今回の記事では、重松清の「きよしこ」という本を簡単に紹介します。
この話は吃音に悩む「きよし」という少年が悩み、成長していく姿を描いた話になります。
「きよしこ」というのは、有名な「きよし、この夜」を「きよしこ、の夜」と間違えてしまった少年が「きよしこ」という子供が自分を訪ねてくれると信じて過ごしていたという形の勘違いによるものです。
主人公の「きよし」は、吃音に悩んでいますが、それをしっかりと乗り越えていく姿が描かれており、かなり心に刺さります。
作者の重松清自身が「きよし」に自分を重ねて書いたものであるので、私小説的な部分もあります。
本人は個人的なお話、と書いていますが。
もし気になった方は読んでみてください。
では。