起き出してパソコンの前に座って小1時間も経ったろうか、それでも書きたいことは何も思い浮かばず途方に暮れかけていた。
そんな中で「そうだ京都 行こう !」の魅力的な広告のキャッチコピーが頭に浮かんだので、その向こう ? を張って「そうだ血圧 測ろう !」と思いついたのだ。
ジッと考えこんでいてもラチが明かないのだから、別なことをすれば何か思い浮かぶかもしれない…
結果は上が106、下が62。心拍数に至っては43 ! しかない。
毎朝定期的にという訳ではないが、起床時血圧というのはたまに測る。
その時の血圧は上が110台後半、下は60台後半が多い。。
そういう意味では今朝は若干低めということになる。
まぁ高いよりは良さそうだし、問題はなさそうである。
ところで心拍数の43。
男性の安静時平均心拍数をネットで調べたところ、男性の場合60~70だという。
そしてボクの年代はというと男性の中央値は63。
ということは大幅に平均を下回っていてずいぶん低い。
よく言えば省エネ型心臓ってことか。
そして読み進めていくとスポーツ選手は安静時の心拍数が少ない傾向にあり、持久力を必要とするスポーツをしている選手は特にその傾向が強いと書かれていて、30~40という人もいると、わざわざ「という人も」を強調している。
となるとボクは「という人も」という例外的な範疇に分類されるらしい。
運動選手だったのははるか昔のことで、今は自転車で比較的しょっちゅう遠乗りをしているから持久力はそこそこにはあると思う。
それが理由かもしれない。
そう言えば主治医の女医さんが一度心拍数が低いのに驚いていたが、「あらぁ~!」という感嘆符一丁が飛び出た後「そうか、普段から運動してますものね」と言葉を継いだだけで特段何の注意も受けずに終わっていたので気に掛けることも無かったのだ。
素人考えだと心拍数が少なければ心臓の負担が減るので人さまより長持ちするんじゃないか、長生きできるぞと欲張ったことを考えるが、冷静に考え直せば、持久力を必要とする運動で余計な負荷をかけているのなら、プラスマイナスはどっちに転んでいるんだろうかが気になるってものさ。
世の中、そう都合よくいくわけないものな。
そういやぁ思い出した !
高校生の時、学校創立記念日に招待した高校とのサッカーの親善試合で頭を強打して意識を失い、救急車で病院に運ばれたことがあった。
ちょっと強めの脳震盪ということで2、3日入院させられ安静にしていたが、その時の担当医が「心拍計を見ていて感じたんだが、君の心臓はほれぼれするくらいに強いよ。極端は話、君が死んでしまっても心臓は鼓動を続けると思うよ」と痛く感心されたものだ。
でもなぁ、心臓だけが生きててもなぁ…
(見出し写真は今朝5:14に見えた朝焼け)