夏が次第に去っていこうとしているのは、大宇宙の摂理として理解するし、仕方ないことだと受け止める心が、あることはある。
しかし、太陽の光が寸毫も漏れてこない、刺しかけてこないというのはどうにも我慢がならない。
昔、日本橋かどこかの老舗百貨店のワンマン社長が、取締役会でいきなり解任議決を突き付けられ「なぜだっ!」と叫んで、クビになったことがあった。
だが「なぜだっ!」と叫ばなくとも、今回の件では理由はわかっている。
超鈍足にしてあっちへフラフラ、こっちにヨロヨロと、まるで千鳥足か何かのようなおぼつかない足取りの台風10号のせいである。
先輩諸氏のほとんどは"韋駄天"と呼ばれる俊足の持ち主ぞろいだというのに…
夏大好きニンゲンにして、ソーラーエネルギーを動力源として生きている身としては、これはもう死活問題以上の大問題で、早くサンサンと降り注ぐ太陽に身をさらし、充電にこれ努めなければ動けなくなる……これぞまさしく風前の灯…
しかし、気象予報会社の予報サイトによれば、晴れマークが登場するのは来週水曜日以降で、それまでは短時間の曇りマークがあるだけで、それ以外はず~っと雨降りを示す傘マークのオンパレードである。
ということは、最低でもあと96時間はお天道様のご尊顔を拝し奉ることができないことになる……なんということでせう。
持つだろうか…
写真を撮りに出歩けないので、在庫写真をあさってみた
道路に面した民家の石垣の下に生えているガマの穂
カマクラではガマの穂は住宅地の道路わきでも見られるのですよ♪
だれだっ、つまみ食いした奴は!
ルドベキア・タカオって花は夏の暑さにちっともめげない
しかし、日が当たらないとなれば…