スポーツはアミーゴ

楽しさを語ろう

谷繁おめでとう 「世界の王」に並んだ

2013年06月30日 14時50分10秒 | スポーツ
 きのうプロ野球中日の捕手、谷繁が歴代2位タイとなる2,831試合出場を果たしました。
 「世界の王」(王貞治さん)に並ぶ大記録です。同郷としてとっても嬉しいことです。

 谷繁の今シーズンは記録づくめです。5月6日には史上44人目の2,000安打、
6月13日には史上40人目の1,000打点を達成しました。
 そして今回の出場記録。それも6回、左翼ポール際に4号本塁打。自ら祝砲で花を添えました。

 「亀の歩み」ともたとえられる男の24年前にデビューしてたどり着いた金字塔と言ってもいいでしょう。
しかも、デビューした横浜スタジアムでのアーチはさぞかし感慨深いものがあったのではないかと思います。

 中日では若手投手陣にとっても頼もしい42歳です。前日には山井をノーヒットノーランに導き、自身の記録達成日には
3年目の大野には初めて完投させました。

 試合後のインタビューは相変わらず興奮したところがみられません。でも、それが彼のいいところでしょう。

 出場記録で上にいるのは同じ捕手の野村克也さん一人。3,017試合に向けて、まだまだキャリアを積み重ねていくことだろうと思います。同じ故郷を持つ人間として、誇りに思うし、友人に自慢の一つもしたい気持ちになっています。

JTバレー、新監督で復活期待

2013年06月29日 22時11分03秒 | スポーツ
 バレーボールファンならよくご存じでしょうが、プレミアリーグ男子にJTが加盟しています。日本リーグ時代から加盟している古参です。でも、1度も優勝した経験がないというのも不思議なくらいです。なんとしても頂点に立ちたい思いは、どこのチームよりも強いかもしれませんが、いまだに夢が叶っていません。それよりも前々回リーグでは入れ替え戦出場まで経験したのです。
 前回のリーグも前半戦は連敗が続き、おまけに監督が体調不良で戦列を離れるというアクシデントもありました。でも、なんとか2年連続の屈辱は免れましたが、7年連続決勝ラウンドに勧めないもどかしい戦いをしてきました。

 そこで起死回生のホームランを狙って、新しい監督を迎えました。モンテネグロ出身で、ヨーロッパ各国で代表やクラブチームで指揮官を務めてきた指導経験豊富な58歳です。
 若手の育成には定評があるようで、その意味では若手の多いJTには、もってこいの監督かもしれません。
 
 25日に来日し28日に報道陣にお披露目がありました。
 時折笑顔を見せながら、熱く夢を語りました。彼がもっとも重視するのは「コミュニケーション」のようです。「前回の試合をビデオで見たが、実際とは違うので、実際にプレーを見ないことには…」と言いながらも「自信を持たせればいい結果につながる」と指導への自信をのぞかせていました。
 「いい環境でいい雰囲気での練習をこなせば、きっと強くなる。みなさん試合会場に足を運んでください。驚くことが起きるはず」と、いかにも外国人らしいコメントもありました。
 はたしてJTバレーの「救世主」になるか。JTサポーターの注目度は上がっていることだろうと思います。

東京五輪招致、実現へ前進!

2013年06月26日 23時04分37秒 | スポーツ
 前回まではネガティブ傾向にありましたが、今回からは前向きな話題を書きたいと思っています。
 まず、初回は2020年東京五輪招致が実現しそうになったことです。2度目の開催になるか、私としてはぜひとも開催にこぎつけてもらいたいと願っています。
 IOC(国際オリンピック委員会)が昨日25日、招致を目指す東京、イスタンブール(トルコ)マドリード(スペイン)の3都市の評価報告書を公表しました。その中で東京は全般的に高い評価を得ています。他の2都市は一部に懸念が示されています。東京は財政基盤や宿泊、交通などで高い評価を受けました。国内の世論調査でも開催への関心が次第に高まってきており、9月の開催地決定が楽しみになってきました。
 猪瀬知事が「イスラム諸国はケンカばかり」発言もどうやら沈静化に向かっているようで、よかったと思います。でもまだまだ予断は許されません。7月3、4日のプレゼンテーションをどうクリアするかも重要なテーマです。
 今回もうまく切り抜けて、大きく前進してもらいたいものです。4年前に16年招致に敗れたときは、計画面では高い評価を受けたが、プレゼンテーションがうまくいかなかったという苦い経験があります。今回はイギリス人トレーナーの指導で評判が良かったといいます。ぜひとも2度目も高い評価を受けられるよう頑張ってほしいものです。
 「巧みな表現力」が東京を救うことになるはずです。9月まで私は気持ちが落ち着かない日々が続きそうです。

