在フィリピン日本国大使館 ph@mailmz.emb-japan.go.jp tricorn.net 経由
【ポイント】
●1月30日(スイス時間),世界保健機関(WHO)は,中国河北省武漢市における新型コロナウイルスの拡大が,「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると発表しました。
●フィリピン当局は,中国本土とその特別行政区からの入国を禁止し,また,フィリピン人及び永住許可を保有する外国人は,14日間の検疫を受けることを条件に入国を認めることを発表しました。
●邦人の皆様におかれましては,フィリピン保健省による注意事項等を守りつつ,引き続き冷静に最新の情報の入手に努めてください。万一,発熱や喉の痛み,咳等の症状がある場合には,早めに医療機関で受診するようにしてください。
フィリピンにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在フィリピン日本国大使館
1 1月30日(スイス時間),世界保健機関(WHO)は,中国河北省武漢市における新型コロナウイルスの拡大が,「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当すると発表しました。また,2月2日,フィリピン保健省は,2月1日に初の死亡(中国からの渡航者)が確認されたと発表しました。
2 フィリピン入国管理局は,中国本土とその特別行政区(香港,マカオ)からの入国を禁止し,また,フィリピン人及び永住許可を保有する外国人は,14日間の検疫を受けることを条件に入国を認めることを発表しました。
3 フィリピン内務地方自治省の1月31日の発表では,国際空港を管理する地方自治体は,新型コロナウイルスの影響を受ける国からのフライトについては,入国管理局と空港当局と調整しなければならないとしています。フライトが変更又は中止される可能性が考えられますので,運行状況については各航空会社に確認願います。
4 邦人の皆様におかれましては,フィリピン保健省からの以下の注意事項等を守りつつ,下記リンク先等から引き続き冷静に最新の情報の入手に努めてください。万一,新型コロナウイルスに感染のおそれがあり,発熱や喉の痛み,咳等の症状がある場合には,あらかじめ医療機関に電話連絡してから,早めに受診するようにしてください。
(1)手洗いを励行する。
(2)農場や野生の動物に無防備に接触しない。
(3)咳をする際にはティッシュ等で口周りを覆う
(4)風邪やインフルエンザ様の症状がある人物との濃厚接触を避ける。
(5)食物の加熱調理を徹底する。
【関連情報リンク先】
●フィリピン保健省:https://www.doh.gov.ph/
新型コロナウイルス関連ホームページ:https://www.doh.gov.ph/2019-nCov
●フィリピン入国管理局:http://immigration.gov.ph/
・2月2日付けプレスリリース:http://immigration.gov.ph/images/News/2020_Yr/02_Feb/2020Feb02_Press-B.pdf
●フィリピン内務地方自治省:https://dilg.gov.ph/
●外務省(フィリピンの主な医療機関のリスト):https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/phili.html
(新型コロナウイルスに感染のおそれのある人は,あらかじめ医療機関に電話連絡してから早めに受診するようにしてください。)
●厚生労働省(新型コロナウイルス)関連ホームページ:
・https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
・https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
(問い合わせ窓口)
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, 1300, Philippines
電話: (63-2) 8551-5710
FAX : (63-2) 8551-5780
ホームページ: https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7F, Keppel Center, Samar Loop cor. Cardinal Rosales Avenue, Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話: (63-32) 231-7321
FAX : (63-32) 231-6843
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