スポーツはアミーゴ

楽しさを語ろう

東京五輪効果! 若い力躍動

2013年09月24日 08時00分00秒 | スポーツ

 2020東京オリンピック招致に沸く昨今だが、国際大会では7年後を狙う

若い力が躍動している。やっぱり「東京」の効果だろうかな。こうしたフレッシュな

アスリートの成長はさらに「ニッポンのスポーツ力」を豊かにしてくれる。

なんとも頼もしいニューパワーである。

 

 レスリングの吉田の世界大会14連覇、伊調の11度目の世界大会制覇した世界選手権。

女子48㌔級で金メダルを取ったのが20歳の登坂絵莉。そして67㌔級で銅メダルに

輝いたのが土性沙羅。18歳は今回の代表選手では最年少。同じ志学館大の先輩後輩。

登坂の「金」が土性のハートに火をつけたのかもしれないが、今後を考えれば追い風に

なるのは間違いあるまい。

 

  バドミントンのヨネックスオープンでも女子シングルスで新星が現れた。

16歳の高校生、山口茜が日本勢同士の決勝対決を制して女王の座に就いた。

それも1982年に始まった大会では全種目を通して初の日本人の優勝という

快挙である。

 

 こう見てくると女子の活躍が目立つが、男子も若手のレベルアップは目覚ましい。

「リオ」へ、「東京」へつながるヤングパワーの活躍がベテランを刺激し、

互いに競い合ってこそ、どの競技も発展する。道のりは長いが、7年先をにらんだ

積極的な強化を図ってもらいたいものだ。

 

 スポーツ大国ニッポンをぜひとも世界へアピールする場所に

「東京」がなることを願っている。


東京五輪の波及効果

2013年09月23日 08時55分40秒 | スポーツ

 2020東京オリンピックが決まったが、波及効果が徐々に表れている。

 その一つとして日本オリンピック委員会(JOC)が運営している

エリートアカデミーの競技数が増えそうだ。

 

 エリートアカデミーはJOCの強化育成プログラムとして2008年4月に

始まり、トップアスリートに必要な「競技力」「知的能力」「生活力」の

向上を目的としている。対象は中学1年から高校3年までで、

2013年はレスリング14人、卓球19人、フェンシング11人が在籍している。

 

 東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターを拠点に、

近隣の学校に通いながら、一貫指導システムで強化に励む。

2011年、レスリングの世界ジュニア選手権で女子55㌔級で金メダルの

村田夏南子は2期生。強化が実った証明だ。今は卓球の天才少女と言われる

平野美宇や石川佳純の妹、梨良らが在籍し練習に励んでいる。

 

 そうしたアカデミーを2020年の東京オリンピックに備えて競技数を

現在の3競技から2桁に増やそうということを橋本聖子選手強化本部長が

明かしたもの。

 

 今後、具体的な競技数などは検討されるが、東京でのメダル獲得に

本腰を入れる構えだ。


「こやのん」が注目の的?

2013年09月21日 08時00分00秒 | スポーツ
 「こやのん」って何か知っているかな。? ? ?

 すぐに正解を言える人は、まだ少ないだろうな。

 この16日にJ1サンフレッチェ広島が発表した新キャラクターだ。

 「こやのん」は今年1月に小谷野薫社長をモチーフにしたもので、
ゆるキャラブームに目を付け商品化した。

 クラブの説明によると
 「シルエットでクラブを包み込む優しさを表現した。
 決してなすびキャラではない」。

 チームカラーの紫色で丸みを帯びた形が特徴だ。

 サポーターから社長のグッズを開発するような声が上がり、
クラブが社長を説得したという。
 社長は「フロントも一丸となって闘っている象徴。見た目はゆるいが、
熱いハートで応援する」とコメント。

 まずはキーホルダーをきょう21日、エディオンスタジアムでの
新潟戦で販売する。

 この「こやのん」はすぐに反響があったという。サッカー界でも
社長をモチーフにしたものは珍しく、さっそくテレビ界などの
メディアから出演依頼が届いているようだ。

 ゆるキャラが注目されるのはいいが、ゲームの方も忘れられないように、
しっかり戦って、リーグ2連覇に向け頑張ってもらいたいものだ。
 
 そうなれば二重に注目度が高まるだろうが…。

すごいね、レス吉田選手

2013年09月20日 23時17分39秒 | スポーツ
 オリンピック競技から除外されそうになったレスリング。
存続が決まって間もなく始まった世界選手権で女子55㌔級で
吉田沙保里選手が金メダルを獲得した。

