土日さえ外せば鎌倉も湘南海岸も人波は消える。
であるから、晴れてさえいれば出かけるに如くはない。
風が強ければ自転車でのエクササイズは厳しいが、昨日は太陽が降り注ぎ、風もそれほど強くは吹いていなかった。
師走直前だが、気分は秋だ。
まだ身を切るような空気の冷たい日はやって来ていない。
だからお日様さえ出ていれば防寒に気を配る必要もない。
膝から下はサッカーのストッキングをはいたが、太もも丸出しの短パンでも寒くはない。
むしろ気持ちいいくらいだ。
もっとも家を出てすぐ北に向かって坂を下り、さらにその先、北に向かって伸びる一直線の道を風を切って走り始めた当初は直に太ももに当たる北風の冷たさにひるみかけたが、コースを西に転じただけで気にならなくなった。
湘南海岸に出れば防風林の松林の南側、すなわち波打ち際に沿って伸びる自転車道は松林が北風を防いでくれるから、これでビキニのお嬢さんたちが浜辺に寝転んでくれていればワイキキの椰子の並木沿いの道を行くが如しだろうと思う。
15km過ぎまでは太ももの筋肉や心肺機能に喝を入れるべく真面目に漕いだが、折り返しは比較的のんびりと周囲を眺めまわし、空気を味わいながらペダルを漕ぐ。
真面目に漕ぐと夏なら汗だくになるが、やはりこの時期は首や胸の辺りが薄っすら汗ばむ程度。
もっと距離を伸ばして一生懸命に風を切らないと汗だくにはならないが、そこまでするには覚悟がいる。
何せ、少しばかり余計に年を重ねてしまっているから、そう簡単ではないのだ。
その辺が物足りないと言えば物足りないが、やむを得ない。
春になって気温が上がってくれば筋肉の弾力性と強さにも伸びと粘りが戻って来るだろう。
本格的な冬は目前だが家にじっとこもることなく、去年買った優れモノの防寒タイツに足をくるんで北風にウインクしてやって、ミヨちゃん同様春を待つことにしようと思う ♪
風が弱かった分、視界はクリアでなく、富士山も霞んでいる=片瀬西浜
霞んでいてこの写真でははっきりしないが、この晩秋、富士山の雪が例年と比べて少ない 特に画面左側の南斜面の雪はほとんど消えているように見える
iphoneを低い位置にして撮ったら10cm程度の波でも立派な波が立っているように写った
大した波は立っていないのにサーファーはやって来る=辻堂海岸
海水はそれほど冷たくない
箱根連山がぼぉ~っと霞んでいる
ひっかいたような雲
とても繊細…
この日はしょっちゅう飛行機雲が現れ、ほどなくして消えて行った
天気は下り坂でも、直ぐにじゃないってことだろうか…
おまけ 腹をくちくさせたトンビ(多分…)