2009年 春 ツーリング装備追加(その2)
特定小電力無線通信に挑戦
ツーリングで2・3台での走行ならバラバラにならずに走れますが、10台近くの走行になると先頭と最後尾に相当な距離が空く事があります。
HBDI定期ツーリング時は計画班V3(TKさん)が先導し、最後尾は計画班V1(私)が露払いをしています。
ルートは2人でじっくり検討しているので大きなミスコースの失敗はありませんが、走ったことがない道の時は不安でいっぱいです。
そういうとき、道端に止まってルートの点検をしますが、走行中に確認できればもっと安全・便利になると考え、無線通信にチャレンジしようと思いあれこれ検討しました。
1.低コストで無線が出来ること(総予算は3諭吉以下)
2.免許不要の無線機を選ぶこと(誰もが気軽に使える)
3.人数制限無しで共有できること(交信できなくても聞くだけでもメリットあり)
4.出来ればケーブルまみれに成らずに済むこと(無線機との無線化)
計画班V3さんはハムの免許を持っています。
それ以外にも数名免許を持っています(開局は別として)。
一方の私は無線に関しては無知・無免許。
ハムの免許を取るためには、講習会に出たりして簡単に取れるようですが
その為に2.5諭吉の費用が発生します。
さらに、試験に0.5諭吉。
開局や維持にも費用が発生し、初期費用が掛かりすぎるのでハム無線は今の段階では除外しました。
次にBlueTooth
BlueToothではB+COMがコンパクトで良かったのですが、大人数での通信が出来ないと(ペアリングは2台まで)云うことでこれも除外
残ったのが特定小電力無線
駐車場の誘導員やお店の店員同士の通信に用いられています。
ハムに比べると伝達飛距離は限られていますが、とにかくこの方法なら無線機は安く手に入ります。
こういったインカムについて早速ブルーカフェの稗田君に尋ねてみると
『・・・・・・・・。』
ポカ~ン状態でした。
カスタムバイク屋ですのでこういった相談も今までには無く、頭の中の引き出しにもないとのこと。
この手の知識に乏しいため計画班V3とハム免許持ちのSRXさんも動員し、京都で無線機を扱っている専門店に直撃アタック。
色々とお話を聞いて勉強しました。
1.電波到達距離では圧倒的にハム
2.アンテナの長さは電波到達性能に比例する
3.マイクはアドニス・KTELの高性能版が必要
4.骨伝導などのマイクはあまり良くない
5.送信機はKENWOODを避けた方がよい(選択幅が狭まる)
6.VOX機能はバイクでは使えない(よほど静かな室内でない限り無理)
7.PTTスイッチは必要(ボリューム調整はそれほどいらないみたい)
色々なスイッチがある(ハンドル固定やマジックテープ式など)
8.防水機能のある無線機でもコネクター部は非防水
HBDIとして使用無線機を決定
特定小電力の場合、アンテナ改造が出来ないので市販状態でアンテナの長いアルインコのDJ-P11(定価1.554諭吉)にすることにしました。(非防水)
アンテナが長いので装着処を選ぶ機種です。
購入価格
V3さんは話を伺った無線機屋さんで現金購入0.84諭吉
私はWEBで購入0.72諭吉(送料無料)
次に必要なのがマイクとスピーカー
アドニス・KTELが有名です。無線機屋さんもこの2メーカを推奨されてました。
これは使ってみないと分からないので異なる機種を買うことにしました。
V3さんはアドニス製のHP-1800(定価2.604諭吉)を上述無線機屋さんで現金購入2.0832諭吉(20%OFF)
私はKTELにお手紙を書いて(メールではないところがミソ)色々教えて頂きました。
そして将来拡張できる組み合わせのKT-098Set(定価2.3625諭吉)をWEBで2.025諭吉(送料無料)で購入(15%OFF)
早々にヘルメットに取付
番外
SRXさんは異なる無線機をWEBで購入。
機種:アルインコDJ-P20
価格は破格の0.498諭吉
(あまりの安さに思わず2台買ったのですが、この価格は販売店の表示ミスだったようで購入後即価格修正され、現在は閉店しました)
当初はイヤホンを付けての受信専用での運用です。
さて、初稼働は2009春ツーで行います。
目的通りの働きをしてくれるのでしょうか?
結果は後日ご報告します。