Dear Angels

娘たちへの手紙 

結婚・妊娠・出産・子育てについて
伝えておきたい大切なこと

自己教育力

2024-04-12 | モンテッソーリ

美しく咲き誇る花の種のように

子どもには成長するために必要な 

すべてが備わっています。

大人の役目は

それを邪魔しないこと

例えば生まれてから歩くまで約一年

寝返り→後退り→ハイハイ→つかまり立ち

→立つ→ヨチヨチ歩き

大人が手を出さなくても

ひとりで歩行を獲得します。

 

自分の身体を思い通りに動かせる

ようになる(随意筋)ための訓練を

ひとりでやり遂げます。

大人は「ひとりでできるように手伝う」

だけで良いのです。

モンテッソーリ女史は子どもの

成長発達段階に合わせて必要な環境を

整えてあげることが大切だと説きました。

各感覚の「敏感期」と呼ばれる時期に

適切な環境を与えてそれを心ゆくまで

作業させそれを習得するまでやらせて

あげましょう。 

集中して作業に没頭し満足した時

子どもの心に悦びと自信が溢れ

脳のシナプスが凄い勢いで繋がって

正常化への道を歩み始めることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


最初のお仕事

2015-01-26 | モンテッソーリ


1歳半を過ぎたあたりから、水や砂などに興味・関心を持ち

手の動きを洗練させたいという欲求が出てくる頃に始めるお仕事です。

初期の段階では、お風呂場でお仕事させるのがよいでしょう。

(※注:モンテソーリでは作業をお仕事と呼びます)


あけ移しのお仕事

①小さな手でもしっかりと握れるコップを2つ用意する

②片方にお湯をすくっては、もう一方にあけ移すという作業をくりかえす


スポンジ絞りのお仕事

①小さな手でもしっかりと掴める柔らかいスポンジを用意する

②お湯を含ませては、両手でギューッと絞る動きをゆっくりと見せる

③最後まで絞ると、もう水が出てこないことを確認させる


これを心ゆくまでやらせてあげましょう。

満足するほど繰り返したら、きっと脳の中に新しい回路が繋がっていることでしょう。


2歳くらいになったら、これをタオルハンカチに変えて

ゆっくりぞうきん絞りを見せてあげましょう。

自分の両手を自分の思い通りに使いこなせるように

その子ができる半歩先の課題を与えてあげましょう。



GPS

2012-10-01 | モンテッソーリ
GPSと言ってもみんなが知ってるGPSでは無くて…(笑)
 
モンテッソーリの発見した幼児の行動の特徴の頭文字なんです。

G・・・Grading(等級づけする・大きなものから小さなものへ順番に並べる)
P・・・Pairing(ペアにする・同じものを対にする)
S・・・Sorting(分類・仕分け・選別する)

「物事を区別することは、知性の始まり」とモンテッソーリは言っています。

幼児は知性が芽生えると自分の頭の中に地図を描き始めるそうです。
漠然とした物事を整理して、周りの世界を理解し概念を形成するためです。

2歳半くらいになると、「これとこれは同じ」と理解しペアリングを始め、同じものを発見すると得意になって報告してきます。
この敏感期には「これは誰の所有物」かペアリングしているので、安易に他の人がそれを使ったりすると、泣いて抗議したりします。せっかく頭の中に地図を書いたのに、後からそれをぐちゃぐちゃにされたように感じるのだそうです。

ソーティングの時期には、色別や種類別に仕分けする作業をさせてあげると集中して取り組みます。カラフルなボタンなどをたくさん用意して、色別にさせたりするとよいでしょう。


グレーディングは、本棚の絵本を大きい順に並べ替えさせたりするとよいでしょう。

この敏感期を利用して、玄関の靴をきちんと揃えさせましょう。
靴を置いて欲しい場所にチョークで靴の周りをなぞって線を書いておくと、そこにペアリングして置いてくれるでしょう。

3歳くらいになったら、幼児の届く位置に下着の場所を決めて教えましょう。
目印のシールを張ったりして、この引出しには自分のものが入っているとソーティングしてあげます。
「かあさんは、お洗濯した綺麗なパンツをここにしまうから、もし汚したら、ここから出して取り替えてね!」
という具合に。。。ついでに、汚れたパンツは洗濯用のカゴに入れる等と教えておけばラクチンです。

この敏感期を逃さず、色々なGPSを経験させてあげると、身の回りの整理整頓がとても上手になりますよ。

お試しあれ!

目からウロコ

2012-08-30 | モンテッソーリ
キャリーが2歳になった頃、モンテッソーリ教育に出会いました。
通信教育で講師資格が取れるもので、夏に2週間だけ学校に行って実習の授業を受けなければなりません。

3人を実家のおばあちゃんに預けて、初めて授業に参加した時のことです。
何年ぶりかの一人お出掛けに、あまりにも身軽でヘンなカンジがしたことを覚えています。

一番最初の授業で講師の先生が仰いました。

「幼児が1歳半過ぎた頃、ティッシュペーパーを引き出すイタズラをするのは、手首の動きを洗練させるためです。」

\(◎o◎)/!ギョギョギョ!!!

そーだったのかぁ。。。そういえば、メアリーもローラもさんざんやったなぁ!
思いっきり出しちゃうから、ティッシュを畳むのが大変で止めさせようとしていたっけ。

訓練だったんだ!

きっと怒った時もあったよね!ごめんごめんm(__)m

歩くのを練習するのと同じように自分の体を思い通りに動かすことができるよう、その時期に必要な訓練をしているんだと知り、目からウロコがポロポロと剥がれ落ちました。

家に帰って、早速キャリーで実験。。。
手首の動きを滑らかにする練習だから、小さなコップを用意して、メアリーの箱いっぱいのビーズをすくって、箱の中でジャーッとして見せました。非常に興味を持ったので、もうひとつ同じコップを持ってきて、コップでビーズを空け移しさせたら。。。

本当に真剣に何度も何度も練習して、最後には、ひとつもビーズをこぼさずに、上手に空け移しできるようになったのです。

「手は、外側に出た脳である。」 モンテッソーリ女史の言葉です。
この集中作業の間、脳の中では神経細胞がすごい勢いで繋がっているそうです。

モンテッソーリは、幼児が、ある器官を洗練させたいという欲求が高まる時期を「敏感期」と呼んでいますが、子どもがその発達段階に見合った環境を与えられ、その興味・関心に従って、存分にその練習をさせてあげることがベストなのだと教えてくれたのです。

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