 それもなんと11連覇という偉業。さらにオリンピック3連覇と
合わせると実に14大会連続世界一という前人未到の大記録である。

 昨年、国民栄誉賞を受けた吉田選手は、日本レスリングの顔として
オリンピック存続のため活動。さらに2020年東京オリンピック
招致大使も努めるなど、大会前には“超多忙”なアスリートの一人だった。

 それでも世界選手権という大舞台で堂々の11連覇。その強さは
何から来ているのだろう。人並み外れた精神力の強さかもしれない。
今大会前には練習も思うようにはできなかったはずだ。

 それでいて減点なしでの女王の座は、ただただ舌を巻くしかない。

 30歳という年齢を考えれば、体調を維持するだけでも大変だろう。
「レスリングを守る」という強い精神が支えなのかもしれない。
日本レスリング界の至宝の一人であることは間違いない。

 また、63㌔級の伊調馨選手も8度目の頂点。吉田選手と同じく
オリンピック3連覇を含めると11度目の世界の頂点に立った。
伊調姉妹はやはり吉田選手とともに日本の顔の一人だ。

 2020年東京オリンピック時に競技を続けているかどうかは
年齢的にも微妙だが、こうした大先輩がいる日本レスリング界は
幸せだ。彼女らに続くためには、とってもいいお手本になる存在だ。

 一方で、こうした金字塔はレスリングに興味を持つ初心者にも
励みになる。若手にはいい刺激になるし、目標にもなる。

 現実に若手の台頭もある。日本レスリング界は彼女らに続く
人材が順調に育っているといいだろう。互いに切磋琢磨して
「レスリング・ニッポン」を世界に発信し続けてもらいたいものだ。

ハンドボールに注目して!

2013年09月20日 08時00分00秒 | スポーツ
 ハンドボールという競技がある。でも、観戦した人はそんなに多くはない。
学校でも授業に取り入れられているのに、なんでかなあ。

 もっとも新聞、テレビで紹介されたのは5年前。「中東の笛」と呼ばれた
疑惑判定でオリンピックのアジア予選がやり直しになった時だ。
しかし、五輪切符までは届かなかった。

 昨年のロンドン五輪予選も男女とも出場はならなかった。男子は1988年の
ソウル大会以来、女子はなんと1976年のモントリオール以来、五輪の舞台に
立っていない。

 日本のスポーツは五輪に出場しないと、なかなか日の目を見ない。報道も
どうしても限られる。

 だから日本協会は「五輪出場」に夢を託すが、先ほどのように出場できたのは
はるか昔だ。まずはお隣、韓国の厚い壁が破れないのが一因である。
韓国にどうしたら勝てるか―この高いハードルを越えない限り光は見えてこない。

 ハンドボール競技そのものは、スピード感いっぱい、激しいコンタクトプレーの
連続など、見れば面白い「格闘技」だといっていい。

 五輪に出ないから注目度が低い。同時に、主催者側にもアピール不足の面もある。
また、ヒーローがいない。一時、宮崎大輔(大崎電機)がそれなりに騒がれたが、
今はそれも消えかかっている。

 大きなトップレベルが参加する大会は4つある。全日本社会人選手権、国体、
全日本総合選手権、そして日本リーグだ。日本リーグを除けば、ほかはすべて
トーナメントの大会だ。学生界もインカレ、高校界もインカレなどがあるが、
どうも「自分たちの大会」「プレーできれば満足」といった感じがしてならない。

 全国規模はもちろん地方の大会で報道機関に積極的にアピールする姿勢が
足りないのではないかと思う。言い方は悪いが「利用する」ことを
心掛けるべきではないだろうか。

 こうした「悪弊」が治らない限り現状のままが続くのではなかろうか。
少しでもメジャーに近づきたい気持ちがあれば、そのあたりの「改革」が
重要だろう。

 少しでも多くの人に試合を見てもらいたい“努力”をし、次期五輪「リオ」の
出場権を勝ち取ることだろう。

 日本リーグは始まったばかり。今週末も石川、愛知、岐阜、三重で男女が
戦う。国体、全日本総合選手権を挟んで来年3月まで続く。とにかく一度でも
会場に足を運べば「面白さ発見」は請け合い。とにかく一度、注目してみては
いかがでしょうか。

J1、ポストシーズン制に変更

2013年09月19日 08時00分00秒 | スポーツ
 サッカーJ1が2015年からポストシーズン制に変更することが
17日の理事会で決まった。試合会場などでサポーターが反対していた声は
届かなかった。

 Jリーグは観客数や放送権料の減少などに歯止めをかけ、人気低迷を打開するため
改革が必要と大会方式の変更を検討してきた。

 2015年から導入するポストシーズンは、第1ステージの1位と第2ステージの
2位、第2ステージの1位と第2ステージの2位が戦い、勝者同士が対戦する。
ここまでをスーパーステージと位置づけ、この勝者が年間勝ち点1位のクラブと
チャンピオンシップで対決、優勝を決める。

