1 大阪市は学校給食無償化を検討
2020年2月20日大阪市の松井一郎市長は学校給食費の無償化を検討に入ったと新聞報道がありました。貧困児童の問題が社会問題化して子ども食堂などの活動が地域で始まっています。それに対応するような形で、給食費を払えないこどもたちのことを考慮して給食費を無償化しようというものです。
全国では4.4%の自治体で給食費の無償化を実施しているようです。実施している自治体は1万人未満の自治体だそうです。
もし大阪市で小中学校の全生徒を対象に給食無償化が行われれば、新たに60億円の費用がかかるようです。
低所得で給食費が払えない世帯には必要な制度ですが、60億円をかけて支払うことのできる家庭にまでその対象を広げるという政策は必要なんでしょうか?
2 貧困児童の問題は個別問題として対応すべきこと
給食費が支払えないような家庭の子どもに対してはどうすればいいのでしょうか?
私は給食費を払えない子どもや子ども食堂を利用する子どもたちには個別に対応するべきだと思います。一人一人事情を詳しく聞いて、就学援助制度や場合によっては生活保護制度などのサービスにつなげていくことが大事だと思いますし、各区役所の保健福祉センターには要援護児童の相談をうける職員がいますのでその職員につなげるという対応がよいのではないでしょうか?
そのような個別の対応をせずに全員一律に給食無償化をしてしまことはばらまき型の福祉になってしまいます。必要でない子どもも対象となってしまい、これこそ税金の無駄遣いになってしまいます。
ただでもらえるものには文句が言いにくいですようね、給食も給食費を払っているからこそまずいとかいろいろ文句が言えます。無償化になればそんな文句も言えなくなってしまいます。
大阪市役所の皆さんにはよく考えていただきたいと思います。
YouTube松阪いさおチャンネルもぜひご覧ください。
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全国では4.4%の自治体で給食費の無償化を実施しているようです。実施している自治体は1万人未満の自治体だそうです。
もし大阪市で小中学校の全生徒を対象に給食無償化が行われれば、新たに60億円の費用がかかるようです。
低所得で給食費が払えない世帯には必要な制度ですが、60億円をかけて支払うことのできる家庭にまでその対象を広げるという政策は必要なんでしょうか?
2 貧困児童の問題は個別問題として対応すべきこと
給食費が支払えないような家庭の子どもに対してはどうすればいいのでしょうか?
私は給食費を払えない子どもや子ども食堂を利用する子どもたちには個別に対応するべきだと思います。一人一人事情を詳しく聞いて、就学援助制度や場合によっては生活保護制度などのサービスにつなげていくことが大事だと思いますし、各区役所の保健福祉センターには要援護児童の相談をうける職員がいますのでその職員につなげるという対応がよいのではないでしょうか?
そのような個別の対応をせずに全員一律に給食無償化をしてしまことはばらまき型の福祉になってしまいます。必要でない子どもも対象となってしまい、これこそ税金の無駄遣いになってしまいます。
ただでもらえるものには文句が言いにくいですようね、給食も給食費を払っているからこそまずいとかいろいろ文句が言えます。無償化になればそんな文句も言えなくなってしまいます。
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