今月2度目の国立劇場での『開幕驚奇復讐譚』へ。
今回は、特別席とお値段はり込んだセンター前方です。
前回この舞台の流れや役者さんの立ち位置チェック済ですから・・
今回は、まさに私自身の見たい箇所にズームインです。
(それで・・実は次回又遠目観劇で全体を・・って、菊五郎劇団の菊五郎による新しかったり復活狂言の場合、初回は時にここイマイチ~なんだよねえ・・なんて思ったり、そこもっと矛盾ないようにして欲しいけど・・歌舞伎だもんなぁ、なんて思いながら数回見るのが常です。)
今回の舞台宙乗りに関してははやり前方は、見づらいです。
一方だけでも見づらい前方ゆえ両サイドをみるなんて1度には到底無理。
前回見ておりますから・・そこは、自分の好みで見ておりました。
そして上からでは味わえない?せりでの引込み場面。ちょっと姿勢をおとしてますと・・役者さんがちょうど舞台から視線が消えていく時に視線があっているように思えるのがおもしろくて・・2幕目はめったに観劇時にしない姿勢を後ろに引かれるようなかんじで舞台や天井方面みておりました。
さて・・話は、最初に戻り・・劇団☆新幹線をみた時に最初のインパクトがまず照明!!客席に向けての明るい照明が印象にのこっていますが・・
今回のこの公演も最初が・・、定式幕や緞帳をつかわず、暗い客席。
そこに登場するのは、黄金に輝く京都で有名な建物。
それを表現するのに客席にぱ~っと黄金色(黄色ですけど)のライトがあたるのです。
ここ1階席は強烈ですね。思わず、まぶしい!!なんなんだ?こりゃ。って
手でひかりを覆いたくなるようなかんじ。
そしてセリから・・じゃじゃんと登場!!これがまた中心人物らしき奴・・後ろ向き~。って
言葉にしたらたいしたことないかもですけでど・・
インパクト今回は大きいです。
その後前回は提灯か?ッテ見えた、首から上2名なまななましくて面白い。
こうみえるのか、1階だと・・って、見え方の違いから印象も変わって受け止められることに感心。
そして今回は、やはり各登場人物の細かい表情・・といっても私の見たい人UPで表情をみていました。
もちろんメインの登場人物もありますが、脇に座っている方々だったり、とおりすがりの人までも。
楽しいかったです。
その分、物語構成としては、上から見たほど見てなかったと思います。
悪の魅力を放つという荷二郎などは・・おかる勘平の勘平のようなかっこよさもあり
すし屋のいがみの権太のようなもどり・・で、
実は・・という「もどり」と呼ばれるどんでん返し場面がでてくるのがカッコいい場面でもあります。
一方小六の仕草がふと・・富樫にもこんなシーンがあるなあ。なんて思ったり、
この間は地で無精ひげはやしていた青年・・今回は化粧かしら?
あら・・っといろいろみていました。
その分前回長く思えた場面も・・今回は感じることなく楽しんでしまいました。
曲亭馬琴=作『開巻驚奇侠客伝』より
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸課=脚本
通し狂言 開幕驚奇復讐譚 五幕十場
発端 新田貞方討死の場
序幕(相模)箱根賽の河原の場
底倉温泉藤白家浴館の場
二幕目(大和)吉野山奥草庵の場
三幕目(伊勢)上多気宿街道筋の場
同 旅籠屋の場
同 店先の場
飼坂峠の場
四幕目(河内)千剣破村木綿張荷二郎内の場
大 詰(山城)北山殿金閣の場
開演前には劇場ロビーに「くろご」ちゃんが歩き回っておりました。
そこでは、観劇にあたりの諸注意がいろいろかかれている可愛いペーパーを配っていま今した。
そうそうそれは気をつけて・・って思う諸注意です。
開演5分前のベルが鳴りましたらお早めにご着席ください。
携帯電話は、マナーモードに設定の上あらかじめ電源をお切りください。
上演中はお静かに
後方のお客様へのお気遣いをお願いします。
小さなお子様がお声を立てたり泣かれた時はロビーにてお休みくださいとか・・
全部で9つの注意書き。
こういうことって・・なかなかわからなかったりもするのでおせっかいのようでもいいことだな。って眺めておりました。
今回は、特別席とお値段はり込んだセンター前方です。
前回この舞台の流れや役者さんの立ち位置チェック済ですから・・
今回は、まさに私自身の見たい箇所にズームインです。
