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2020東京五輪、平和なら3度目?!

2013年10月02日 09時00分00秒 | スポーツ

 東京国体が開かれている。開会式を夕方から行うなど
2020東京オリンピックのリハーサルを兼ねているという。
スローガンもこれまでの「〇〇国体」ではなく
「スポーツ祭 東京2013」となっている。


 9月28日の開会式で猪瀬知事は「2020年を見越した
開会式」と7年後につなぐ大会と胸を張ったが、
インフラ整備を含めて会場問題など不安はないのだろうか。
強化もいち早く取り組むことも大事。いつまでも開催決定に
浮かれてばかりはいられない。

 その東京オリンピックだが、1964年大会はまだ記憶に
新しいところもある。アジアで初めての開催ということもあって
日本中がオリンピックムードいっぱいだった。

 20競技が行われ、バレーボールの「東洋の魔女」や
重量挙げの三宅義信らが金メダルに輝いている。
金メダルは合わせて16個。レスリングと体操が5個ずつ、
柔道が3個奪っている。

 柔道では神永がヘーシンクに敗れ、天を仰いだシーンが
いまだに脳裏に焼きついている。

 実は64年前のオリンピックにも、東京開催がいったんは
決まっていた。1940年大会。36年の国際オリンピック
委員会(IOC)総会でヘルシンキ(フィンランド)を破り、選ばれた>

 しかし、日中戦争の拡大で38年に開催を返上した。その後、
ヘルシンキが開催することになったが、結局は第2次世界大戦の
ため40年の大会は中止に追い込まれた。

 そういう事情を考えると、スポーツ大会といえども
「平和」の社会であればこそ開催できるのだ。
モスクワは日本を含め西側諸国がボイコットするなど、
戦争、政治にスポーツが翻弄されるのは悲しい限りだ。

 2020年は「世界の平和」を象徴するような
素晴らしいオリンピックでありたいものである。