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平方録

独自認定「春一番」♪

いつものように午前4時起床。

寝室の西側の窓から差し込むほぼ満月の月あかりが布団の上を照らしている。

パソコンの前に座り温度計を見ると17.2℃もある♪

ベランダに出てみると、なるほど、ずっと感じてきた「寄らば切るぞっ!」みたいな緊張感を伴った寒さは影を潜め、どことなくフレンドリーな空気が体にまとわりついてくる。

信に嬉しい♪

このまま春になってくれないか…

当地のアメダスの記録を覗いてみると、昨日は午後5時台から9時台まで、南寄りの風が強く吹き続けていて、風速は10mを超えていた。

「春一番」の定義は「立春から春分の日までの間に初めて吹く秒速8m以上の暖かい南寄りの強い風」のことを指す。

だから気象台のある東京や横浜で観測されていれば、完全な「春一番」だろうが、東京ではどうだったか。

いずれにしても、相模湾沿岸の湘南地方では「春一番」と呼びたい♪

公式記録にこそ残らないが、私家版の備忘録にはしかと書き込んでおこう。

もっとも、こんな強風が吹くと湘南海岸自転車道は吹き飛ばされた砂の山があちこちにできてしまい、満足に走れなくなるが、それもまた春の風物詩と思えば腹も立たない。

春に近づく…その一事をもってすべては許容範囲の内にあるといっていい♪
 
 

最近、目を見張るほど日脚が伸びているのに気づく
わが家から少し歩いたところに広がる広大な緑地を散策すると、例年タチツボスミレの群落が出現するところに今年もまた濃い緑色の葉が密集しているのを見つけた♪


早くウグイスの鳴き声が聞きたいものだ
 
湧き出る水はよどみを作り


やがて小さな流れを作って走り出す


透き通った水路の流れは日の光に照らされてきらきら光りながら流れていく


ちょろちょろとかすかな音を立てる場所を抜け


再びゆっくりとしたトロ場のようなところに差し掛かり…


きらきらと魅力的な波紋を生み出しながら流れる水はすでに温み始めているかもしれない…


やがて田んぼの広がる辺りへと流れ着く
春一番が吹いた後は、今はまだ寝ぼけ眼の野の花たちも目覚めてくることだろう
オオイヌノフグリ、ホトケノザ、タンポポ、ヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ…etc.
百花繚乱の春はすぐそこに来ている♪
 
わが家近くの池と森の公園内の湧き水も心なしか勢いを増しているかのようでもある
 

この湧き水は水質の関係から残念ながら飲めないが、アシの茂る湿地へと染み入っていく


こちらの水路は小さいながら、耳をそばだてるとかすかな音を立てて流れている


ニワトコの新芽が吹き出していた


こちらはつぼみ
 
 
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