関ヶ原古戦場記念館に行ったついでに
お隣にある”関ヶ原町歴史民俗資料館”へ。
関ヶ原の参戦した戦国武将の書籍や雑誌、
子供向けの学習漫画や絵本などたくさん
置いてあって自由に読めるスペースです。
漫画”井伊直政””本多忠勝”もありました。
2階の展示室では、「関ヶ原の戦い」
~天下分け目の戦い・いざ関ヶ原へ~
武者人形絵巻展が開催されていました。
全部で420展の武者人形とジオラマで、
杭瀬川の戦いと東軍、西軍の関ヶ原への
進軍の様子を描き出していました。
精巧につくられた武者人形たちが
関ヶ原の合戦の様子を語っています。
そのお隣の部屋では、関ヶ原の戦い
「甲冑企画展」~家康のライバルたち~
が開催され、甲冑が並んでいました。
「徳川家康」を中心に、過去の大河ドラマで
撮影に使用された甲冑や、解説パネルなど
いろいろと展示されていました。
大河ドラマ「天地人」や「真田丸」の撮影時に
使用された甲冑がメインのようです。
この他、関ヶ原の戦いに参戦した、主な
武将の甲冑(レプリカ)が展示されています。
”関ヶ原古戦場記念館”で展示される甲冑は、
写真撮影禁止でしたが、ここで展示される
ものは、全部写真撮影OKなのが嬉しい…。
まぁ、どちらにしてもレプリカですけどね。
”関ヶ原古戦場記念館”で見た武将の甲冑、
兜に”謎の小動物”が付いていて、それが
微妙にゆらゆら揺れているのが気になった…。
こちらにも同じ”謎の小動物”付きの兜が
ありました。この小動物は何でしょうか…?
キツネ…? イタチ…? フェレット…?
この”謎の小動物”、なぜか気になりました。
単なるアクセサリー…? いや戦場での
武将のお守り(?)だったのでしょうか…?
そういえば、高知城の歴史博物館では、
うさぎの耳のような兜があって、その兜の
レプリカを被って記念撮影した覚えが…。
こんなカワイくて立派な”うさ耳兜”被って、
戦場に行ったら、きっと目立つだろうな~。
敵も、「ワシ、あの兜、欲しい~!あの武将を
討ち取って、ウサ耳兜、奪っちゃおう…!」
…と、思うかもしれませんよ~。でも、これは
戦国の世が落ち着いてからのものらしい…。
”関ヶ原の戦い”夏休み自由研究コンテスト
作品展もありました。入賞作品の展示です。
最優秀賞は小学校5年生の男の子ちゃん…。
”島津の退き口”について調べたものです。
関ヶ原の戦いで、西軍、島津軍が
どのように戦ったか、そのすさまじい
退却戦の様子を調べ上げていました。
すごい、小学生がここまでやるの~!
きっと”歴史オタク”なんでしょうね~。
私も小学校時代、夏休みの自由研究で
”大嶋雲八”にチャレンジした思い出が…。
資料がなくて、途中で行き詰って、結局
挫折してしまった記憶があります。
おまけに、「女子がなんで戦国武将を…!
しかも、超無名な武将をやるの~!
そういうモノは、専門家に任せようよ~。
女子なら、津田梅子なんかいいじゃない…?」
…と、担任の先生に言われた記憶が…。
女子なら津田梅子か…。なるほど…。
自由研究、島津家なら資料がたくさん残され
小学生でも調べ易い面があるでしょうね~。
ちなみに島津家には、”島津の退き口”を
体験した人達による、貴重な記録が残され
興味深い話がいろいろ伝わっています。
島津軍は薩摩まで逃げる途中、食料がなくて
軍馬まで食べてしまった…、途中、大阪城で
人質になっていた、殿様の奥様とお嫁さんを
助け出し、合流してから薩摩に帰った…。
その時、忍びを使って、大阪城の内部を
偵察して、替え玉と交代させて無事救出…。
と、桐野作人さんの著書に書かれています。
帰りには、関ヶ原駅前観光交流館へ…。
戦国武将グッズの並ぶお土産コーナーです。
ここにも戦国武将の名前と家紋が描かれた
”戦国武将ロッカー”がたくさんありました。
何度捜しても推し武将”大嶋雲八”の
名前はありませんでしたが…。残念…。
さて、ロッカーの大きさは”武将の人気度”を
反映しているものではないそうです。
”武将の戦力”を反映しているものだとか…。
では次のブログ記事で、やっと…、
徳川家康ゆかりの地へ参ります…!