辞任とは言ったけど

2013年06月25日 20時47分24秒 | スポーツ
 全柔連はおどうなっているのだろう。きのう24日、理事会後に「辞任」を表明した。しかし「改革のめどがついたら」との条件つきだ。では改革ができるのか。きょう25日の評議員会でも全理事辞任を迫られたが、話す場所が違うとばかり先送りされた。なぜここまで延命を図る必要だあるのだろう。
 助成金について調べた第三者委員会からも「ガバナンスの欠如」と厳しく糾弾された。その委員会にもケチをつけている態度からしても、何を考えているのだろう。「改革」というのなら、その中身を一刻も早く示すべきだろう。本気で改革する気持ちがどれだけあるのか全く分からない。
 会長に意見の一つも言えない理事も情けない。即刻、全理事は辞表を提出して出直すべきだ。そうでなければ、柔道を愛し、けいこをしている柔道家にとっても決してプラスにはならない。往生際の悪い会長に見切りをつける理事がいないのなら、それも全柔連の今の姿だろう。柔道界の将来のためにも、一刻も早い決断が求められるべきである。

血液どろどろ? スポーツ界

2013年06月22日 15時25分01秒 | スポーツ
 最近、テレビや新聞で血液ドロドロ解消のコマーシャルがやたら目につく。こちらは薬を服用することで効果はあるのだろう。しかし、この薬、スポーツ化には効果は全くないようだ。
 全柔連の問題‐。きのう第3者委員会の報告書がでたが、日本協会の会長さんはどうけじめをつけるのか。あまり期待はしていないが、とひえ柔道は日本の武道の看板だ。いまや世界で盛ん。でも、国際連盟などの役員は外国に牛耳られているのが実態だ。嘉納さんが草場のかげで涙を流しているのではなかろうか。
 そしてプロ野球の公式球問題。こちらも最高責任者のコミッショナーは「知らなかった」と責任感など全く感じらられない無責任な態度だ。
また「、、レスリングから発したいじめ、暴力問題もまだまだ解決の道は遠い感じがする。
 さらにこんどはバレーボール協会までが会長、強化のトップに“レッドカード”を突き付けた。こちらは辞任と押し付けたため、辞任…は問題外だが、明らかにクーデターである。
 スポーツはルールによってなりたっているはずだ。でも、ルールなど無視したような事態が続出している。効果抜群のサラサラ薬でものんで、すっきりしたいものですね。

日本サッカーの修正点は?

2013年06月21日 22時08分50秒 | スポーツ
 サッカーでは前半、後半それぞれ5分間は最も大事な時間帯とよく言われる。その指摘にぴったり当てはまったような試合がコンフェデ杯のイタリア戦での敗戦だった。
 2-0のリードで前半を終えるかなと思った残り4分に1点を返された。そして3-3で迎えた後半残り4分、また失点。1次リーグの敗退となった。また、2-2に追いつかれた失点も、後半開始5分。4失点のうち3失点が「大事な時間帯」だった。
 日本サッカーの持ち味はチームとしての意思統一を図り、連動した動き、パス回しから相手守備網を崩すことにある。2点リードしたまでは実にうまく運べた。しかし、改めて痛感させられたのは、強豪はミスに乗じて一瞬にスキを見逃さないところだろう。このあたりが日本と世界のギャップではないだろうか。 
 最初の失点はよく指摘されるCK。2点目は不用意なボール処理。そして決勝点となった4失点目は、不用意なクリアからだった。
 まだまだ世界の上位にたどり着くのは難しいという証しでもあったように思う。
 ブラジル戦と違って今回は、実にうまく試合に入れただけに、逆転負けに悔しさは倍増した。最後まで自分たちの戦いをどう続けるかが、イタリアはさすがにしたたかだったと言わざるを得ない。
 試合運びの巧みさ、状況判断、さらには「個の力」などのレベルアップが求められる。来年のブラジルW杯までに、そうしたギャップをどこまで埋められるか。世界と戦ってよく言われる言葉に「よく戦った」がある。でも、それで終わってはいつまでも「差」は埋まらない。1年後を見据えて修正できるか、できないか。今、日本列島に大雨をもたらしている前線のように停滞が続けば、南アW杯16強後の感動も薄れていくだろう。そして日本サッカーの世界との距離は広がるだ

