それにしてもひどい雷雨だった。
この時期の雷雨は寒冷前線の通過に伴うものだろうから、せいぜい1時間か長くたって2時間もあれば通り過ぎて、再び晴天が戻って大空に虹が出現するって言うのが相場だが…
この日は午後1時ころから5時少し前まで雷公め、大暴れしていった。
窓際で本を読んでいたら、とても暗くなってついにはスタンドの電気をつけなくては字が読みにくいほど。
まぁ豪快で気持ちいいって側面も無いではないが、行楽の子どもたちは散々な目に合わされたね。
ボクはこの日5時ころから外出の予定があったが、どうせ止むだろうとタカをくくっていたのだが、なかなか降り止まないのでヤキモキさせられたのも事実。
結論からいえば傘は持たずに家を出られたが、一昨日のように自転車で外に出ていたらえらいことだった。
案の定、外出するために家を出たら、自転車で出かけていて雨宿りをしていたらしい人たちが家路を急いで一生懸命ペダルを漕いでいる姿を何人も見たし、午後9時ころに帰宅する際にはどこか遠乗りをしてきて足止めを食らったのだろう、ヘルメットをかぶった完全装備の女性の自転車乗りが1人で夜道を急いでいる光景も目にした。
こんなにすごい雷雨になるなんて、天気予報はちゃんと伝えていたっけ?
頼むよ気象庁サン。
ところで、天候もさることながらわが家のバラに異変が起きつつあるようだ。
「空蝉」は例年と変わらず花をたくさんつけ、しかも例年以上にきれいに咲いてくれているし、アーチのつるバラ「伽羅奢(ガラシャ)」と、同じくつるバラの「ニュードーン」、木立の「ブラッシング・アイスバーグ」「バーガンディー・アイスバーグ」は順調に花芽を膨らませていて間もなく開花を迎えようとしている。
ここまでは順調だが、例年ならもう開花しているはずのつるバラ「バレリーナ」が未開花だし、蕾の数も少ない。
同じくつるバラの「ローゼンドルフシュパリースホープ」もつぼみが少ないし、「サハラ98」に至っては何とつぼみゼロ! というアンビリーバブル現象が起きている。
??????
何かが起きているんだろうが、何が起こっているのか、さっぱり見当がつかない。
去年の花が終わった後以降、お礼肥もやったし、年が明けてからは寒肥をたっぷり施し、剪定も行った。
例年と変わらず、ルーティーンの作業は滞りなく済ませてきているはずなのだが…
近く横浜イングリッシュガーデンの様子も見に行くつもりだし、その際にわが師・河合伸之氏に聞いてみようと思うが、雷雨ほどではないにしても心が晴れ渡らないことではある。
若かりし頃、気になる女性との間で似たようなことがあったかもしれない。
いや、確かにあった。
けっして思うようにはいかないってことを身に染みて痛感させられ、その度に絶望の淵へと追いやられ、グレてやるといじけてみても、実際にはそれも出来ず…
つくづくダメな奴なんだと…
この辺でやめとこ。
手間がかかるほど後の楽しみは大きいって言うけど、まぁ、それも当たっているな。
言うことを聞いてくれないバラたちにしばらく付き合うのもまた人生。
一応、花咲爺も自認していることだし。
「空蝉」は相変わらず美しい ♪
見出しの写真は「セント・オブ・ヨコハマ」。河合伸之氏から寄贈された株
強くて良い香りのするバラ
「ノリコ」は開花寸前
けさ04:18の東の空。日の出は04:47