花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

天守物語 2回目なれど

2011年11月19日 | きまま
芝居は、ライブゆえ日によっても感じ方はかわるものだけれど
見る場所によっても感じ方はずいと変わるもの。
本日は能楽堂でいうなら脇正面ってところ。

見に行った最大目的(?)坂元健健児さんのお顔を正面でみるそんなことが出来た席でした。
そのほかにはやはり舞台となる天守閣に登ってくる人間達の様子が分かるってことでしょうか?

初日に比べて、この舞台が幻想的な感覚が薄れて台詞回しも妖怪と人間というものでなく
現世のそこぞかの国・・市井とまでいっていないものの、
ミステリアス度が、減って、わかり易くなっているように思いました。

動きも天守閣の姫&禿以外なにか下世話っぽいどたどたしたかんじ。

もっと会話にも昭和初期のおっとりとした美しさがほしい気がするのだけれど、
ほとんどが、昨今の女子会話のイントネーション・テンポに。
動きも日本の能や狂言のような摺り足の美しさのようなものをもっと出してもよさそうだが・・と
思ってしまったのは、脇正面からみたということが大きいのだろうか?
今回「美しさ」というものが初日にくらべ欠けてきたような・・。

それゆえか、前半の亀姫が、現代調の「もっている」といいそうな奇抜な雰囲気が、
廻りに比べて異質でなかなかよかったのだけれど、
富姫の侍従たちがおなじようなかんじになってしまって・・なにかつまらなくなってしまった。

後半は・・侍女達が、出てこなくなっているゆえ、前半のように雰囲気が変わったと言う事はなく
男女のお話で・・富姫さま、ますます凛々しい図書之助に恋して・・も
脇から駆け上がってくる図書之助がカッコいいゆえ分かるなあ・・って。

天守物語の妖艶さ、怪しさの美でなくわかり易くなってみえた2回目でした。
文字が綴られているのでははでなく、漫画やアニメの世界。
これでいいのかどうか? 

ただし今日は、私風邪を引いたのか。昨日ひどかった鼻水、くしゃみをしないよう鼻炎薬を服用したのがまずかったのかなとも思う。あれはどこか麻痺させますものね。



3時前に終わったゆえに。帰りは情報センターによってまたまた新国立の記録映像を見てきた。




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