キ~~ンと冷たい空気の中。
ふと見上げたら
あ~らまん丸お月様。
昨日が満月でしたので厳密に言うとまん丸・・・ではありませんが・・。
冬になるとやっぱり空気が澄むんでしょうか。
星も月も何だかとっても綺麗です。
さてさて。
映画俳優イ・ビョンホンと揺ちゃん。
今日はやっと二人が出会います。
きっと月と星がまたたく空の下・・・
ソウルの美しい夜景に包まれて・・・
明洞聖堂でプロポーズ・・・
・・・すると思ってた人
は~いは~い。
残念っ!
手を上げた人・・ミンチョルにやられすぎです。(爆)
ああ・・プロポーズさせないでよかった~
させないでよかった理由は
コチラ。ブックマークから行ってきて下さいませ~
lotusruby さん現地レポの衝撃映像を是非。
(まだ上がってないかも。待っててね)
昨晩問題発生を告知された時はどうしようかと・・
映画館が潰れてる・・とか言われたらどうしようか・・
とかビビッてました。とりあえず映画館は無事だったので彼らは会える。
・・・ホッ
・・というわけで。
まあ、所詮創作なんですけど。
一応映画の時間とかホテルとか調べられるものは極力現実に近づけて書いておりますゆえ。
ちょっと残念。
明洞聖堂のHPも何度も見たんですけどね。
そうそう。映画もね。ご存知のとおり私は未見なわけで。
本日部分は揺に感想を語らせ・・・
彼に思い入れを語らせないと話にならないわけで・・・
見てきた皆さんの感想をちょこちょこ参考にしながら書いております。
本当は自分の目で確かめてから書きたいんですけどね。
待ってたらクリスマス終わっちゃうもんで。
ですので微妙な部分ご理解くださいませ。
しかし・・私予知能力があるのかな。
どうもlotusrubyさん曰く「目が痛くなる」らしい。
私もね。何だか目が痛くなるような気がして・・。
揺にそう言わせてます。
是非lotusrubyさんの辛口批評を読んで石投げてきてください。(爆)
・・・でも二日目は彼にドロドロだったみたいだから・・
お手柔らかにしてあげてくださいね。
ではではまいりましょう。
今日から超ですよん。
Seat warming story 《3》
場内が明るくなる。
すすり泣く音があちこちで聞こえる。
席を立つ観客は皆満足げに見えた。
揺は席にじっと座ったまま帰っていく観客を見送っていた。
スクリーンに映っていたのはいつも自分の傍にいる彼ではないことを今更ながら痛感していた。
そうだ。
ソヌを観た時もインウを観た時もテジンを観た時もミンチョルを観た時も彼を感じたことはなかった。
傍にいる彼を観て誰かを思い出すことはあっても誰かを見て彼を思い出すことはない。
彼の中にソギョンはいるがソギョンの中に彼はいない・・・
彼は見事に別な人の人生を生きていた・・・・。
彼の完璧な仕事に言葉が見つからない。
もちろんストーリーも映像もセリフの巧みさも。
ここまで来た甲斐があった・・。
揺は彼に会えないとわかっていながらも今日ここに足を運んだのは正しい判断だったことを確信していた。
ふと気づくと回りには誰もいない。
彼女は慌てて席を立った。
この想いを彼に伝えたい・・揺はそう思い携帯を手に取った。
切っていた電源を入れる。
発信ボタンを押そうとしてふと我に帰る。
こんな夜中。
しかも来ていることは彼に内緒だったっけ。
苦笑いをして携帯をポケットにしまい彼女はロビーに向かった。
ずっと息を潜めて場内の空気を伺っていた。
自分が「ここは」と思っていたところで観客がどう反応するか。
笑いどころ、泣き所、気になっていた不安な部分、監督にさえばれないようにこっそりと仕込んだ仕掛け。
みんな反応してくれるのか・・・じっとスクリーンと場内を見つめていた。
ここぞというところで反応が感じられると無性に嬉しい。
確かな手ごたえとともに身体の中で血が沸き立ってくるような興奮が押し寄せる。
俺はやはりこの一瞬のために映画を撮り続けるに違いない・・・そう思うほど心地よい瞬間・・・。
エンドロールが流れ、場内が明るくなった。
