”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

”本能寺の変”の舞台、本能寺に行きました…!

久しぶりに京都に行って、”本能寺の変”の

舞台となった本能寺に行ってきました。

 

コロナ禍で自粛自粛だった2020年のこと、

その時に放映していたNHK大河ドラマ

”麒麟がくる”を見るのが楽しみでした。

 

 

もちろん、毎週欠かさず”麒麟がくる”を

見ていたのは、ドラマの中に、ちょっとでも

”推し武将”が登場したりしないかなぁ~。

 

93歳で関ヶ原の戦いに参戦した戦国武将、

大嶋雲八がちょっとだけ、顔をだす…!

それを期待してのことでしたが…。

 

 

弓の名手、大嶋雲八は光秀と同時代の人。

雲八さんも光秀さんと同じ頃、斎藤道三や

織田信長に仕えていたのだよ~。

それなりに活躍していたのですけどね~。

残念ながら、それはなかったです。

 

さて、”麒麟がくる”ゆかりの地は、ほとんど

見に行きましたが、クライマックスの地、

京都、本能寺には行っていませんでした

 

 

…と言うのは、”本能寺の変”があった場所は、

”今の本能寺のある場所”ではないのです。

本能寺は、今までに何回も移転しています。

 

実際に”本能寺の変”のあった場所でない…、

それなら、見に行く意味がないのでは…?

 

最初はそう考えていました。

でも、途中で考えが変わりました

お寺の宝物殿で展示される、本能寺の

歴史資料や信長ゆかりの品々を

見るのも悪くないかも…。

 

 

そこで、ちょっと出かけてみました。

本能寺は地下鉄”京都市役所前”駅を下車、

京都市役所とは道路を隔ててすぐ前でした。

 

本能寺は日蓮宗の大本山です。

寺町通の繁華街に面して門がありました。

 

信長の京都での定宿だったそうです。

武将は昔、お寺に宿泊したのですね。

 

 

本能寺は、当時、周りを高い塀と

深い堀で囲み、防御の面で優れていたので

よく信長が利用した…と、伝えられています。

 

100名あまりの兵と本能寺に泊まった信長…。

そこに1万3000人もの明智軍が

攻め入れば、ひとたまりもありません。

 

信長は自ら弓や鑓で応戦しますが、

追い詰められ、最後に寺に火を放ち、

自刃したと伝えられています。

ドラマではこのシーンが印象的でした。

 

 

驚いたことに、現在でも本能寺は、

お宿を経営しているそうです。

本能寺に隣接する”ホテル本能寺”がそれ…。

話のタネに泊まってみるのもいいですね。

地下鉄駅から近くて便利そうだし…

 

本能寺は、本能寺の変で焼失後、

秀吉の命により、現在の場所に移転。

ここには、信長の墓や本能寺の変で

亡くなった家臣たちの墓もあるようです。

 

 

宝物殿に入ります。今回の展示のテーマは

「本能寺と信長」でした。

 

信長公の書状や朱印状、家臣の甲冑、

森蘭丸の刀や、信長が持っていた茶道具、

そして、信長公の肖像画もありました。

 

これは本能寺にしかない特別な肖像画…。

信長公にひげが書かれていないのです。

ちょっと怒っているような、「くっそ~!」

…といった感じの表情に思えました。

 

 

また、”三本足の蛙”の香炉もありました。

これは”本能寺の変”が起こる前夜に

突然、鳴き出し、異変を知らせた…!

…という不思議な話が伝えられています。

中国から渡ってきた品のようです。

 

明智光秀が本能寺の変をおこした

動機は何だったか、いろいろな説があり、

今でもずっと論議されています。

 

 

原因は一つではなく、いろいろな不満が

積もり重なって、ついに爆発して、

事を起こしたのではないでしょうか…。

 

光秀にとって、信長はどのような

存在だったのか…?

今となっては、想像するのみですね

 

 

さて、本能寺に行く時、京都市営地下鉄

東西線、”京都市役所前”で降りた時、

ちょっと面白いものを発見しました。

 

地下街にストリートピアノがある…!

そして、警察官の制服を着た人が

ストリートピアノを弾いていました。

 

「わぁ~、おまわりさんがピアノ弾いている…!

すごい上手だ~。」 人が集まっていました。

 

 

たくさんの警察官が、ストリートピアノを囲み、

飲酒運転防止キャンペーンの呼びかけを

していました。キャンペーンに今流行りの

ストリートピアノを使っているとは…!

 

「写真、撮っちゃっていいですか…?」

「ええ、どうぞ、SNSにUPして大丈夫ですよ。

そして、年末の運転にも気を付けてね。」

 

お巡りさん、随分たくさんの曲を弾いて

いましたね。忙しいだろうに、いつ練習

するのかな…。どうせなら、ここで、

”麒麟が来る”の曲も聞きたかったな~。

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