ゆやま的日記

日々の日常を、あれやこれやとつづった日記です。
思うところあって、数年ぶりに再開しました。

ピアノ

2013-07-13 21:57:44 | 習い事
今日から一応(?)連休です。…お休み初日は、今日から家の方はお盆に入るため、迎え火をするということで早く起こされました… …いや、大事なことだからいいんですが(苦笑)

午前中はそのせいもあってか眠くて…ここのところの暑さの疲れもあってか、結局寝てしまいましたが

…午後は出かける用事がもともとあったので、出かけました。
ずっと、ずっと行きたかったところにようやくごあいさつに行けました。


何十年とお世話になった、ピアノの先生のところにお線香をあげに…ようやく行けました。
訃報を知ったのがもう式もすべて終わってしまった後だったため、何もできずにいたんですが、息子さんからの喪中のはがきを頂いたあと、しばらくしてからお手紙を出したんです。…その手紙もなかなか出せなくて…というか、気持ちに整理がつかなかった…のが正確な理由かもしれないんですが。
病気のことは知っていました。それが元でレッスンもやめたので…。でも、まさかこんな急に、と信じられなかったのと、信じたくなかったのとでなかなか書けなかったんですよね…。

書いたときに、一応、できたらお線香だけでもあげさせてほしい、と書いたんですが、その後なかなか連絡も取れずにいて、また時間ばかりがたってしまって…。

今年に入って冬に息子さんの奥様から、CDを送って頂きまして。…先生はもともと声楽を専門に学んだ方で、ずっと歌が好きでコーラスとかもやってらしたんですよね。発表会の時には先生が最後に歌を披露してくださるのが流れでした。
でも、病気が見つかって、もしかしたらもう歌えなくなるかも、という時に覚悟をしてうたったという時の録音したCDを送ってくださったんです。…それを、もし自分に何かあったときは式でそれを流してほしいとの、遺言だったんだそうです。

『千の風になって』

…聴くのにかなり勇気がいりましたが(苦笑)
何とか聴いて…泣いてました。『先生らしい』とも思いました。その録音は最初の入院前に録られたものみたいでしたが、もうあの頃からもしかしたら覚悟していたのかと思うと、何も言えませんでした。

そのCDのお礼をともう一度お手紙を書いたあと、息子さんの奥様から電話を頂いて。…発表会で一緒に先生と奥様と3人でアンサンブルをやったりしていたので、面識はあったので話は早かったんですよね。
私が、手紙で何十年もお世話になった事を知って、これは一度電話をしてお話した方がいいと思ってくださったそうで、かけてきてくださり、お線香もどうぞあげにきてあげてください、と言われていたんですが、これがまた私もまた踏ん切りがつかず(苦笑)母親も一緒に行くという事でなかなか話を合わせられなかったのもあるんですが…。でも、私の気持ちが無理…だったのかもな…と今では思います。

それでも、何とか今日行ってこられました。
…本当なら、もっと早く行かなくては…と思いながら…やっと行けました。
息子さんも奥様もいらして、昔の発表会のプログラムを出してきてくれて、見させて頂きました。
…ずいぶん昔から出てたんだなぁ…私…(苦笑)わかってたけどさ

お話もいろいろ聞けました。
長い付き合いだった事もあり、お二人が知らなかったような話も私がしていたりしたので、ビックリしていることもありました

でも、話していて、やっぱり私はすごくいい先生に教えて頂いていたのだと、改めて思いました。
…結構厳しかったので、いやいやな時ももちろんありました(笑)
でも自分の口から親に『やめる』とは一度も出なかった事を思うと、本当にピアノも先生も好きだったのだと思うんですよね。…今にして思えば。
おかげで、学校でも伴奏を弾いたりいろいろな経験をさせてもらったですし、いまでもピアノを弾く機会がありますが、ピアノで困ったことはおかげでないですから…。


今は、なかなか習っていないと弾かなかったりしてますが(苦笑)また弾かないとなぁ…と。
あれだけ先生が教えてくださったのに、ばち当たる



今日、行った事で少し一つ区切りがついたかな…と思います。…まだ、思い出すだけでも泣けてくるんですけどね(苦笑)
少しづつでも、また弾いていこうと思いました。
コメント
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