マヨナカの喫茶店。

ヤプログから引越ししました(*´∀`*)

生きる。

2005-06-10 13:23:05 | ∮独り言の小箱∮
今朝、いつものようにめざましTVをつけていたら
どこかの住職さんがお辞めになるということで
あやぽんがライブでいろいろ質問をしていた。

アタシは無宗教だし、ぞろぞろお話を聴きに行く人々の映像を見ながら
「ほー。」としか思わなかったんだけど。

あやぽんとのお話のやり取りに、思わず聞き入ってしまった。

岩手のお寺の住職さんである「瀬戸内寂聴」さん。 
女性 82歳(・・・だと思う) 若くて、とてもかわいい感じ。

ご主人と子供を捨てて駆け落ち、波乱万丈の人生。
作家としていろいろな賞を受賞されている、温かい言葉たち。

早速、寂聴さんの本を検索してしまいました。

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瀬戸内 寂聴 ~生きる言葉より~

世の中は大きな編み物と思ってください。
編み物は一目一目編んでいきます。

編み物の目が、右の目と左の目と、上の目と下の目と、
ずっとつながっているから次から次へとつながって
あたたかいマフラーや素敵なテーブル掛けになるのです。

あなたはその編み物の一目なのです。

虫に食われたりしたら大変です。
上下左右たくさんの編み目に迷惑をかけてしまう。

小さくても自分がしっかりとした一目でいること。
小さくてもあなたの存在は大切なのです。

しっかりなさい。



瀬戸内寂聴 著

温かくて、強い言葉だと感じました。