いい覚悟で生きる・言葉の処方箋(世田谷深沢カフェ)

無理せずに、言葉による処方箋からいただいた「がんは病でも病人ではない」ことの思いを中心に語ります。

「日めくり」 人生を変える言葉の処方箋・・・・・・・・・・2020年4月20日㈪

2020年04月20日 | 日記
☆☆☆相反する人の存在と個性を認め、歯をくいしばって褒める☆☆☆

内村鑑三は「真理は円形にあらず、楕円形である。二つの中心がある。」と説きました。
異なるもの同士が緊張感の上に存在している、これが生命現象です。
人間関係も似た者同士の仲良しグループが数年後に仲違いすることもあります。
それを防ぐには相反する人も輪の中に入れて、存在や個性を認め、円を楕円形に変えることです。
嫌な人がいてもはねつけるのではなく、その存在と個性を認め、歯をくいしばって褒める。 これが楕円形の人間関係であり、やっかいな相手である がん と付き合う「がん哲学外来」の基本です。
樋野興夫(順天堂大学名誉教授・医学博士)著書より

この言葉をいただいたとき、私の自己中心的な人間関係や家族関係や各グループにおいての自分が常に存在していたことと思わされました。
一般に円形(同心円)を理想と求めて、穏やかで争いのない円満を想像し円形を描いています。同心円というものは、なんでも丸く包み込むように見えても実は排他的であることを知らしめさせられました。
この同心の組織は何事もスムーズに運ぶと、、、、組織内に異質なものが入ったとき、組織内で反乱がおこるときが多いと感じています。免疫がないわけですから、、、、結果的ら自浄されずに滅びてしまうと、、、、
体で考えると、がんにおいては「遺伝子」と「抑制遺伝子」がバランスとりあっています。「自律神経においても、交感神経と副交感神経でバランス」
相反するものを認めて共存することが楕円形の精神と理解してきだしました。
私はこの言葉をいただいた昨秋のカフェ以来「自分の体の中の相棒の、がん君とバランス取り合う共存」と考えにたどり着いてから、「がんや人間関係込みで人生、いいことも悪いことも込みで人生」・・・・・・これが楕円形の2点のバランスと、たどり着いたら、「私でも、カフェを開き、ダダ悲観を語り合うのではなく、どうやって共存して生きてきたかのことを聞く、会話ではない対話のカフェをと」、、、焦らずに準備しています。



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