毎年のことだが、今年も1月の歩みがのろい。
元旦からもうずいぶんな時間が経ったように感じられても、実際はまだ3週間が過ぎただけ。
昔から「一月往ぬる 二月逃げる 三月去る」と言われるように、正月から三月までは何かと行事が多く、あっという間に過ぎてしまうことを調子よく表現したものだが、2月以降はまぁそうだろうなと納得しても、1月にその実感はない。
1日が24時間ではなく、30時間とか40時間とか、1月だけは特別に長いんじゃないかとさえ思えるくらい、時がゆっくり流れる。
現役時代がそうだったし、時間がたっぷりあるジジイになってもこの感覚は変わらないのが不思議と言えば不思議。
そんなわけで、今年も「なんだ、まだ20日が過ぎただけか…」と呆れ、「ふぅ…」とため息の一つもつきたい気分である。

一昨日の雨上がりの池と森の公園には冬の気配は感じられず、一気に春めいていた

よく磨かれた鏡のような水面が広がった

吸い込まれそうな美しさ

光が差し込んでくる方向にレンズを向けると…

ん?

水の中にも木々が枝を広げる世界が広がっている…

ツボミをほころばせた"スーパートレニア越冬隊"

昨日は外出中の午後にここまで開いてくれた♪

大寒の開花を寿ぎたい

おっと、他のツボミも遅れてなるものか…と青い花びらをのぞかせ始める
この調子だと立春のころにはもっとたくさんの花が開いて花盛りを迎えるかも♪

今朝♪
昨日はわが俳句結社・二合会の初句会だった。
常に参加している8人のうち2人が欠席してやや寂しい初句会だったが、一人は足腰が弱くなっていてちょっと心配。
年年歳歳花相似たり 歳歳年年人不同じからず
以下、恥ずかしながらわが提出句
実南天紅くなる間もあらばこそ
ぽかぽかと大寒という節目かな
わが庵は湯豆腐好きにてノー野菜
温暖化三寒四温は寒寒寒
民主主義日本は守るぞ初鴉