メキシコ五輪銅の映像 早く見たい

2013年06月20日 21時53分32秒 | スポーツ
 コンフェデレーションズ杯の日本代表はイタリアに逆転負け、2連敗で1次リーグで姿を消した。本田のPK、香川の振り向きざまのシュートで2点を先制したが、後半に入ると一時は逆転された。しかし岡崎のドンピシャヘッドで追いつく粘りを見せたが、残り4分、右クロスから決勝点を奪われた。実に惜しい敗戦というしかないが、これも世界の壁というものかもしれない。最終戦となるメキシコにはなんとしても白星を挙げ「サムライブルー」の意地を見せてもらいたいものだ。
 ところで、男子のオリンピック史上で唯一のメダルを獲得したメキシコ五輪3位決定戦の貴重な映像が見つかったという。1968年10月24日、地元メキシコを2対0で破り、銅メダルに輝いた試合だ。
 日本では当時、後半の一部しか中継されていなかった。釜本邦茂さんや杉山隆一さん、広島出身では県サッカー協会会長を務めている小城得達さんらが出場した。監督は亡くなった長沼健さんが務めた伝説の一戦である。
 これまでは現存しないといわれており“幻の映像”とみられていたという。ところが昨年末から探していたNHKが今春、メキシコの民放テレビ局で90分の完全カラーテープを探し当てたという。まさに歴史的な貴重な映像である。当時の劇的勝利の瞬間が見られるということは、本当に信じられないほどの喜びと言っていいだろう。どの程度のきれいな画面なのかはわからないが、もしも、少々劣化していたとしても、見応え十分であることは間違いない。
 ちなみに今夏8月24日、BS1で放送されるようだ。何事もキャンセルして、しっかりとテレビ桟敷で感動の一戦を脳裏に焼き付けておきたい。あと2か月余が待ち遠しい限りである。皆さんもご覧になってはいかがでしょうか。

兄弟っていいね

2013年06月18日 17時46分47秒 | スポーツ
 ブラジルには悔しいながら完敗したコンフェデレーションズカップの日本代表。世界の壁を痛感させられたが、日本時間20日のイタリア戦、同23日のメキシコ戦はどうなるだろうか。過去の対戦成績はイタリアとは1分け1敗、メキシコは1勝3敗と、こちらもあまりよくない。しかし、残り2試合で最低でも1勝はしてもらいたいものだし、期待している。
 さて、一方で国内に目を移すとJリーグナビスコカップ8強対決の第1戦が23日にある。アジアチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した広島、柏、浦和、仙台が加わっての準々決勝。30日の第2戦を終えると、7月6日からはリーグが再開する。こちらも佳境に入る。どんな展開が待っているか、楽しみな時期が近づいている。
 ところで、けさ、広島の大黒柱のひとり、森和幸選手から電話がかかってきた。「どうしてますか」。いろいろ話す中で彼は心配そうに言った。
 「コウジ(森浩二選手)が練習に出てこないのでね」
 やはり兄弟の兄にしてみれば、一緒に練習しピッチに立ちたい思いが強い。
 今シーズンの弟はケガに泣いている。開幕から3試合先発して3得点に絡んだが、3月下旬に太ももの張りで離脱。練習に復帰した4月中旬には右膝を負傷した。ようやく6月初旬に復帰したが、再び姿が消えた。
 兄貴と違って攻撃的なレフティーは、広島の一つの顔でもある。司令塔の兄貴とのコンビネーションは文句ない。互いに気持ちが通じ合っているから信頼感も抜群だ。これから正念場を迎える夏場に向かって、兄弟でピッチに立ち、ゲームをしたい気持ちは当然だろう。
 「サポートをしてやって、早く復帰させてやれよ」と慰めの言葉をかけたが、兄貴の声はどこか寂しそうだった。互いに元気で、互いに刺激し合って広島の躍進につないでもらいたいのだが…。
 でも、彼の言葉からは、素晴らしい兄弟愛を感じずにはいられなかった。1日も早い復帰を願い、ツインズがそろってピッチで躍動する姿が見たいものである。

