昨日は早朝から弱い雨が降った。
しかし、1年で最も寒いと言われる「大寒」だという割には、雨になるくらいだからそれほど冷え込んでいるわけでもなく、ボクのような寒がりにはありがたかった。
予報にはなかった雨で、どうやら局地的なものだったらしい。
朝ご飯を終えるころには雨も上がり、青空が広がった。
ベランダで育てているパンジーやビオラの苗、プランターの野菜に水やりをしても、寒さは全く感じられない。
身体が感じる空気はぽかぽかと暖かく、まるで待ちわびた春がやってきたような感じである♪
う~ん、ひょっとすると春霞に浮かぶ富士山が見えるかも…
浮き立つような心というのはこういう心持ちのことに違いない。
道路はまだしっかり濡れていて、歩く先から水蒸気が立ち上る光景が目に見えるかのようである。
湿った空気は呼吸を楽にし、オゾンに匂いがあるのかどうか知らないが、鼻腔に届く匂いはたぶんそのオゾンだろうと思わせるほど鮮度の高い空気があたりに満ちている。
薄着で家を出てきたが、ちっとも寒くない♪
おお♪
案の定、薄っすらと霞がかかったような空気の彼方に、霞から突き出るように富士山が…
これから先、晴れていても富士山が霞の彼方に姿を隠す日が増えるだろう
春をつかさどる佐保姫様はご健在であられる♪
薬師如来の両脇を固める日光・月光菩薩のごとく、富士山の両脇に侍る丹沢山塊と箱根連山も霞の彼方に
丹沢山塊
足元の江ノ島も霞み、その奥、箱根連山から伸びる伊豆半島はかすかに見えるだけ
谷戸を一つ越えた先で見ると霞が濃くなったような…
隣接の運動公園からは白い頭だけが…
山体の大部分を霞の中に隠し、白く光る頭だけを霞の上からのぞかせるのはお得意のポーズ
ところで…
春霞に浮かぶ富士山を見て満足して家に帰ってみると、床に置いてあるスーパートレニアの鉢に違和感を感じ、目が止まった
ツボミがほころびかけているじゃん!♪
そして今朝5時前に撮った写真ではこんな感じ
日が昇り、しばらくすれば昼前には咲いてしまいそう♪
このスーパートレニアは1年草だが"花大好きさん"のブログを拝見すると越冬可能だという
ならばボクも…と"越冬隊"を編成し、3鉢を用意した
このうち2鉢を家に入れ、1鉢はベランダに出したままにした
外の鉢の株は案の定、枯れてしまったが、残る2鉢は葉の色つやがやや悪いものの、今のところ元気で、しかもたくさんのツボミをつけている
そのうちの一つがほころび始めたというわけなのだ
がんばれっ 越冬隊! あとひと月もすれば春が来るぞ♪