”雲八ねえさん”の歴史スポットめぐり

GW、お楽しみいっぱいの津島神社へ…!

GWは愛知県津島市、津島神社に参拝…!

写真は、5月1日からの南門前の花手水です。

津島神社では”花まいり”と呼ばれています。

 

今月の花まいりは、パープルカラーが中心…。

水面には、彩り豊かな花々が浮かべられ

絶好の写真撮影スポットとなっています。

 

 

GW期間中、津島神社周辺では、

”2022信長の台所、津島まちあそび”と題し

数々の特別公開、イベントが開催されました。

 

津島神社境内の宝物庫が公開されました。

宝物庫、普段はシャッター閉まっています。

中を見るのは、私は初めてのことでした。

 

 

毎年7月に開催される尾張津島天王祭の

巻藁(まきわら)舟と車楽(だんじり)舟、

そして祭りのお神輿が収納されていました。

 

中央には、天王祭”宵祭り”の飾りつけをした

巻藁(まきわら)舟が展示されていました。

500個あまりの提灯で飾られています。

 

 

舟、思ったより小さいのですね~。

いや、これは実物の3分の1の模型でした。

宵祭りの日、巻藁船に何人乗るのかしら…?

お祭りでは、お稚児さんやお囃子スタッフなど

案外たくさんの人が船に乗るとのことでした。

 

左隣は天王祭”朝祭り”の飾りつけをした

車楽(だんじり)舟が飾られていました。

 

 

”宵祭り”で使った舟を、一夜のうちに

全部飾りを変えて、”朝祭り”にもう一度、

登場させるそうです。これは珍しいですね。

夜と朝とで全く飾りを変えるとは驚き…!

 

朝祭りの船には、能人形が飾られます。

では、どんな能人形を飾るの…? 毎年

祭りの前のくじ引きで決められるとか…。

 

 

右隣には、祭りのお神輿がありました。

昔、津島神社に祀られる牛頭天王が

荒ぶると、疫病が流行する…!

…と考えられていたそうです。

 

疫病を蔓延させないため、牛頭天王に

華麗な祭りを見てもらい、荒ぶる心を鎮め

和やかな心になることを祈願したそうです。

疫病の終息は牛頭天王のご機嫌次第…?

 

宝物庫の前で、ボランティアガイドさん

による展示の詳しい説明がありました。

 

 

次に津島神社宝物の特別公開会場へ…!

ここでは朝祭りで飾られる能人形の展示、

天王祭の情景を描いた屏風などの

さまざまな宝物の展示がありました。

 

ここも展示物の詳しい説明がありました。

能人形がいくつか展示されていました。

「車楽舟の能人形、その年は何が登場するか

毎年、くじ引きによって決められます。

ただし”高砂”は、毎年必ず登場します。

祭りの先頭に立つことが決まっています。」

 

「高砂や~。の”高砂”ですね。最初に飾られる

お年寄りのカップル(?)が”高砂”ですね。」

「そうです。この人形だけは毎年登場します。」

 

 

「鬼のお面、髪に蝋燭を3本立てて…!

ちょっと怖いような人形もありますね。

あれって、”丑の刻参り”ですか…?」

「そうです。能人形には、怨霊や安倍晴明

など、さまざまな人形があります。」

 

能人形の他、道開きの神として祭りの行列の

先頭を行く、猿田彦大神の装束や、祭りに

使われる楽器の展示もありました。

 

 

津島神社境内では、時折、「ど~~ん」と

大きな太鼓の響きが届いてきました。

今年もGW期間中、誰でも自由に打てる

大太鼓が設置されていました。

 

さっそく、停戦、世界平和を祈念して、

「ど~~ん」、と大太鼓を打ちました。

ウクライナ被災者支援の募金箱もありました。

 

 

津島の藤は見ごろが終わったようですが、

津島神社では藤の花をかたどった

藤色の絵馬が新しく登場しています。

 

お願い事を書いて、境内に奉納します。

皆さん”停戦、世界平和”、”コロナ終息”…、

など書いて、奉納されているようですね。

 

 

帰りに、1ヵ月のうち、1日から7日まで

期間限定でオープンしているカフェへ。

 

”Season Cafe 茶の間”といいます。

みんなが、「お抹茶とお菓子がいただける

お店ないかな~?」、というので案内しました。

 

街道筋にある門をくぐり、その奥の民家へ…。

玄関から入って、靴を脱いで上がると、

庭の眺められる部屋に案内されました。

 

 

お抹茶とお菓子のセットを注文しました。

開け放たれた窓から、さわやかな風が

入ってきます。お庭の緑が輝いています。

のんびりくつろげる”お抹茶ブレイクタイム”…。

 

最後に津島観光交流センターに立ち寄り、

尾張津島天王祭のビデオを見ました。

天王祭、お祭りの様子がよくわかりました。

 

お祭りは台風やコロナ禍で4年連続で

規模縮小して開催。ほぼ神事のみとなり、

完全な形で開催されていないそうです。

 

 

なるほど、天王祭って厳粛な神事であり、

一方で地元の人々で盛り上がる華麗な

夏祭りなのですね。

 

信長、秀吉、徳川家など、昔から天下人に

愛されてきた伝統ある尾張津島天王祭、

今年こそは、何としてでも開催したい…!

地元の方々が熱っぽく語ってみえました。

コメント一覧

hatamotoooshimake52
hina-ukoさんコメントありがとうございます。
SeasonCafe茶の間さんは、時々人を案内して(津島歴2年未満なのにエラそうに…)行って、喜ばれています。
行った日は、お抹茶ブレイクタイムの後、観光交流センター&糀屋へ。
みんな早くそちらへ行って、天王祭の映像が見たかったみたいで
蔵は私だけがちらっと立ち寄っただけでした。
蔵の中で何やってるか、しっかり把握しておりませんでした。
もし一人だけで行ったのなら、お会いできたかもしれませんね。
hina-uko
SeasonCafe茶の間さんへ行かれたのですね!
茶の間さんが大好きで毎月ランチに行っています
ちなみに私はGW中は隣の蔵に数日居ました
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