 第1ステージ、第2ステージのスーパーステージで、上位2クラブに年間勝ち点
1位クラブが含まれる場合や対象クラブが重複するケースのスーパーステージの方式は
引き続き検討する。

 J1は創設した1993年から2004年まで(1996年は除く)
前後期制を採用してきた。各ステージの優勝クラブが年間優勝を争う
チャンピオンシップを戦ってきたが、同一クラブの場合は実施されてこなかった。

 今回のポストシーズン制変更は、平均入場者数が2008年を境に下降線をたどり、
地上波テレビでの試合中継が減り、クラブの収入の伸び悩み、さらには主力選手の
欧州を中心とした国外流出が止まらないという危機感があった。
 
 また、世界の主要国のシーズンに歩調を合わせ、代表の試合をやりやすくする
狙いもある。しかし、欧州はシーズン開幕を変える案も検討されているようだ。
その場合はどうするのか。変更までにそうした状況がかわらなければいいが…。

 いずれにしろ、今回の変更は、チャンピオンシップなどで盛り上がりを増やし、
集客の回復、放映権料の増収につなぎたいのが狙いのようだ。クラブによっては
異論もあったが、とりあえず決めた。
 
 本当に盛り上がるか、それとも今の状況が続くか。Jリーグ、各クラブの
取り組み方が問われるだろう。 

カープ、CSへ加速

2013年09月18日 08時00分00秒 | スポーツ
 赤ヘルファンの歓喜の雄叫びが聞こえてきそうだ。
 
 プロ野球は最終盤。セ・リーグのクライマックス・シリーズ(CS)進出に
広島が一気に加速してきた。すでにCS進出を決め、1位マジック点灯の
巨人に地元で3連勝を飾り、さらに17日の阪神戦も石原のサヨナラアーチで
4年ぶりの7連勝。CS進出となる16年ぶりのAクラス入りが目の前に
大きく広がってきた。

 3位を争ってきた中日、DeNAはすでに自力でのCS進出が消滅している。
ここでもしも2位阪神に3連勝すると、一気にゲーム差は3に縮まり、
2位の座も見えてくる。

 広島は阪神と3連戦のあと、再び巨人との3連戦が待ち受ける。この時点で
巨人は1位を決めている可能性が高い。そうなると苦手払しょくのチャンスだ。

 ここまでの追撃にはエースマエケンの力投が大きい。パパになったエースが
投手陣を引っ張り、大竹、バリントン、野村の4本柱で力強く進軍ラッパを
鳴らし続けてもらいたい。 

 某球団首脳の「我慢して戦っていれば、例年通り広島がまた落ちてくるよ」
との話が一部でまことさやかにささやかれているとのうわさも聞かれた。
ここまでくれば「何を言っているんだよ」と、見返してやりたいものだ。

 昨年は大失速した広島だったが、今シーズンはひと味もふた味も違う広島だ。
投打の歯車がかみ合っているし、打線のうながりもいいし、よく見られた守りの
ミスもなくなった。チームの雰囲気は最高だ。

 もう「あれでも4位に…」なんての心配はいらないと確信している。
油断は禁物だが、総力を挙げてCSへ快進撃を続けよう。

 久しぶり、いや、本当に久しぶりにスタジアムが爆発するくらいに
盛り上がるだろう。やっぱり広島の街は、赤ヘルが勝たないと盛り上がりに
欠ける。

 CSでは今までのうっぷんを晴らすように、思いっきり大声援で後押ししたいと
今から楽しみにしている。

世界の王超えたバレンティン

2013年09月17日 08時00分00秒 | スポーツ
 プロ野球・ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手が15日、
ついに56本塁打を放ち、プロ野球最多記録を更新した。
思わずバンザイを叫びたいほど興奮を覚えた。

 「世界の王」王貞治さんら3人が持つプロ野球最多タイのシーズン55号を
11日の広島戦で大竹から放ち「王超え」は時間の問題とされていたが、
やはり怪力バレンティンも人間だったようで、ここまで3試合快音は聞かれなかった。

 そして15日、中日戦の1回、榎田から豪快な一発を左中間に運んだ。
打った瞬間、おなじみのポーズ、両手を高々と上げたバレンティン。スタンドに
突き刺さり打球を見定めた後、笑顔満開でダイヤモンドを一周した。

 これでプレッシャーから解き放たれたのだろう。続く3回にも左へ運び、
2打席連続アーチ。57号と記録を伸ばした。

 バレンティンはカリブ海に浮かぶオランダ領キュラソー島の出身。
ヤクルト入団3年目で、1、2年目はいずれも31本で本塁打王になっている。

 今シーズンは開幕前に左足を痛めたが、そんなことはお構いなしとばかりに
本塁打を量産し続け、プロ野球記録を塗り替えた。
ペースで言えば、ほぼ2試合に1本の計算という。

