見出し画像

雨の記号(rain symbol)

韓国ドラマ「アイリス」 第10話 感想


 帰ってこない男を一途に待つ女と好きな男のそばにあって身体を張ってその命を守ろうとする女。
 実際生活上ではどうかわからないが、ドラマや小説でなら、どんどん感情移入していって好感を寄せてしまうのは後者の女かもしれない。
 このドラマでのソンファは僕にとってそんな存在になってきてしまった。彼女のヒョンジョンを見守る姿や見つめる眼差しに少しずつ酔ってきているのを感じる。
 スンヒがヒロインなのはわかっているのだが、ヒロインでなくてもキム・テヒはこっちの役をやった方がよかったのじゃないかと思ったりする。いや、やっぱりキャラとして彼女は似合わなかったかな・・・。
 キム・ソヨンはまさにはまり役を得た感じである。今はすっかり彼女の演技にしびれている。


 そこでTBSからインタビュー記事を切り取らせていただきます。


―本日はどうぞ宜しくお願いします。まず、今回この作品に出演しようと決めた理由は何でしょうか。


私は今回のような配役を夢見ていたんです。こうして女戦士のような感じのする、強い女性の役に挑戦してみたかったんです。今まで私は髪がとても長かったんですが、今回の役どころのために思い切ってばっさりと切ってしまったほど、このような役をしてみたかったんです。

―今回キム・ソヨンさんが演じるキム・ソンファという役について教えてください。

キム・ソンファは、朝鮮民主主義人民共和国の女性で、工作員です。
北の護衛総局の精鋭要員で、とても行動力があって、武術もかなりの高段者で戦闘能力にも優れています。外見はボーイッシュで性格もとても強いんですが、一方で、愛などには果てしなくか弱くなることを知っている、魅力のある女性の役を演じています。


―キム・ソンファという人物を演じるにあたり、どのような準備をなさいましたか?

これまで髪も長くしていましたし、若干女性的な専門職の女性の役を演じましたが、今回の役どころは武術の最高段者であり、また10kgくらいの重さがある銃も自分の体の一部のように振り回さなければならず、そのために体を少し強くするためにアクションスクールにも本当に一生懸命通いました。まずはそういう外見的な部分に変化を与えて、か弱いイメージをなくそうと多少の準備をしました。
トレーニングは、私はこれまでただフィットネスクラブに通いながら筋力トレーニングをしていましたが、今回のように足蹴り、跳躍回転、パンチなど、そういう動きは初めてなので、面白かったです。

―仰る通り、この作品はアクションシーンが多いですが…

アクションは、役がきまってからアクションスクールで何ヵ月も前から練習しました。けれど練習したのですが、どうしても普段のクセがでてしまって、先生にたくさん怒られました。大変でしたが出来上がった映像を見たら編集の腕がよかったのか(笑)、ちゃんと強そうに映っていて安心しました。

私は拳銃を使うこともありますが、大きなライフルを使うこともあるんです。そのライフルが本当に重いんですよ。一度持った後には、手がぶるぶる震えるくらいです。そのせいで少し苦労しました。撮影が終わった後は、全身に湿布を張らなければならないほどでした(笑)。でもとてもカッコよく撮れているようなので、良かったです。

―なるほど。そして一方、恋愛パートも見逃せないですよね。

はい。ソンファは…決して報われることのない恋をします。とてもせつなくてやるせない、見ている人も苦しくなる恋をします。
ヒョンジュンは最後までスンヒだけを愛していて、こちらは背中を見つめてばかり。ソンファの立場を思うと、辛くなります。そんな恋です。

記事をお借りしたお礼にCMを載せます。
☆※ なお、現在発売中の「『IRIS』ドラマ公式ガイドブック」[ 出版; 共同通信社 / 定価; 1,575円 (税込み)]では、出演者の素顔をさらに深くまで掘り下げたインタビューを掲載しています。
ご注文・お買い求めは ishop でどうぞ。

blogram投票ボタン
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「韓国ドラマ「IRIS――アイリス」」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事