霧が晴れるわずかな間に。
濃霧と紅葉と...一切経山(2021.9.26)
「#1 魔女の瞳よ霧の中より現れいでよ!」
「#2 魔女の瞳の紅葉と酸ヶ平湿原の草紅葉と」
・・・その続きです。
鎌沼の岸辺での小休止を終え 11:55
エゾオヤマリンドウ(蝦夷雄山竜胆)の草紅葉。
真っ赤なチングルマ(稚児車)の葉とキノコと。
ちなみにチングルマはバラ科の...草ではなく木だから、草紅葉ではなく紅葉!?
左手に鎌沼。
右手に前大巓、そのオオシラビソ(大白檜曽)、またの名をアオモリトドマツ(青森椴松)など。
草紅葉の中で一際濃いオレンジ色は...
今年のお盆やその前後の休日はほぼ雨降り。
リンドウの花の最盛期にも訪れることができなかったのが残念。
笹の緑色の中に鮮やかな赤色と橙色が映える・・・
鎌沼西岸のいつもの撮影ポイントに到着。
でも霧がじっくりと撮ることを許してはくれない。
さっき休憩した場所が見えてきたなと思ったら・・・
1分30秒後にはこんな感じ...って、その間に4枚も写真を撮っている (^^ゞ
ナナカマド(七竈)
ミネカエデ(峰楓)
曇り空ならではの凄い発色だ♪
姥ヶ原の姥神石像...
久しぶりに笑顔の奪衣婆さんに会いに行く予定だったけれど、この霧の中では (^^ゞ
分岐より姥ヶ原には上がらず、鎌沼沿いを歩くことに 12:20
・・・あれはカモでは?
ネバリノギラン(粘り芒蘭)の草紅葉は艶のある鮮やかなオレンジ色で、なかなかに好き。
ただ、もうすでに色褪せていて...残念。
ここで紅葉の映り込みを狙うも、またすぐに霧が迫ってくる。
名残惜しく・・・
チングルマとクロマメノキ(黒豆の木)の紅葉。
姥ヶ原分岐 12:46
ナナカマド。
ミネザクラ(峰桜)
いつもお彼岸ぐらいからかな?
今回のルート中でいち早く紅葉する場所、その塩ノ川の源流部(?)の紅葉はすでに散り始め。
リョウブ(令法)とクロウスゴ(黒臼子)の紅葉。
ゴゼンタチバナ(御前橘)の真っ赤な実。
ゲイター(スパッツ)は常にザックに入れてあるはずなんだけれど、今回は...忘れた。
来週の「不動沢登山口~家形山」の山行では(絶対に!)忘れないようにしないと。
蓬莱山の東斜面の紅葉の真っ只中を下る。
一切経山の大穴火口を撮るいつものポイントにて。
標高1600mとちょこっとの場所では、ナナカマドもダケカンバ(岳樺)も...紅葉の見頃はまだ先。
マイヅルソウ(舞鶴草)の実。
ムシカリ、オオカメノキ(虫狩、大亀の木)の真っ赤な葉は、その名の通り虫食いの穴だらけ。
シラタマノキ(白玉の木)の実を潰せばサロンパス...サロメチールのにおい(「匂い」なのか「臭い」なのかはその人次第)が。
苔の水玉。
イソツツジ(磯躑躅)の...実?
エゾオヤマリンドウではなく...リンドウ(竜胆)?
浄土平駐車場に下山 13:34
吾妻小富士の御鉢巡りもしようと思っていたけれど、こんな状況で登ってもね。
浄土平湿原の木道は工事中。
お気に入りの浄土平湿原南側の木道も「エリア2階段設置工」の場所にかかって歩けない・・・
※ブログ編集中に気が付いたけれど、「エリア2」の工事は10月13日から10月29日までじゃないの (-_-;)
・・・ということで、山歩きの装備を解いたらトイレを借りに浄土平レストハウスへ。
ついでに観光パンフレットを頂いてレストハウスから出てくると、吾妻小富士が見えていた。
蓬莱山東斜面の紅葉も。
ただ、一切経山大穴火口の噴気は今回は一度も見えなかった。
車に戻って、今日の歩数はどのぐらい?とスマホを確認。
強めの運動が「3」というのはあまり納得いかないけれど...
写真を撮りながらだし、そもそも山歩きで大股かつ息が切れるほど速く歩いたりはしないからしょうがない?
歩数:28521歩
消費カロリー:2562キロカロリー
歩行距離:9.17km
通常の運動:400分
気温10℃の浄土平より濃霧の磐梯吾妻スカイラインを高湯温泉へと下り、加えて霧雨が降る県道70号福島吾妻裏磐梯線を・・・
市街地に入ると気温は20℃に、そしてまあまあの天気。
これでおしまいです。