お相手選び

「恋愛と結婚は違います」

恋愛は、お互いによそ行きの一番奇麗な姿を見せることができますよね。
だから、イケメンでトークが面白くて、一緒に遊んで楽しい人だったらオッケーです。

しかし結婚は生活です。山あり谷ありの人生を助け合って生きていかなければいけません。

では、どんな人と結婚すれば幸せになれるのでしょうか。
よき伴侶の見分け方とは。。。（あくまでも、かあさんの個人的見解なんですけどね！）

１.　子どもの良いパパになってくれそうな人。
２.　自分の家族、特に母親を大切にしている人。
　 （将来的にその態度が妻に対する態度と思って間違いありません）
３.　信頼できる男友達がいること。
４.　レストラン等に入った時の店員さんに対する態度が横柄ではない人。
５.　尊敬できる何かを持っている人。

そして、何よりあなたをを心から愛してくれる人。
「あなたの幸せが自分の幸せ」「あなたの喜ぶ顔が見たい」
「あなたが悲しむこと、痛いこと、苦しいことはNG!」
・・・と言ってくれる愛情豊かな人。

運命の男性に巡り逢えた時、その人に相応しい素敵な女性になっていてくださいね。

Raise your standard！

頭の形

赤ちゃんの骨は柔らかーいのです。
だから、寝かせ方によっては、頭骸骨の形が歪（いびつ）になってしまう恐れがあります。

一時、うつぶせ寝が流行ったことがありますが、それは固いベビーベッドにひとりで寝かせる欧米文化圏の風習ですね。

私の場合、3人とも生まれてすぐに私の隣に寝かせていたので、毎日赤ちゃんの寝る位置を左右交互に変えていました。

今日右側だったら、明日は左側っていう具合にね。

赤ちゃんは、自分で頭を動かして自然におかあさんの方に顔を向けて寝るので、頭の後ろがうまい具合に丸～くなってくれるのです。
最初の２～３週間が大事ですよ。

ぜひ、柔らか頭で覚えておいてくださいね。

つわり＆胎教

「おめでたです」

産婦人科のお医者さんの決めゼリフ。
この言葉をグッドニュースとして聞ける状態にして欲しいと願っています。
そうすれば、ここから始まる様々なことに喜んで耐えていけると思うから。

つわりは、まだ芽生えたばかりの小さな命が
「ボクはここにいるよ！だから体を大事にして」という
ママへのメッセージ。
ずっと車酔いが続いてるみたいなカンジだから、元気なくなっちゃうんだけど、気分転換をしたり、好きなことをして心穏やかに過ごしてくださいね。
分かりやすく言うと、生理中に家で寝込んじゃうと一層気分がすぐれないけど、思い切って外に出掛けると治っちゃうのと同じです。

私はキャリーの時が一番つわりがひどかったのです。
「オエ～きもちわろし～」なんて言っていた時、たまたまテレビで大相撲の貴乃花が優勝決定戦で闘っていて、それを夢中になって応援していたら、「あれっ？気持ち悪いのがなくなっちゃった」って経験をしました。

つわりが治まって、胎動を感じ始めると“自分の中に全く別の生き物がいる”という体験ができて超面白いです。
温泉に浸かったりしてリラックスすると、赤ちゃんもお腹の中で「ぐぐぅ～ん」と伸びをしたりします。
お母さんが気持ちが良いと、赤ちゃんも気持ち良いのですね。

「胎教」ってよく耳にすると思います。モーツァルトを聴かせると良いとか。
でも、一番の胎教は、パパとママの仲が良いことです。

“パパから愛されている”とママが心から安心できることが何よりも大切です。


うん!?　待てよ！エラそうに言ってはいるが
その点、私の場合は・・・

胎教　失敗だったかぁ!?　(>_<)　(笑)

