どう考えたって納得が行かない !
愛車に取り付けたドライブレコーダーの後方映像が左右反転して録画されていて、あろうことか車が右側通行しているように映る現象ーーこれについてディーラーに問い合わせた答えが返ってきて、「そういうもんだそうです」と言う。
ディーラーの担当がドラレコのメーカーに直接問い合わせたそうで、その説明よると「運転席に座ってルームミラーを覗きながら後方を見ている」という運転手目線の設定なんだそうだ。
後方の視界が効かないバスやトラックを運転してバックする場合、後ろを映す映像があると便利で、その際に運転席のモニターに現れる画像がルームミラーで見る画像と同じでなければ、ハンドルさばきが逆になってしまい危険だから、というのが理由だという。
クルマをバックさせるために運転手をアシストする画像ってわけだ。
それに関してだけだとボクにだって理解はできる。
しかし、そうして録画したものがどうして左右反転しちゃうのさ。車が右側通行してるように映っちまう理由にはならないだろうに…
現実にバックする時に後方カメラで写された画像をモニターで見たって、右側にあるものは右側に映るんだぜ。けっして左右反転されて左側に映ったりはしないのサ。
それが、録画したものを改まってみると左右反転して右側通行しているように再現される?!
チコちゃんや~い。
そういう分かったようなわからないような説明をしてディーラーの担当者が帰った後、ネットで調べてみた。
すると、ボクのような疑問を持った人は大勢いるようで、ネット上にはそのたぐいの質問と回答であふれかえっていた。
世間には正常な感覚の持ち主がたくさんいるようで、少し安心した。
左右反転は鏡面映像って言うらしいけど、ボクは運転アシストのために設置しているわけじゃなくて、事故や事件に遭遇した場合の証拠映像としての利用価値を考えてのことなので、何も運転手目線である必要はない。
後部座席の窓越しに眺めるような、正対画像の方が現実的なはず。むしろそういう画像を望んでいたのサ。
機種によっては鏡面と正対の画像を切り替えるスイッチが付いているらしいけど、設置費用込みで5万円も払ったボクの機種にはついていない(らしい)。
メーカーはこういう利用実態というかニーズを把握したうえで製品を作っているんだろうか。
知っていたとすればこんな不適切で不親切なモノは売らないだろうに。
ディーラーにしたって純正部品をお勧めしますって言うくらいなら、その製品がどういう製品なのかよく確かめ、後ろの画像は左右反転で映りますからびっくりしないでくださいね、とか、普通に映る製品はこちらですとか、ちゃんと用意しておけよナ。
そういうことって大事なことだと思うんだけどなぁ。
それとも、いちいち小うるさく文句を言うジジイになっちまったのかしらん。
ヤマボウシの花が咲き出した(見出し写真も同じ木と花)
こちらはもう1本あるヤマボウシの花。同じ樹種でも個体によって咲かせる花の形状が異なる
わが家の西側の目立たないところにひっそると咲くホタルカズラ