とりあえず「勇者うさの大冒険2」のタイトル画面の目コピは完了しました。
ここで公開しようとも思いましたが、あえて公開せずPVのシメのシーンの目コピに取り掛かろうと思います。
干支ソングバージョン同様タイトルとシメの2枚が完成したらpixivで公開する予定です。
これだけだと何なので楽屋裏話でも。
ドット絵は過去の日記でも少し触れましたが、物心ついた頃から身近にあった自分にとって興味深い表現方法でした。
それゆえにファミコン~スーファミ風の作品が好みになっていったのでしょう。
今でも「15色+透明1色」みたいにあえて縛りをかけて世界を表現する手法は好んでいます。
ただ、大きい鮮明な画像ともなるとさすがにドット絵として表現するには限界を感じます。
その結果、スマホ+スマホ用タッチペンでイラストを描いたりすることも増えました。画力も少し上がってきてると思います。
その辺は「トマトアドベンチャー」や「マリオ&ルイージRPG」を手掛けたアルファドリーム社の影響もあります。
もっとも、さすがに3DS以降のきめ細やかなドット絵を量産しろと言われたら心が折れますが。
逆にUnityで使うポリゴンのようなリアルタイム3Dレンダリング、要はドット絵を使わない3Dの表現は苦手中の苦手です。その辺もアルファドリーム社に似てますね。
そういうこともあってかRPGツクール2000でポーカーを作ったのをきっかけに2Dゲーム、更には疑似3Dゲームとして3DダンジョンRPGを作ったこともあります。
実際平面の画面上で一から3Dを表現するのって結構難しいんです。それこそ、大学レベルの知識が必要だったり。高卒の自分にとっては高い壁です。
話をドット絵に戻して。直近で全力で描いたドット絵はこれです。
Twitter(X)のヘッダーにもしている、「スマブラSPの終点(32色)」です。実際は透かしを入れているので実質64色です。pixivでも公開していますが日記にも貼り付けた方がわかりやすいので例外です。
これ1枚に1週間ぐらいはかけた記憶があります。サイズは3DSの上画面と同じ400×240。
ごく数日だけ「毎日1枚ドット絵を描く」を目標にしていましたが、結局途中で挫折。
ドット絵は1ドット色が違うだけでも全く違うイメージになる極端な世界なのですよ。
ストックもなければ行き当たりばったりだったので最後の1枚はこんな作品に…。
ミミッキュです。某土曜朝7:30のアニメの劇中劇並のクオリティ。これはひどい。
もっとも、これでも「即席」で「ドット絵」らしく描いたドット絵なのですが、時間に追われる中で描いたがゆえに作画崩壊。戒めとしてここで公開します。
前述のとおりドット絵は極端な世界なので普通の絵より描くスピードは落ちてしまうわけで。
実際やってみるとわかると思いますが普通の絵よりも神経を使うと思うのですよ。
ドット絵についてもっと知りたい人向けに書かれた「やる夫で学ぶ系」の記事を見つけたので読んでみると奥深さがわかると思います。→こちら
とはいえ、今の時代は「美麗」と「昔懐かし」の2つがゲームグラフィック界を支えていると思うのですよ。
cupheadみたいに大量のセル画を使ったゲームなんかは貴重になってきているのです。
自分はどちらかというとその中間に当たる、良く言ってバランス型、悪く言って中途半端な立場だと思ってます。
ゲーム機で例えるならスーファミとPS1を足して2で割った辺りといったところでしょうか。
まあ、イラストロジックの雑誌にハマったりしている辺り、「昔懐かし」寄りな気もしますが。
長くなりましたが、別にドット絵を推奨したり普通の絵を否定したりするつもりはありません。
どちらにもそれなりの「味」があるわけで、どう引き出すかは描き手次第だと思うのですよ。