未だ使ったことがないピクチャーモード「i-Finish」を使ってみた。
7月18日
7月16日に平年より8日早く梅雨が明けて...早速の猛暑。
最高気温36℃から逃れたい。
そして撮りたい花はハクサンフウロか、コバイケイソウか。
迷いに迷って・・・
いつものように高湯温泉から磐梯吾妻スカイラインに入り浄土平へ。
吾妻小富士には登山道の工事でまだ登れないけれど、それでも浄土平駐車場は混んでいる。
だいぶ奥の方に車を止めたら、山歩きの準備。
今回のGPSログ。
浄土平駐車場より出発 8:28
快晴の空の下、浄土平湿原に続く木道を・・・
背後から強烈な日差しを浴びながら。
今、主に咲いているの花はハナニガナ(花苦菜)で、他の花はというと...
浄土平は福島市内よりも約10℃気温が低い。
でも気温は既に25℃まで上がっていて...
今吹いているこの心地良い風がとてもありがたい。
ヤマブキショウマ(山吹升麻)
雄蕊の先がクルン♪...ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)
マルバシモツケ(丸葉下野)
日陰のハクサンシャクナゲ(白山石楠花)
日向のハクサンシャクナゲ。
風が強ければ大量に空に舞うであろうミネヤナギ(峰柳)の綿毛。
1カ月以上のブランク、そして高い気温。
いつもと違ってしんどく感じる登りを何とかこなして・・・
平坦な酸ヶ平に。
・・・なんだか景色が若干黄色く霞んでいるような?
どうも東風に乗って一切経山大穴火口やその周辺からの噴気が流れて込んでいるみたい。
うん、火山性ガスで咽るような状態であれば、すぐに引き返すつもりで・・・
酸ヶ平分岐より右に折れて酸ヶ平避難小屋・一切経山方面へ 9:23
そしてお決まりの写真。
息切れは急登のせい。
決して火山性ガスのせいではなく。
そういえばこの僅かににおう(匂う・臭う)においはどこかで?
・・・。
硫黄のにおい。
近くの高湯温泉や土湯峠温泉郷とのにおいとはまた違って...
そう、これは磐梯山の中ノ湯跡のにおいと同じだ!
なんて考えつつ立ち止まっていたら、小さな蜂か何かに服の上からチクッと (>_<)
(即反応!...すぐに追い払えたので、腫れもなく刺された場所がなんとなく分かる程度)
急坂を登り切り、酸ヶ平湿原や鎌沼を眺めながら小休止。
途中、知り合いにもハチあわせ...鉢合わせ。
クロマメノキ(黒豆の木)
気持ちの良い風だ♪
残雪期に登山済み、その1928mピーク(通称・平石山)と一切経山との鞍部にある気になる火口跡。
「ドルメン」ではないだろうけれど、なんとなく (^^ゞ
吾妻小富士。
磐梯山・猫魔ヶ岳・雄国山。
燧ヶ岳と会津駒ヶ岳も見えた。
高山の向こうに今日登るか迷った安達太良連峰の山並み。
ハクサンフウロが咲いているであろう鬼面山は高山に隠れて写っていないけれど。
一切経山山頂に到着 10:22
一等三角点・点名「吾妻山」(1949.1m)にタッチ!
広い山頂部、その東側から眺めることが出来る福島市街地は霞が酷くて...
なので今回は西側、西吾妻縦走路が続く吾妻山の主稜線を眺めつつ山頂北側へ。
そういえば、蔵王では今頃コマクサが咲いているんだろうな。
さて、この快晴の空の下の五色沼(魔女の瞳・吾妻の瞳)は・・・
「撮影シーンに合った印象的な仕上がりになります」と。
画像の仕上がり設定(ピクチャーモード)を初めて「i-Finish」に設定して撮ってみる。
空の色は微妙・・・
でも沼の色はまさにこんな感じ♪
やっぱりピクチャーモードをいつもの「Neutral」に戻して。
魔女の瞳を眺める目がだいぶ増え...
去り際にまた「i-finish」で1枚。
ここより西吾妻縦走路。
(兵子の右、家形山が切れてしまったけれど、魔女の瞳と一緒に写っている左奥の山がそう)
今日は体力に余裕があまりないのですぐ下に見える大岩にさえ (^^ゞ
一切経山山頂より下山開始 10:55
空気大感謝塔。
噴気に霞む川桁山・額取山...那須岳。
未だ噴気がこちら側に流れているけれど、その噴気のだいぶ下を通り抜ける感じだから大丈夫。
植生が違う東吾妻山にも久しぶりに登ってみたい気もするけれど。
景色はイエロー被り。
登りでちゃんと撮っておけばよかった。
トイレが混み合う酸ヶ平避難小屋を通過して・・・
再びの酸ヶ平分岐 11:24
今年は当たり年のコバイケイソウ。
まだ咲いているかな?
続きます。