今年の大きな目標であった、本の作成はなんとかクリア出来た。
自宅で印刷して、自分で制作する。
この方法が私には似合っているのかな。
気軽に制作出来るフォトブックにも挑戦してみた。写真という記録の蓄積も相当な量があり、選定する難しさを体験した。
そして、本に関するワークショップやイベントも開催出来て、今年の目標は無事クリアした。
春の作品展で来場者に展示作品のお話を制作してもらった。昨日その本をパソコンと戦いながら制作し、(少し簡易になってしまって申し訳ないが)今日発送する。不思議なことに絵から受ける印象は、ほとんど変わらず、大筋はみんな同じお話になっていた。
いつも美術家の方が作品展に来られた時に、説明を断り他の方にお話をしているのもいぶかしがられる。説明では無く、私は絵を会話のツールとして使用しているだけなんだ。説明をしなくても、大筋はその趣旨を外れていないのだと、今回の作品展で確認はできたけれど、私は話すことをやめないだろう。
表現するものは、私自身。話す事でその作品は大きくその方達の中で、私と作品が重なっていく。それが完成形なんだ。
もうすぐ個展がまたやってくる。
そして、私は喋る。