海外市況
〇ダウは大幅続落(20943)。「新型コロナウイルスの感染者数の増加、人や物の移動制限の長期化による景気悪化懸念。大型ハイテク株や金融株中心に売りが膨らんだ。ニューヨーク州クオモ知事は1日記者会見で、州内の感染者が前日から10%以上増え8万3712人に、致死率も上昇と発表。都市封鎖が一段と長引くとの思惑が強まった。経済統計の悪化も市場心理を冷やした。運用資産に占める株式の比率を戻すリバランスが一巡した面も」。〇原油は反落(20.31)。「週間の米原油在庫が大幅に増えた。EIAが1日に発表した週間の在庫統計で米原油在庫は1380万バレル増え、市場予想(450万バレル増)を大幅に上回った。増加は10週連続。サウジアラビアなど主要産油国の増産観測も相場の重荷となった。米株式相場が大幅に下落し、同様にリスク資産とみられる原油先物相場の売りにつながった。一時19.90ドルと節目の20ドルを割り込み、下値では押し目とみた買いも入った。31日発表の3月の中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が好不況の境目である50を上回り、中国需要が回復するとの見方も買いを支えたとの指摘があった。」、金は続落(1591.4)。
〇米国債は続伸(利回り低下0.58%)。「米景気低迷が長引くとの懸念が強まった。相対的に安全とされる米国債が買われた。米国では新型コロナの感染者数や死者数が増えている。米政府は国内で最終的に10万~24万人の死者が出る可能性があると指摘した。一段の感染拡大を防ぐため、1日には新たにフロリダ州やペンシルベニア州が州民の外出などを制限する命令を出した。経済活動の落ち込みが、景気後退を長引かせるとの見方につながった。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した3月の米製造業景況感指数は好不況の境目となる50を下回った。米民間雇用サービス会社ADPが発表した3月の全米雇用リポートでも、非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月から2万7000人減少した」。
〇日経平均先物夜間引けは、17600.
〇(為替)FRBが31日、海外の中央銀行から米国債を一時的に買い入れてドルを供給する措置を発表した。ドル不足が解消に向かうとの見方。
14:35更新
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