。 ファルコンの名前は映画、スターウォーズのミレミアム・ファルコンが由来だそうだ。

 

今日はここまで。


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