上から眺めればハート型
5月31日
鍛え直しの山行。
第1弾は累積標高差約200mを狙って福島市小鳥の森を。
第2弾は累積標高差約400mを狙って霊山を。
第3弾は累積標高差約500mを狙って...半田山へ。
福島市より国道4号線を北上して桑折町へ向かい...
道々にある半田山自然公園の案内に従って県道353号国見福島線、そして林道を。
(距離は...仮に福島駅を出発地とすると20kmぐらいかな?)
半田山自然公園管理センターがある南駐車場に到着。
今回のGPSログ。
シラネアオイ(白根葵)の花は疾うに散り。
半田山キャンプ場登山口より登山開始 9:20
キャンプ場を通り抜けて・・・
山に登らなくても、半田沼とこの杉林の中を歩くだけでも十分に花を楽しめそう。
コメバウツギ(米葉空木)
セリ科シシウド属の花は、あまり分からない (^^ゞ
オドリコソウ(踊り子草)
こちらはその白花。
クルマバソウ(車葉草)やラショウモンカズラ(羅生門蔓)も咲いていたけれど、すでに見頃過ぎ。
平坦地を過ぎ、いよいよそこそこ急な九十九折れの登り坂を。
翅をどうしても開いてくれない君はタテハチョウの仲間ということは分かるけれど...誰?
調べた結果、どちらもサカハチチョウ(逆八蝶)の春型と判明。
フタリシズカ(二人静)の和名は静御前とその亡霊の舞姿に見立てたもの。
1人、3人、4人、5人でも2人...2人?
ちなみに今シーズンは出会えなかったヒトリシズカ(一人静)の和名は静御前の舞姿に見立てたもの。
ホタルカズラ(蛍蔓)
花を撮っていると、よく声を掛けられる私。
ジシバリ(地縛り)
登りがひと段落すれば・・・
分岐にて南登山口からの道を合わせ 10:03
ギンリョウソウ(銀竜草)
這いつくばって撮ったけれど、これが限界。
ギンラン(銀蘭)?を撮っていると・・・
「お兄ちゃん、こっちの方が大きいし、いっぱい咲いているよ!」との先程の方々から声が掛かる。
急ぎ向かえば...ササバギンラン(笹葉銀蘭)が其処彼処に♪
・・・それともあっちのもこっちのもササバギンラン?
林道出会い 10:15
タニウツギ(谷空木)
マイヅルソウ(舞鶴草)
林間駐車場 10:25
「ちょっと休んでいったら?」
お誘いを受けてあづまやにて休憩。
チゴユリ(稚児百合)
だいぶ草が繁盛しているのは山開きが中止になったせい?
でもその繁盛している中には、多くの・・・
人も熊も喜ぶモミジイチゴ(紅葉苺)が♪
あづまやの先から始まり数百mに渡って続く急登を休むことなく、息切れすることもなく登り切り...振り返る。
そして急坂が急坂に写せない (-_-;)
下では葉ばかりでほとんど花が咲いていなかったけれど、こちらはしっかりと。
ハートレイクビューポイント 11:00
眼下の街は国見町。
東南東には先週登った霊山が。
遠望は左奥の霞む山...鹿狼山までかな?
条件が良ければ、その向こうに太平洋も見えるけれど、まだ1度しか (-_-;)
上から眺めればハート型の半田沼。
年々木が成長してスッキリとは見えなくなってしまったので・・・
山頂まであと150mぐらいの場所から眺めたほうが・・・
断然良い♪
ツクバネウツギ(衝羽根空木)
半田山山頂に到着 11:12
そして・・・
一等三角点・点名「半田山」(標高863.0m)にタッチ!
続きます。
いつもの年であれば4月から6月にかけての休日は福島の山開き三昧...でも今年は新コロで。
これからしばらくは暑さや虫を避けて、ある程度標高の高い山や滝に逃げて...
涼しくなる頃に低山に戻るつもりです。