先日到着したMYM社製混合水栓MS391の切替弁を交換しました。
数年前からカランとシャワーの切替ができず、常時シャワー状態で使用してきました。
今回購入しておいたのは、KVK社製KP714Bです。
KVK社は旧MYM社製品の水栓事業を譲受しており、保守部品の提供を継続してくれています。
こうした日本企業の経営姿勢には頭が下がるばかりです。
さて切替弁の交換です。
早速注文した切替弁を開けてみました。
美しいです。設計の良い製品は美しいものです。うっとり。
というわけで、交換作業を実施していきます。
最初に蓋の部分をマイナスドライバーでこじ開けます。
現れたネジを緩めて、切替レバーを外します。
切替弁が見えますが、最初に白い樹脂部品を外さねばなりません。
コレがちょっと厄介でした。
単純に引っ張れば外せるのですが、割と固着しています。
しかも樹脂部品なので、無理に外そうとすると割れる危険があります。
ということで、いそじはウエスとハイスを使って引っこ抜きました。
という事で、樹脂部分を取り外し。あとは切替弁を外していきま。
ネジは正ネジですので半時計回りで外せますが、結構固着してました。
いそじは長尺のモンキーでモーメントを稼いで外しました。
切替弁を抜くとカランから真っ黒な水が出てきます。ちょっとびっくり。
外した弁と新品を比較すると、色味が全く異なります。
新品の切替弁を取り付けます。びっくりするくらいスムーズです。
最後にレバー部分を取り付けたら完成です。
切替レバーはとてもスムーズで完璧。ただなぜかカランとシャワーの切替が逆になりました。
実使用上は問題ありませんがレバーの表示が逆になってしまいました。
作業時間は15分程度でした。
反省・所感
最大の難関は、白い樹脂部品の取り外しでした。
ウエスとプライヤーで引っこ抜いたのは良い判断でした。