健康だけが自慢の私が
今回ばかりは心底参りました。
4月から主人の仕事が変わり
睡眠時間4時間という生活が始まりました。
毎朝5時起きで朝食の準備
朝が弱い私は毎朝気持ち悪くて
胃が上がった状態で台所に立ちました。
夜も主人の帰宅が11時半過ぎなので
それから夕飯を食べ始め
なんだかんだで片付け終わり
寝るのが1時
律儀に「良い奥さん」を演じて
無理していましたが
半年経って身体が限界を迎えたようです。
ある日、クラっとめまいがしたと思ったら
突然地面がグラグラ揺れ出して
気持ち悪くてその場に倒れ込んでしまいました。
子どもの頃、ふざけてぐるぐる回転して
パッと止まった時のあの目の回る感じが
ずーーーーっと続いているのです。
気持ち悪さは死んだ方がましと思うほど
人間自分がその痛みを経験しなければ
わからないことがたくさんあるんだなぁと
身に沁みました。
人が病気になるのは
今までの生き方を考え直しなさいよという
警告だと聞いたことがあります。
私の場合は、本当は起きたくないのに
無理して起きて妻としての務めを果たさなくちゃ
という得体のしれない思い込みで
心と体が逆方向に行ってしまった感じです。
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような
でもとうとう自分の心に
嘘をつけなくなってしまったようです。
何しろ起き上がれないのですから。
娘に病院に連れていってもらい
点滴と薬を処方してもらい
10日ほど安静にして
やっと起きていられるようになりました。
失って初めて知る健康のありがたみでした。
たった2週間でこんな辛い思いをするのに
長く療養なさっている方、そのご家族の方々は
本当に大変なんだろうと
今更ながら敬服してしまいます。
家族みんなが心身ともに健康で
美味しくご飯が食べられること
あたり前の何げない日常が
あたり前なんかじゃなくて
本当に感謝すべきことなんだなって
改めて知った日々でした。