いい覚悟で生きる・言葉の処方箋(世田谷深沢カフェ)

無理せずに、言葉による処方箋からいただいた「がんは病でも病人ではない」ことの思いを中心に語ります。

「日めくり」 人生を変える言葉の処方箋・・・・・・・・・・・2020年4月16日㈭

2020年04月16日 | 日記
☆☆☆「右の手のしていることを左の手に知られないようにする」☆☆☆

聖書に「あなたが施しをするときは、右の手がしていることを左の手に知られないようにしなさい。あなたの施しが、隠れたところにあるようにするためです。そうすれば、隠れたところで見ておられるあなたの父が、あなたに報いてくださいます。」(マタイの福音書6:3~4)という言葉があります。
2000年ほども前、これみよがしに偽善を行う人を目にしたイエス・キリストが語った言葉ですが、今の私たちからも他人事ではありません。私たちにも自慢したり、善行を人に知られたいと思う気持ちがあるからです。
誰かに褒められること自体を目的とするならば、時に自分でも信じられないような間違った行動をとってしまうのが人間です。誘惑に陥りそうなときは、聖書にあるように常に天からの目線を意識することが大切です。
樋野興夫(順天堂大学名誉教授・医学博士)著書より

私も、昨年から今年まで、数か所の「カフェ」に参加して、がん患者や家族の人たちと、カフェを運営している方の姿に、クリスチャンの方でもない方も、「この言葉どおりに、何の功を求めずに」カフエに取り組んでいることをつぶさに感じています。
いざ、自分でも、「カフェ」を開設したいと準備の課程ににおいての「つまずき、思い上がり、焦り」で、自分の近くの方に目がいかない時期がありました。
人に寄り添い、ホッとする何でも聞き合う場」の原点に立つことができることを確信した時に、慎重に検討判断することができるようになってきました。
昨日は、がん研病院から退院したばかりの、友と仕込みをしながら楽しい時間を過ごせました。
帰宅してから、夕飯前のテレビの中で「がん5年生存率向上」ニュースで流れ、夕刊にも記事が掲載されました。たしかに医療の中での進歩は否定しませんが、各部位のガンの%を強調していたことがほとんどで、転移している進行がんのことはホンノ少しであったこと、、、、気になった。
しかし、以前、無樋野興夫先生の地所の中では「あくまでも確率だけと・・・」気にすることなく「今日一日を生きていくことに視線を向けてどう生きていくか、、、」私も進行がんで余命5年を過ぎても、毎日を前向きに生きていることを喜びにしながら「カフェ」の準備に。




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