自宅分娩

初めての妊娠の時って、すべてが初体験だから超不安ですよね。

実は私、病院で出産するのが怖かったのです。
悩んだ挙句、実家の近所に大ベテランの助産師さん（当時84歳）がいらしたので、これ幸いとお願いすることにしました。

普段は優しい普通のおばあさんなんだけど、妊婦さんを前にした途端ハンドパワー炸裂で、逆子も治しちゃうくらいのスゴ技の持ち主なんです。

木製のラッパみたいな形の聴診器を当てて、お腹を大きな手の平で包み込むように触るだけで、赤ちゃんの様子が分かるらしく
「大丈夫。元気ですよ」って言ってもらえると、すごく安心できました。

お産の時の、助産師さんの言葉を今でも覚えています。

いよいよ陣痛が５分おきになり、普通の布団に自分で手作りしたシート（ビニールシート＆新聞紙＆シーツを縫い合わせたもの）を敷いて、その上に座り、丸椅子に突っ伏して痛みに耐えていた時のことです。

注１：陣痛の時は仰向けよりうつ伏せの方が絶対ラク。
　　　お腹が痛い時は、自然に前屈みになりますよね。
注２：ちなみに陣痛の痛みは、生理痛の超ヘビーな感じです。

背中と腰を絶妙な力加減でさすりながら、

「あなたのお母さんも、こうやってあなたを産んでくれたのよ」

「入ったものは、必ず出る！」(笑)　「赤ちゃんもがんばっているからね」

「痛いときは、ゆっく～り息を吐いてごらん。」

「リラックスして～力を抜いて～、痛みを逃が～す」
と言って、腰をさすりながら、フーーーッと何度も一緒に深呼吸をしてくれました。

「息を吐きながら、普段は平たい胴を丸くしてごらん」

助産師さんのリードが良いせいか、初産の割に進みが早かったみたいで、どんどん陣痛の間隔が狭まりました。

「あ～ら大変、ハサミを取ってくるからちょっと待っててね！」　
えぇっーーー!?＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／

・・・と、ひとり部屋に残された瞬間、猛烈な痛みと不安に襲われ、助産師さんがずっとそばについて、ずっ～とさすってくれていたお陰で、痛みが和らいでいたことに初めて気付かされたのでした。

朝の８時に陣痛が始まり、“初産だから生まれるのはきっと夜になるだろう”という大方の予想を裏切り・・・
こうして、うちのメアリーは午前11時には生まれてきてくれたのです。

母子手帳には「分娩所要時間　４時間」と記入されていました。

ちなみに、３年後に生まれた次女、うちのローラの分娩時間は“４分”でした。

いくらなんでも早すぎないかい？(笑)

プロローグ

Dear Angels

NHK海外ドラマ「大草原の小さな家」に憧れていた少女時代

メアリーとローラ、キャリーが「はい　かあさん」って答えるのが可愛くて

“もしも私に女の子が生まれたら絶対に「かあさん」と呼ばせよう！”

と勝手に決めていました。

そうしたら、ホントに女の子を３人授かったのです！＼(◎o◎)／


我が家の娘たちもスクスクと成長し、あっという間にお年頃。

先日、うちのメアリーに聞かれました。

「かあさん、もしも１年後に死んでしまうとしたら、それまでに何をしたい？」

う～む．．．美味しいものをたらふく食べたいし、贅沢三昧したいし、

ヨーロッパにも行きたいなぁ・・・なんて(笑)


でも、もし私が１年後に居なくなってしまったら、

この娘たちがお産するとき、子育てするとき、私は

そばに居てあげられないんだと気づきました。


そこで、“かあさんの覚書”を遺すことにしたのです。

もしも私が１年後に居なくなったとしても、

愛する娘たちが困らないように。。。

何かに悩んだとき、不安なとき、どうしたらよいかわからないとき、

必ずしも正解ではないかも知れないけれど、

かあさんの過ごしてきた時間の中で学んだこと、経験してきたことを

書き記しておきますから、どうぞ参考にしてくださいね。


何よりも貴女たちが、しあわせな人生を歩んでくれることが

かあさんの望みです。