U-keyの気ままな日記

毎日21時に更新予定で筆を進めていくです。

ぺんぺん草も生えなくなったとさ

2023-09-05 21:00:00 | 日記

自分は音楽が好きです。特にゲーム音楽が。

逆に歌モノは苦手です。特に昭和歌謡やボーカロイドを「楽器の一つ」として扱った曲が。

ゲーム音楽は物心ついた頃辺りからもうマリオとかパズルゲームに手を出していたので筋金入りです。

ウォークマンも8割強ぐらいはゲーム音楽で埋まっています。

で、何で歌モノが苦手かというと、さかのぼること2X年、当時の自分はゲームの他にちょっと古めの漫画やハッチポッチステーションにも触れていて、実際好きでした。

好きなのになぜ苦手?それは、自分がとにかく親から「音痴だ」と毎日のように言われ続けていたからです。

無理もありません、当時の自分はまだ幼稚園児、そんな子供が「カーキン音頭」や「ドリフ」を理解できるか?理解できなかったとして、親から正しい音程の歌、お手本を聴かされることもなく、壊れたラジオのように「音痴だ」「音痴だ」と言われればどうなるか?

それが無意識の奥底に刷り込まれたのでしょう、成長するにつれて歌に関する知識は得られましたが、無意識の奥底に刷り込まれた「音痴の暗示」は二度と消えないものとなりました。

それが許せなくなったのでしょう、その「音痴の暗示」は心身共に狂った方向に成長して「恨み」となり、それがさらに成長して「昭和歌謡」及び「歌手」そのものに対する「恨み」へと変貌していきました。

しかし相手は自分より遥かに大きな存在、できることは「逃げる」ことだけでした。逆に言えば、即座に「逃げる」ことを選ばなければその場で嘔吐するほど「音痴の暗示」と「恨み」が強くなっていたのです。

 

そして現在。その「音痴の暗示」と「恨み」はまだ残っていますが、「歌うことを主役として勝負する」ことを娯楽とすることは今でも気分が悪くなりますが、「歌を何かを引き立てるためのエッセンス」とすることは平気になってきました。

具体的には、時々テレビでやってる歌謡曲特番や紅白歌合戦は絶対NG、ボーカロイドを「コーラス」とするのはNGだけど「歌のネタが面白い」ならセーフ、ニコニコでよくある「元の曲で再現」や「音MAD」はOK、といった具合です。

 

ただ、唯一心を許せる唄があります。「美輪明宏」の「ヨイトマケの唄」です。あの「独り芝居」には心に響くものがありました。あれは間違いなく「美輪明宏」にしかできない芸当です。他の歌手が真似でもしようものなら、それは簡単に「昭和歌謡」へと没落します。「美輪明宏」の「独り芝居」があってこその「ヨイトマケの唄」ですから。

ええ、大きな矛盾があるのはわかっています。自分は「独り芝居」を観ているのであって、「唄」に感動しているのではありません。

しかし、それほど「音痴の暗示」と「恨み」は根強いものであり、もうどうにもならないのです。

 

最後に、小さい子供に歌を歌わせたときにもし「何か違う」と思ったのなら、「ここはこう歌うんだよ」と、「お手本」を披露してあげてください。

鉄は熱いうちに打たないと固まってしまいます。手遅れになる前に、「全否定」だけはやめてください。子供という鉄を熱いうちに打てる最も身近な存在は、「親」なのですから。