キャップを目深にかぶり場内の人影が消えるまで寝たふりをしてやり過ごす。
あたりに人の気配がなくなり彼はおもむろに席から立ち上がった。
ふと正反対の隅の席にまだ人がいることに気がつく。
人影は自分と似たようなキャップをかぶっていた。
女の人?・・・こんな時間に。
しかも一人で。少し気になる。
彼女を残し近くの扉からビョンホンはスクリーンの外に出た。
興奮がまだ収まらない。
胸が高鳴る。
そしてその興奮の中で彼は揺を思い出していた。
この興奮を彼女に伝えたかった。
彼女の声が聴きたい何故かそう思った。
彼女を壊れるくらい抱きしめたいと思った。
そして携帯を取り出し電話をかける。
ロビーに人影はない。
従業員も今空いたスクリーンの清掃をするためにドアの中に吸い込まれて行った。
彼が呼び出し音を聞きながらふと目をやると
従業員と入れ替わりにスクリーンに続く扉から出てきたのはさっきの女性。
そして人気のないロビーに突然「ロマンス」が流れた。
慌てて携帯を出す彼女
「もしもし・・・」
彼女の声がロビーに響く。
目が合った二人。
驚いた表情のまましばらく見つめ合って動かなかった。
そしてどちらともなく笑い出す。
そしてゆっくりと歩み寄る。
「来ちゃった・・」
そう言って照れくさそうに舌を出した揺をビョンホンは思い切り抱きしめた。
少し早めのクリスマスイルミネーションで美しく飾られた明洞の街を並んで歩く二人。
「しかし・・よく来たね。」
「だって、あなたが『見たかったら早くこっちにおいで』っていうから。
早くしないとクリスマス終わっちゃうし」
と揺。
「知らなかったな。いつから東京とソウルは30分で行き来できるようになったの?」
ビョンホンは笑いながら言った。
「ん?今日から」揺はそう笑って答えた。
「全く・・・でどう?映画の感想は?」
「・・・・・・胸が苦しくて。目が痛くて。・・好きだな。私。
文句なしにとってもいい映画だった。
あなたがああなった理由がわかったわ。」
「ああなったって・・・どういう意味?」
「映画にあなたを捕られちゃったってこと。
犬小屋の前のあなたはあなたじゃなくてソギョンだったな・・・って今思い出すとわかるの。
私今日スクリーンの中であなたに会えるのをちょっと期待していたのよ。
でも、あそこにはユン・ソギョンしかいなかったわ。
あなたはいなかった・・・。
でもいなくて良かった。
会えなくてほっとして。でもすごく寂しくて・・・そしたらあなたが外にいたの。
言ってる意味・・・わかる?」
「わかるようなわからないような。でもすごく誉めてくれている気がする。」
「うん。あなたは最高の俳優よ。よかったね。素敵な作品にめぐり合えて。」
「ああ。」
ビョンホンはそういうと揺の冷たくなった手をぎゅっと握った。
「しかし綺麗ね・・・
夕方明洞聖堂に行った時はあなたとこうやって街を歩くことなんてないだろうなって思ってたのに。
今こうやっているのが夢みたいだわ。」
揺は周りのイルミネーションを眺めてそういうとビョンホンの腕にそっとしがみついた。
「夢じゃないさ・・試してみる?」
彼は悪戯っぽく笑うと揺をオフィスビルの大きな柱の影に引き込んだ。
そっとあたりをうかがう。
そしてにっこりと微笑むと揺にそっと口づけた。
「ほら。夢じゃないだろ。」と彼。
「ううん。夢かも。だって夕べの夢の中のあなたはもっと凄かったもの」
悪戯っぽくそういう揺に呆れたような笑顔を向けながら彼は言った。
「じゃ、もっと凄いのしよう」
そして彼は揺をぎゅっとぎゅっと強く抱きしめた。
ふと見上げたら
あ~らまん丸お月様。
昨日が満月でしたので厳密に言うとまん丸・・・ではありませんが・・。
冬になるとやっぱり空気が澄むんでしょうか。
星も月も何だかとっても綺麗です。
さてさて。
映画俳優イ・ビョンホンと揺ちゃん。
今日はやっと二人が出会います。
きっと月と星がまたたく空の下・・・
ソウルの美しい夜景に包まれて・・・
明洞聖堂でプロポーズ・・・
・・・すると思ってた人
は~いは~い。
残念っ!
