え！？ぎっくり腰

今度も、ぴーちゃんではありません。
前回は母親でしたが、今回は弟です。
一昨日の午後、弟が「さっき、やっちゃった」と言って、突然やって来ました。
その姿を例えるなら、原始人です。
腰を引いて、膝を曲げ、がに股で、ゆっくり歩いて来ました。
「ギックリしたのか！？」と尋ねると、「うん…」と弟。
なんでも、仕事中に荷物を持ち上げようとして「ギクッ」としちゃったみたいです。
「ちゃんと膝を曲げないで、伸ばしたまま持ち上げちゃったんだよなぁ…」と反省してました。
ぴーちゃんは患者さんの治療中だったので、、とりあえず弟の治療は合間を見てということに。
診てみると、痛みのために体幹動作はダメ。どう動いても痛いようです。
仕方ないので、痛めた側の腰を上にして、横向きで治療することに。
「ギックリ腰」と言ってもかなり重症の部類です。
筋筋膜性腰痛なのか、椎間関節性腰痛なのか、どちらなのか考えつつ治療開始。
ぴーちゃんはここで、せっかく来た新鮮例なのだからと思い、前回の母親の時とは違う方法でアプローチすることに。
弟の話と、触診の所見から、どうやら痛めたのは腸腰筋と大腰筋らしいと見当をつけ鍼治療。
今回は最初から低周波鍼通電をかけました。その時間およそ20分。
その間に患者さんの治療を終えて、再び弟。
20分の低周波鍼通電の直後効果はというと…？？
「おっ！真直ぐ立てるぞ！！」でした。
痛みの強さはといえば、半減したみたいです。
トドメを刺そうかと思いましたが、調子に乗るのはやめて、その日は終了。
昨日の午前中も、引き続き鍼治療してみました。
弟によれば、一昨日の痛みに比べれば半分以下になったとのこと。
また横向きで、痛めたと思われる筋肉に低周波鍼通電。
治療終了後は「おぉ、８割り引きくらいだね！！」とのことでした。
これで概ね鍼灸治療は終わりです。
本当は、今日も仕上げに治療する予定でしたが、痛みが取れたのか、はたまた寝坊したのか、とうとう弟は来ませんでした。
今度、弟が来た時に、最終的な治療結果はどうだったのか、聞いてみなければなりませんね。
次は父親がギックリ腰を起こすんじゃないかと、密かに心配（期待？）している、ぴーちゃんなのでした。
今日はここまで。