先日、ジークレーという高級な紙で印刷をされている会社の方とお話をする機会があったので、少し疑問をぶつけてみた。
どうしてジークレープリントは、プリンターから出てくるのに版画というのか…と。
銅版画の工程にいろんな経験やいろんな手法を織り交ぜながら制作していくものとしたら、プリンターから出てくるものは版画と呼んでいいのだろうかと…そんなことを思っていたから。
でもその方はあくまで手法の違いで複製されたものは全部版画だ!!!と言われた。
では、自宅のプリンターから出したポストカードは版画なのか?
銅版画は版から写し取られた作品しかない…原画は銅板なのか?
なんだかややこしい。
写真も絵も版画も…もうパソコンが使える人の世界になるのだろうか。
ちょっとさみしいのは、新しいことに追いつけないからかもしれない。
先日、制作した版画は澄んだ青色のインクで刷った。
この透明感は銅版画にしか出せないとおもっているけど、きっとそのうちプリンターから出てくる世の中が来るんだろうな…。
ポストカードは自宅で印刷している。
以前、イベントで印刷やさんとお話したときに、インクジェットのほうがずいぶんきれいだと聞いていたから。
私は顔料のプリンターしか使用しない。
屋外のイベントに行くことも多く、湿気や日光が作品に及ぼす影響が気になるから。
だからどこに行っても顔料のプリンターしか目に入らない。
週末にE社の展示会に行ってきた。
紙やさんもくるというので、プリンター用紙とプリンターの関係やインクのこと、モニターのこと、たくさん質問事項を携えて。
行ってよかった~。疑問が次々と解決!
それは良かったのだけど、素敵に印刷された作品を見てどんどん新しいプリンターに引き込まれる。
そう、相手の手中にはまったという事です。
そろそろプリンターのヘッドが限界のこのごろ…そんな時にこんな作品を見せられるなんて。
いやいや見に行くなんて…。
そう今までの用紙よりさほど高くないが高級な紙やめっちゃ高級な紙を少量買ってきた。
いざ家でプリントしようと思ったら、なんと効果を得るための表現は一番あたらしいプリンターしか出来ないではないですか。
それでも自宅のプリンターで使用できる紙もあるので、ぼちぼち使用しながら、制作に取り掛かろうと思います。
昨日のふみの日市(神戸中央郵便局)は無事終了しました。
郵趣会の方たちの切手大盤振る舞いに感激して、
オーストラリアの使用済み切手を何枚か頂きました。
毎月、ふみの日には来られているみたいですよ!
カバーという、記念切手と発売日の消印と、素敵なスタンプがついた用紙や封筒がきちんとファイルされていて、
フランスの昔の素敵な凹版の作品にもふれられて、昔少年だったおじ様たちの未だに目を輝かせながらの力説に圧倒されました!
楽しかった~!!!
ですが、イベント自体は、郵便局にこんなに人が来ないんだと、びっくりしながらの一日でした。
さて次のイベントは11月です。
1日の楠公さん。そして22日・23日の横浜、29日のハンキーパンキー食堂さんの手作り市です。
あっという間の1年になりそうです。
さぁさぁ、せっせとうさぎさんを制作しなければ…
お友達に頼まれてカバの指輪を作ることになった。
喜んでもらえたらいいな~。
フェルトで立体なんて初めてだし、作り方も教わったわけじゃない。
でもなんとか形になって良かった。
絵を描くほうが何十倍も早かったけど。
でもなんだかフェルトは気持ちいいね!
みんながはまるの分かるような気がする。
これからの季節にぴったり。
つぎは何作ろうと思うと、楽しくなる。
もう決めてるんだ~大作です!いきなりですが。
そうそう明日は23日ふみの日市ですよ~。
きっとゆったりまったりしながらの一日なので、フェルトちくちくしてると思います!
遊びに来てくださいね。
ちなみにフェルトは販売していません。
神戸中央郵便局1Fフロアです。
来年の干支。ひつじにはちょっと思い入れがある。
弟の干支だった。
だからなのだろうかひつじを描く姿勢はまっすぐにその子を見つめる。
愛情を込めて。
いやいやそれ以外も描いているときはみんな友達だから、その子達が笑顔で誕生してくれることを楽しみに描いている。
何も無いところに彼らが現れてくれると、こっちまで元気になる。
だけど来年はひつじ年。
思いっきりひつじを制作しよう!