2021年9月4日のまにら新聞から
9月4日のまにら新聞から
ドゥテルテ氏単独で出馬も 副大統領選 ゴー氏が発言
最大与党PDPラバンからの大統領候補出馬要請を辞退したゴー氏は2日、「ドゥテルテ氏はペアとなる大統領候補がいなくても副大統領選に出馬するだろう」と発言、同党が大統領候補を擁立しない可能性に言及した。一方、サラ氏は自身のフェイスブックで声明を発表。ゴー氏の他に、ガチャリアン上院議員(与党・民族主義者国民連合)やテオドロ元防衛相からも副大統領候補としてサラ氏とペアを組みたいと打診があったと明かした。3日付英字紙トリビューンなど各紙が報じた。
ゴー氏は「コロナ禍との戦いに専念したい。大統領の席は全ての人に開かれている」と自身の出馬を改めて否定。他方、ドゥテルテ大統領について「麻薬、犯罪、汚職との戦いを続けるため副大統領選に出るだろう」と語った。また、サラ市長に対しペアで副大統領に出る申し入れを行ったことを認めた上で「サラ氏が大統領選に立候補し、かつドゥテルテ氏が副大統領選に出ない場合のみ、副大統領選に出る意図だった」と説明した。
一方、サラ氏は、「ロムアルデス与党院内総務かアンガラ上院議員(フィリピン民主の戦い)をサラ氏のペアに推すグループもあると聞いた」とも述べた。
「アイミー・マルコス氏はサラのペアとなろうとダバオ市に通っている」との大統領の発言については「真実ではない。アイミー氏が来たのは誕生日の挨拶のときだけ」と否定。ボンボン・マルコス氏とペアを組む可能性については「そういう記事を読んだことがあるだけだ」とした。
アイミー氏はサラ氏と弟のボンボン氏とのペアを「天が合わせたペア」と言い表したが、ボンボン氏自身は29日までに「大統領選への出馬の選択肢も排除しない」と発言。PDPラバン内のクシー、ピメンテル両派を含め多数の与野党議員と接触しているという。(竹下友章)
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