おられました良心的な大家さん

中古分譲マンションでの出来事

５年前に平野区で中古マンション販売のチラシ広告と入れたところ、そのマンションの別階のお客様に購入いただきました



ご購入動機としてご両親が無くなり実家を売却し、相続分配により幾分かの金品を取得した。新築時よりこのマンションに住んでいるので状態は十分に把握している。実家の売却に不動産屋に対し不愉快な思いをしたので誠意をもって相談に乗ってほしい

その相談というのは、せっかく親にもらったお金であるが預金をしていても仕方がない

高校生の息子がいるので将来はここに住まわせたい。それまで賃貸で運用をしたい

それが可能でしょうか？


駅から5分以内の立地、大型スーパーイオンにも徒歩3分、大手リノベーション物件、適正家賃なら絶対に借り手が要ると説明







良く考えられた後に当方に任すと無事に成約！



問題が一つだけありました。将来は息子に住ましたい！

これをどう解決しておくか？

とりあえず期間限定の契約とするか？

期間限定にしても入居者の程度により部屋の傷み具合は計り知れない～

そこで情報網のキャッチコピーを「分譲貸につき法人・身元確実な方を希望します」にしました。


すると近くの大手賃貸仲介業者さんより申し込みが入りました

ご夫婦ともに70歳以上の清楚な方々で連帯保証人さんも大手企業勤務の義理も息子さん

（申し込みがご高齢であるのでお困りであった～）

ご両親の身の回りの世話は心優しい娘さんが行っています

当方の仕事としては賃貸借契約書の特約条項で居住者ご夫婦で一代限りとしました



一昨日、貸主である大家さんから電話があり「先日、ご夫婦のご主人さまがお亡くなり、非常にお気の毒である。ついては負担されている水道代をこちらで支払いますので末永くお住まいして頂きたい」との事


早速、娘さんに連絡を入れると「母が申すには普段からお気遣い、お声掛けをいただき主人が亡くなった時も線香をあげに来て下さった」と聞いています。今、母は若干の認知が入っていますが分かりやすく説明しておきます

大家さんには感謝の気持ちをもうしあげますとの事！



小さな出来事ですが良縁に感謝ですね～



住みたくなるマンション　平成さんのブログにもいろいろ出ていますよ！

正直な不動産屋と呼ばれたい　平成プランニング　の一言でした。


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