手を上げた人・・ミンチョルにやられすぎです。(爆)
ああ・・プロポーズさせないでよかった~
させないでよかった理由は
コチラ。ブックマークから行ってきて下さいませ~
lotusruby さん現地レポの衝撃映像を是非。
(まだ上がってないかも。待っててね)
昨晩問題発生を告知された時はどうしようかと・・
映画館が潰れてる・・とか言われたらどうしようか・・
とかビビッてました。とりあえず映画館は無事だったので彼らは会える。
・・・ホッ
・・というわけで。
まあ、所詮創作なんですけど。
一応映画の時間とかホテルとか調べられるものは極力現実に近づけて書いておりますゆえ。
ちょっと残念。
明洞聖堂のHPも何度も見たんですけどね。
そうそう。映画もね。ご存知のとおり私は未見なわけで。
本日部分は揺に感想を語らせ・・・
彼に思い入れを語らせないと話にならないわけで・・・
見てきた皆さんの感想をちょこちょこ参考にしながら書いております。
本当は自分の目で確かめてから書きたいんですけどね。
待ってたらクリスマス終わっちゃうもんで。
ですので微妙な部分ご理解くださいませ。
しかし・・私予知能力があるのかな。
どうもlotusrubyさん曰く「目が痛くなる」らしい。
私もね。何だか目が痛くなるような気がして・・。
揺にそう言わせてます。
是非lotusrubyさんの辛口批評を読んで石投げてきてください。(爆)
・・・でも二日目は彼にドロドロだったみたいだから・・
お手柔らかにしてあげてくださいね。
ではではまいりましょう。
今日から超ですよん。
Seat warming story 《3》
場内が明るくなる。
すすり泣く音があちこちで聞こえる。
席を立つ観客は皆満足げに見えた。
揺は席にじっと座ったまま帰っていく観客を見送っていた。
スクリーンに映っていたのはいつも自分の傍にいる彼ではないことを今更ながら痛感していた。
そうだ。
ソヌを観た時もインウを観た時もテジンを観た時もミンチョルを観た時も彼を感じたことはなかった。
傍にいる彼を観て誰かを思い出すことはあっても誰かを見て彼を思い出すことはない。
彼の中にソギョンはいるがソギョンの中に彼はいない・・・
彼は見事に別な人の人生を生きていた・・・・。
彼の完璧な仕事に言葉が見つからない。
もちろんストーリーも映像もセリフの巧みさも。
ここまで来た甲斐があった・・。
揺は彼に会えないとわかっていながらも今日ここに足を運んだのは正しい判断だったことを確信していた。
ふと気づくと回りには誰もいない。
彼女は慌てて席を立った。
この想いを彼に伝えたい・・揺はそう思い携帯を手に取った。
切っていた電源を入れる。
発信ボタンを押そうとしてふと我に帰る。
こんな夜中。
しかも来ていることは彼に内緒だったっけ。
苦笑いをして携帯をポケットにしまい彼女はロビーに向かった。
ずっと息を潜めて場内の空気を伺っていた。
自分が「ここは」と思っていたところで観客がどう反応するか。
笑いどころ、泣き所、気になっていた不安な部分、監督にさえばれないようにこっそりと仕込んだ仕掛け。
みんな反応してくれるのか・・・じっとスクリーンと場内を見つめていた。
ここぞというところで反応が感じられると無性に嬉しい。
確かな手ごたえとともに身体の中で血が沸き立ってくるような興奮が押し寄せる。
俺はやはりこの一瞬のために映画を撮り続けるに違いない・・・そう思うほど心地よい瞬間・・・。
エンドロールが流れ、場内が明るくなった。
キャップを目深にかぶり場内の人影が消えるまで寝たふりをしてやり過ごす。
あたりに人の気配がなくなり彼はおもむろに席から立ち上がった。
ふと正反対の隅の席にまだ人がいることに気がつく。
人影は自分と似たようなキャップをかぶっていた。
女の人?・・・こんな時間に。
しかも一人で。少し気になる。
彼女を残し近くの扉からビョンホンはスクリーンの外に出た。
興奮がまだ収まらない。
胸が高鳴る。
そしてその興奮の中で彼は揺を思い出していた。
この興奮を彼女に伝えたかった。
彼女の声が聴きたい何故かそう思った。
彼女を壊れるくらい抱きしめたいと思った。
そして携帯を取り出し電話をかける。
ロビーに人影はない。
従業員も今空いたスクリーンの清掃をするためにドアの中に吸い込まれて行った。
彼が呼び出し音を聞きながらふと目をやると
従業員と入れ替わりにスクリーンに続く扉から出てきたのはさっきの女性。
そして人気のないロビーに突然「ロマンス」が流れた。
慌てて携帯を出す彼女
「もしもし・・・」
彼女の声がロビーに響く。
目が合った二人。
驚いた表情のまましばらく見つめ合って動かなかった。
そしてどちらともなく笑い出す。
そしてゆっくりと歩み寄る。
