昨日、会見での説明を聞いたあと、考えた。そもそも故障したサーバーは即時バックアップへの切り替わりと設計されていなかった可能性があるのではないか。銘柄情報を扱うサーバとの一言があった点に注目している。銘柄の追加変更は取引と異なりそう頻繁にあるものではない。取引停止等の情報があると考えても一銘柄につき一日に数度更新の頻度で、取引データのように一日数万件といった件数はない。一号機を強制停止したら2号機に切り替わった、なぜか故障時に即時には切り替わらなかったとの説明だが、そもそも即時には切り替わらない仕様だったのではないか。システム仕様はユーザーと打ち合わせ、ユーザー主体で決めるべきもので、設計時には「銘柄データ」について、瞬時への切り替えが必要とは東証も認識していなかった可能性がある。
ハードディスクは消耗品で 必ず故障するものと考えてシステム屋はシステムを設計する。故障前には必ず前兆(読み込みが一度ではうまくいかなくて2回以上繰り返してから読み込む等)が現れるのが普通で、この前兆が現れた段階で交換するし、前兆の信号は常時システム監視している。いきなり稼働しないような故障が起きるというのは希である。さらに、大事なデータは同時に2つのディスクに書き込み、片方のディスクが故障しても、もう一方のディスクに書き込み、読み取りができるようにする。そのうえでその2つのディスクをもったサーバーも2台置き冗長化するのである。
故障が起きたディスクから前兆は出ていなかったのか、それにどのように対処していたのか、そもそも故障時に即時自動で切り替わるという設計だったのか、強制停止しないと切り替わらない仕様で、これが遅れたため終日売買停止となったのではないか、必ずしもシステム屋が100%悪いというわけではないのではないのではと思えてきた。 原因究明で明らかにしてもらいたいものだ。</p>
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