現実を思い知らされた

2013年06月13日 18時10分34秒 | スポーツ
 W杯アジア最終予選のイラク戦は、日本代表が置かれた現実を思い知らされた一戦だった。
 すでにブラジル大会出場を決めているとはいえ、あまりにもレベルの低い試合だったと言わざるを得ない。気温35度にもなる暑さ、強風。さらにはモチベーションの低さ、コンディション調整の難しさ…。理由はいろいろ考えられる。それにしてもイラクの気迫に押され、“らしさ”は見られなかった。4日のオーストラリア戦から先発を本田ら5人を入れ替えて臨んだ。控え選手に経験を積ませようというザック監督の狙いだったにしても、あまりのも寂しい現実だった。主導権を握れない戦いは、どこらから来たのだろうか。
 終了直前になんとか岡崎のゴールで勝ち、国際Aマッチ4試合ぶりの勝利は挙げた。しかし、オーストラリア戦と比べると、別のチームではと思うくらいの戦いだった。その最大の要因はキープ力のある本田のケガでの欠場だ。言い換えればエースへの依存度の高さだろう。
 コンフェデ杯も本気で勝ちいく。W杯でも上位に食い込みたい。本大会出場を決めた後、こうしたコメントを発した選手の姿は見られなかった。そこにはアジアで苦戦するもどかしさしかなかった。
 本田がオーストラリア戦の翌日口にした先輩にも容赦しない課題を突き付けられたようでもあった。コンフェデ杯の初戦、ブラジル戦ではどんなゲームを見せてくれるのか。W杯で上位を本気で目指すのなら、「メンバーを固定しすぎるのでは」とのザック批判は封印するしかないのかもしれない。現実を直視して戦うしかないのは、ちょっぴり寂しい現実でもある。

NPBコミッショナー お前もか!

2013年06月12日 23時15分32秒 | 日記
上村会長の続投宣言など全柔連の一連の不祥事がいまだに続いている中、今度はプロ野球機構(NPB)で2011シーズンから使われている統一球が今シーズンから飛びやすいボール仕様にされていたことが発覚した。
 2010シーズンまでは各球団がそれぞれメーカーと契約して使っていたが、2011年から統一された。しかし、今シーズンから飛びやすいボールに“改ざん”されていたのだ。選手からは「伸びる」との声が上がっていたが、NPB側は一貫して「仕様は変わっていない」としていたという。
 やっと、今夜(12日)になって午後8時から加藤コミッショナーが会見し、事実を認めたが、本人は「知らぬ存ぜぬ。責任はない」と辞任は否定した。もしも、本当に知らなかったとしても、組織のトップとしての責任をどう考えているのだろう。全柔連の上村会長と同じ道をたどるのだろうか。
 そこで疑問が湧くのが「シーズン途中のなぜ今なのか」だ。「飛ばないボール」の対策として個々が技術のアップに取り組んでおり、反発力を基準にして契約を結んでいる選手もいるはずだ。NPBは先のWBCでも参加、不参加で選手会とひと悶着を起こしたばかり。変えるにしてもシーズン前に選手会ときっちり議論をすべきではないか。
 また、今夜の会見にしても、もう一つ疑問がある。その時間は戦いの最中だ。なぜ、そうした時間帯に会見を開く考えがわからない。選手のことを本当に考えるのならば、もっと別の方法があったのではないか。
 日本のスポーツ界はプロもアマも選手のことを真剣に考えているのだろうか。選手があってこその組織ではないかと思う。選手が可哀そうだし、こうした“事件”が次々と明るみに出ると、ファンにも見放されることにもなりかねない。オリンピック招致どころではなくなることを各団体の上層部は心底、肝に銘じるべきである。