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平方録

人類を襲う感染症の恐怖 ‼

やれやれだ。
日本のコロナ禍は収束の兆しが見えるどころかまだ感染のピークにも達していないって言うのに、わが宰相ドノは憲法記念日の昨日、「憲法に緊急事態条項を加えることを真剣に議論しなければ」と得意然とした顔でメッセージを発している。

まぁ、こういう発言があるだろうことは想定内のことで、特段驚きもしないが、つくづくこの宰相の頭脳構造を疑いたくなる。
国民が見えないコロナの恐怖に健気にも外出自粛という人間にとって極めて不自然な環境に追いやられても、健気に従い、耐えているという時、為政者がなすべき最も重要で最優先に取り組まなければいけないのが憲法改正議論ではないことは小学生にだってわかることだ。
コロナ禍が収まれば収まったで、今度は止まってしまった経済の立て直しに加え、仕事を失い、日々の暮らしにも困っている人々を救い上げなければならない。手を差し伸べなければならない。

それが成し遂げられたら憲法のことを考えてみてもいいが、そもそも国民主権、平和主義、基本的人権の尊重――を掲げる今の憲法のどこに不都合があるっていうのか。
隙あらば国民から自由を取り上げ、大人しい働きバチにだけわずかな食べ物を与えようかーくらいにしか思わず、自分達は封建時代の王侯貴族さながらに豪奢で好き放題の暮らしを送ろうっていうのが、アベなんちゃらたちの時代錯誤の欲求なのさ。
けしからんことに、自民党の衆院議長経験者が横浜港のクルーズ船に閉じ込められた1000人を超える乗客がバタバタとコロナに感染していく様を横目に見つつ、「しめたっ ! これは使える。緊急事態の時に政府が強権を発動出来るように憲法を変える千載一遇のチャンス到来だ」と派閥の会合でのたもうたのさ。
まさに火事場泥棒そのもので、国民の事なんかこれっポッチも考えちゃいないことが自ずと知れたのである。
アベなんちゃらも当然同じ穴のムジナ。

国民がまだコロナでバタバタ倒れている最中だっていうのに、仕事を失った人々が途方に暮れているのに、家業が廃業に追い込まれそうな人々が全国にあふれているっていう時に、対策の最高責任者たる宰相が、この期に及んで緊急性がどこにもない憲法改正を口にすること自体が、現下の厳しい状況が何もわかっちゃいないってことの何よりの証拠だ。
失格 ! アベなんちゃらは家で寝てろ ! 犬を抱いてソファーで紅茶飲んでりゃいいのさ。
この際、直ぐにコロナ対策の危機管理内閣を立ち上げて、ともかく重点的にコロナ対策に取り組まなければ国民生活はズタズタにされてしまう。
経済の立て直し、今後の社会のありようと備え…特に医療面での立ち遅れが明らかになった部分をどう埋め合わせていくのか…などなど。

ちっともとどまらない地球の温暖化の影響で、シベリアなどで永久凍土がどんどん解けているそうだ。
マンモスが跋扈していた時代に氷漬けにされたまま凍土の中でじっと寝ていた人類登場以前のウイルスたちが今、目覚めの中にあるという。
これらウイルスたちがもし渡り鳥を宿主にして極地から南に飛んだ時にどうなるのか…
移動距離が短いとはいえ、小動物が近くの村にウイルスを運ぶようになったら…
第2のコロナ、第3のコロナがあっという間に地球上にはびこるなんてことだって想像の外ではないはずだ。
まさに人類を襲う感染症の恐怖 ‼
ひょっとしたら人類はいよいよ滅亡の淵に立たされるかもしれない。いや、既に今回のコロナによってその淵に追いやられようとしているのかもしれない。

アベなんちゃらとその一派にはこうした予測など見えるわけもないだろうが…


薄日は射しているものの極薄い雲が全天を覆う中を散歩していたら、目の端に白いものが映った で、目を凝らして見ると富士山に残った雪が思いのほか白く輝いて見えた 隣の丹沢山塊はほとんど霞んでしまっていたから、それより遠くに位置する富士山が見えたのは白いがゆえの事だろうと思った
思いがけない、ちょっと不思議な光景

コメント一覧

heihoroku
NPOな人さん
議員してる医者はたくさんいますよ。
彼の場合だと入閣を排除するものではありませんが、厚労相か担当相あたりでしょうかね。
NPOな人
某党の小池さんは医者だとのこと。彼をトップに救国内閣を組織したほうが良いのではないかと・・・
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