 「聖域」を破ったバレンティン。これからどこまで記録を伸ばすのだろうか。
あの風貌、あの怪力…神宮のファンにとってはたまらない魅力だろうし、
こちらはうらやしい気持ちでいっぱいだ。

 ところで、怪力と言えば、楽天のマー君もすごい。と言うか、あ然とさせられる。
無敗の21連勝、開幕からの21連勝、シーズンをまたいでの25連勝。
投手の連勝記録を一気に3つも塗り替えた。
 
 また、シーズンをまたいだ大リーグ記録の25連勝も超えた。
マー君の右腕はどこまでうなり続けるのか、次のマウンドが楽しみだ。

Jリーグ初の70歳代監督、頑張れ!

2013年09月16日 08時00分00秒 | スポーツ
 Jリーグに71歳の最高齢監督が誕生した。J2栃木の松本郁夫氏。70代での
監督はJリーグでは初めてだ。

 さっそく15日の札幌戦で指揮を執り、激戦を制しロスタイムに決勝点、
見事白星スタートを飾った。

 栃木はここまで松田浩氏が監督を務めていたが、10勝10分け12敗、
勝ち点40で14位と低迷、同監督が退任した。

 松本新監督は日本サッカー界にとって世界で初めてメダル(銅)を獲得した時の
メンバー。宇都宮の出身だが、早大を卒業後、東洋工業(マツダ⇒サンフレッチェ)に入社。創設された日本リーグで通算5度の優勝に貢献。日本代表として1968年の
メキシコ五輪で銅メダルを獲得した。

 第1戦を退いた後は東洋工業の監督を務め、ユース日本代表監督として
1979年に日本で開かれたワールドユースを戦った。

 その後は指導者や経営面にも関わり、Jリーグの川崎、鳥栖の監督を歴任したり、
社長なども努めた。

 その指導はとにかく熱血漢と言ってよく、熱いハートは今でも衰えを知らない。

 一方で、1983年にはマツダの就職内定者の研修を行っていたヤマハのつま恋
研修所でガス爆発事故に合い、全身やけどと四肢複雑骨折を負いながら自力で脱出、
左手4本の指を失ったが、奇跡的に回復した。

 今年からは栃木SCの取締役を務めていた。

 2009年には日本サッカー殿堂入りを果たしたが、広島でかつての仲間たちが
開いた祝賀会当日の天皇杯でサンフレッチェを破り、二重の喜びに包まれた笑顔は
本当にうれしさがはちきれないようだった。その時に記念にと配った陶器のグラスには
いかにも「育夫さんらしい」言葉が記されている。

「全力に悔いなし 松本育夫」

 熱い男のサッカーに対する思いは衰えるどころか、いっそう燃えているようだ。

 初戦の札幌戦を乱打戦の末に下して白星スタートを飾った。今後、選手たちに
どんな熱い指導でJ2終盤戦を戦うか。お手並みをじっくり拝見したい。

何を今さら「カタールW杯」

2013年09月15日 08時00分00秒 | スポーツ

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長の発言が波紋を呼んでいる。
2022年W杯開催地をカタールに選んだことに関してである。

 「われわれはミスを犯したかもしれない。夏にプレー可能と思ったことが
間違いだった」

 今さら何を―と言いたくなる。

 カタールを開催地に選んだのは2010年のFIFA理事会。日本をはじめ
アメリカ、韓国、オーストラリアも立候補しており、アメリカは決選投票で最後まで
カタールと争った。

 カタールが決定した当時から「酷暑」への不安はささやかれていた。
6月から7月にかけて行われる開催時期。その時期にカタールは気温が50度を
超えることもあるという。しかもアラビア湾に面しており、湿度も高い。

 カタールは「屋内スタジアムをつくって冷房を効かせる」と言っているが、
練習会場などはどうするのかは分からない。

 そこでブラッター会長は続けて言う。開催時期の変更だ。

 「ミスを犯したのは開催時期に関してだ」

 冬季開催への変更を示唆したとも取れる発言だ。

 でも、これにはリーグ真っ盛りの欧州の反発が必至だ。シーズン中断を
余儀なくされからだ。

 会長は10月のFIFA総会で話し合う姿勢を見せているが、果たして
どうなるか。まだまだこの問題は尾を引きそうだ。

 でも、一番困惑しているのはカタールかもしれない。せっかく勝ち取った
開催を“はく奪”でもされたのではたまらない。

 「熱いからダメ」と今さら言われたら…それこそ泣きっ面に蜂だ。。