「来ちゃった・・」
そう言って照れくさそうに舌を出した揺をビョンホンは思い切り抱きしめた。
少し早めのクリスマスイルミネーションで美しく飾られた明洞の街を並んで歩く二人。
「しかし・・よく来たね。」
「だって、あなたが『見たかったら早くこっちにおいで』っていうから。
早くしないとクリスマス終わっちゃうし」
と揺。
「知らなかったな。いつから東京とソウルは30分で行き来できるようになったの?」
ビョンホンは笑いながら言った。
「ん?今日から」揺はそう笑って答えた。
「全く・・・でどう?映画の感想は?」
「・・・・・・胸が苦しくて。目が痛くて。・・好きだな。私。
文句なしにとってもいい映画だった。
あなたがああなった理由がわかったわ。」
「ああなったって・・・どういう意味?」
「映画にあなたを捕られちゃったってこと。
犬小屋の前のあなたはあなたじゃなくてソギョンだったな・・・って今思い出すとわかるの。
私今日スクリーンの中であなたに会えるのをちょっと期待していたのよ。
でも、あそこにはユン・ソギョンしかいなかったわ。
あなたはいなかった・・・。
でもいなくて良かった。
会えなくてほっとして。でもすごく寂しくて・・・そしたらあなたが外にいたの。
言ってる意味・・・わかる?」
「わかるようなわからないような。でもすごく誉めてくれている気がする。」
「うん。あなたは最高の俳優よ。よかったね。素敵な作品にめぐり合えて。」
「ああ。」
ビョンホンはそういうと揺の冷たくなった手をぎゅっと握った。
「しかし綺麗ね・・・
夕方明洞聖堂に行った時はあなたとこうやって街を歩くことなんてないだろうなって思ってたのに。
今こうやっているのが夢みたいだわ。」
揺は周りのイルミネーションを眺めてそういうとビョンホンの腕にそっとしがみついた。
「夢じゃないさ・・試してみる?」
彼は悪戯っぽく笑うと揺をオフィスビルの大きな柱の影に引き込んだ。
そっとあたりをうかがう。
そしてにっこりと微笑むと揺にそっと口づけた。
「ほら。夢じゃないだろ。」と彼。
「ううん。夢かも。だって夕べの夢の中のあなたはもっと凄かったもの」
悪戯っぽくそういう揺に呆れたような笑顔を向けながら彼は言った。
「じゃ、もっと凄いのしよう」
そして彼は揺をぎゅっとぎゅっと強く抱きしめた。
いや~ 私も早く映画が見たいよ~
彼と揺ちゃんも無事会えたし、ソウルの街も2人で歩けたし、揺ちゃん良かったね
今日から超なんでしょう。明日が楽しみで~す
フィルムツアーから帰ってきたら・・・
いやぁ~右左よりぜんぜんいいわぁ~
これから楽しみにしてま~~す
エンドロールの彼をかぶりつきで見てきたばっかなのに、彼と遥ちゃんにやられました!
lotusruby さん現地レポを拝見してなるほど、と思いつつも(これまでの映画の作品分析、シンプルなのに核心を突いているんですもの。)、脳内映像はこの二人とイルミネーション。
でも、これとホンピョがどんなふうに? いつものことながら、haruさんの仕掛けを楽しみにしておりまする。
今日は夢に二人が登場しそう、haruさん、連日のupありがとうございます。
これよ!これじゃよ!!
いや~ん!甘いわ!!コレを待ってたのよ!!
やっぱりビョンホンと揺は以心伝心なのね!!
で、コレで終わりじゃないでしょね・・・
もーちこっと甘くしてくれる??
また待ってるぞぉ!!!
うかがう。そしてにっこりと微笑むと揺にそっとくちづけた・・・」ってとこが二重丸で大好きなの。
携帯が鳴ってお互いを知るってあるよね。
そういう時って妙にうれしい・・・
今回のお話は全てわたしのツボに入りました。
ありがとさん。
今日もドキドキして眠るよ。
文句無しっ!
満点!!
朝から幸せ・・・
ところで、映画館で私の携帯は鳴らなかったし、キャップの兄ちゃんもいませんでした
彼抜きでもと30日封切り日韓国サラミに混じって映画みました。字幕が無い分もう少し時間が長くして細かくと思いました。韓国の時代背景に疎い日本人だからというのもあるかな?でも笑うポイントは笑い泣くとこはでました。1回目より2回目の方がよかった。色々な感想を皆さんお持ちでしょうが私は好きです。ツッコミどこはありますが。
ps例の件手配済です。ヨダレ垂らさないでね
で、映画が終わって私がトイレに行くと、若い女の子の二人連れが「チェミッソッソ」と会話をしてました。
すっごく嬉しくて、1人ほくそ笑んでいた私は怪しかったかも
なお二人で嬉しいです
ソウルの町もイルミネーションも期待どおりでですわぁ
映画の感想…そうだったharu様はまだ観てなかったんですよね。私ももちろん観てませんが
それなのにこんなに書けちゃうのが凄いです
まだまだなお二人に逢えそうなので、楽しみです