主人が入院中に後から入院されてきたお年寄り(おじいさん)がいます。
奥さんが暗い顔して付き添っておられます。その会話。
おじいさん 「おまえかわいそうやの。ごはん分けてあげたいんやけど、
わしも食べて元気にならんとあかんしの。」
おばあさん 「・・・・・・・・・」
おじいさん 「おまえ大変やの。今まで書類書くの全部わしがやっとったからの。」
おばあさん 「・・・・・・・・・」
おじいさん 「おまえ、帰り遅うなったら、食べんの大変やの。
帰りになんか買って帰ったらどうや。」
おばあさん 「そんな気にならんわ。食べる気おこらんわ。」
奥さんは放心状態。病気のことや先のことを考えたら不安で不安で、
仕方ないんでしょう。途方に暮れておられます。
よくわかります。
夕食
Mameshiba
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>病人さんの方が、こんなに気をつかっていたんじゃ、治りも遅くなるかもしれませんね。
そう言われてしまうことが多いと思いますが、
これはこの人の性分で、気を遣うことをやめてしまったら、
かえっておかしくなってしまうかもしれませんねえ。
>しかし、老いた身には堪える会話でした。
カーテンの向こうの病人さんとご家族の会話が、どうしても聞こえてしまうんですよね。
聞くつもりはなくても。
けっこう辛くなることもありますね。それどころじゃないのに。
>おもいやりも度がすぎると逆効果になるのでは・・・
この人、看護師さん達にも「すいませんのお」「もうしわけないですなあ」を連発しておられ、
さすがに看護師さん達も苦笑してました。
>奥さんのほうが心配になります。
私も、老夫婦お2人だけだったら大変だろうなあと心配しましたが、
後日、息子さんが来られたのでほっとしました。
病人さんんの方が、こんなに気をつかっていたんじゃ、治りも遅くなるかもしれませんね。
しかし、老いた身には堪える会話でした。
おもいやりも度がすぎると逆効果になるのでは・・・
奥さんのほうが心配になります。