人を傷つけてなにが楽しいのだろう。自分が気持ちよければそれでいいのだろうか。怒りがあふれ出てきそうになる。汚い言葉が喉から出かかる。昔、学校の先生が言っていた。"悪口はいけないことだ"って。なのに、この世界は悪口であふれている。先生はこんなことも言っていた。"人を傷つけてはいけない"って。でも、この世界には人を傷つける人間がたくさんいる。僕も、そのうちの一味だ。だから嫌だった。自分が、人間が嫌だった。忘れたかった。逃げたかった。でも逃げられなかった。そして僕は今もここにいる。この腐ったパンの上で、腐った菌みたいに。
言われ続けているのは嫌だよ。でも言えないよ。
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