(それで・・実は次回又遠目観劇で全体を・・って、菊五郎劇団の菊五郎による新しかったり復活狂言の場合、初回は時にここイマイチ~なんだよねえ・・なんて思ったり、そこもっと矛盾ないようにして欲しいけど・・歌舞伎だもんなぁ、なんて思いながら数回見るのが常です。)
今回の舞台宙乗りに関してははやり前方は、見づらいです。
一方だけでも見づらい前方ゆえ両サイドをみるなんて1度には到底無理。
前回見ておりますから・・そこは、自分の好みで見ておりました。
そして上からでは味わえない?せりでの引込み場面。ちょっと姿勢をおとしてますと・・役者さんがちょうど舞台から視線が消えていく時に視線があっているように思えるのがおもしろくて・・2幕目はめったに観劇時にしない姿勢を後ろに引かれるようなかんじで舞台や天井方面みておりました。
さて・・話は、最初に戻り・・劇団☆新幹線をみた時に最初のインパクトがまず照明!!客席に向けての明るい照明が印象にのこっていますが・・
今回のこの公演も最初が・・、定式幕や緞帳をつかわず、暗い客席。
そこに登場するのは、黄金に輝く京都で有名な建物。
それを表現するのに客席にぱ~っと黄金色(黄色ですけど)のライトがあたるのです。
ここ1階席は強烈ですね。思わず、まぶしい!!なんなんだ?こりゃ。って
手でひかりを覆いたくなるようなかんじ。
そしてセリから・・じゃじゃんと登場!!これがまた中心人物らしき奴・・後ろ向き~。って
言葉にしたらたいしたことないかもですけでど・・
インパクト今回は大きいです。
その後前回は提灯か?ッテ見えた、首から上2名なまななましくて面白い。
こうみえるのか、1階だと・・って、見え方の違いから印象も変わって受け止められることに感心。
そして今回は、やはり各登場人物の細かい表情・・といっても私の見たい人UPで表情をみていました。
もちろんメインの登場人物もありますが、脇に座っている方々だったり、とおりすがりの人までも。
楽しいかったです。
その分、物語構成としては、上から見たほど見てなかったと思います。
悪の魅力を放つという荷二郎などは・・おかる勘平の勘平のようなかっこよさもあり
すし屋のいがみの権太のようなもどり・・で、
実は・・という「もどり」と呼ばれるどんでん返し場面がでてくるのがカッコいい場面でもあります。
一方小六の仕草がふと・・富樫にもこんなシーンがあるなあ。なんて思ったり、
この間は地で無精ひげはやしていた青年・・今回は化粧かしら?
あら・・っといろいろみていました。
その分前回長く思えた場面も・・今回は感じることなく楽しんでしまいました。
曲亭馬琴=作『開巻驚奇侠客伝』より
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸課=脚本
通し狂言 開幕驚奇復讐譚 五幕十場
発端 新田貞方討死の場
序幕(相模)箱根賽の河原の場
底倉温泉藤白家浴館の場
二幕目(大和)吉野山奥草庵の場
三幕目(伊勢)上多気宿街道筋の場
同 旅籠屋の場
同 店先の場
飼坂峠の場
四幕目(河内)千剣破村木綿張荷二郎内の場
大 詰(山城)北山殿金閣の場
開演前には劇場ロビーに「くろご」ちゃんが歩き回っておりました。
そこでは、観劇にあたりの諸注意がいろいろかかれている可愛いペーパーを配っていま今した。
そうそうそれは気をつけて・・って思う諸注意です。
開演5分前のベルが鳴りましたらお早めにご着席ください。
携帯電話は、マナーモードに設定の上あらかじめ電源をお切りください。
上演中はお静かに
後方のお客様へのお気遣いをお願いします。
小さなお子様がお声を立てたり泣かれた時はロビーにてお休みくださいとか・・
全部で9つの注意書き。
こういうことって・・なかなかわからなかったりもするのでおせっかいのようでもいいことだな。って眺めておりました。
新聞評は歌舞伎味が足りないとかありましたが、ないまぜや時事の要素がありながら、馬琴らしい怪奇といなせな雰囲気で絵草紙をめくるようでした。
菊五郎さんの国立一連の復活狂言はあまり印象薄いのですが、今回のはうまくまとまっているように感じました。
時蔵さんの場当たり的生き方な長総が楽しかった。
名古屋でしゃちほこを再演した時も、どんな話だったけ?
宙乗りと本水ジャブジャブしか記憶にない!!って苦笑いしてしまいました。
私は今回若手(?)亀サブくんと松也くんのコンビが可愛くって楽しかったです。
松也君は今後どこへいくんだ~って思いながら。