ゼルダの伝説の作品を繋げる「ハイラル史」を
発売順から思うことを徒然なるままに書いています。
※あくまで個人の見解です
※携帯機(ゲームボーイ、GBA、DS)ではゼルダをやってないので、そういう系は話に出てきません。
※「ガノンVSゼルダ姫&リンク」になっているゲームが中心です
①敗北ルートはこちら
②勝利ルートその1はこちら
前回、風のタクトで思っていることを書きすぎて長くなってしまったので、
今回はもう一つの勝利ルート
「少年時代に戻った時の勇者がムジュラの仮面を倒した後の歴史」です。
ようは「トワイライトプリンセス」です。
⑥時の神殿の封印が解かれず、事件が未然に防がれた歴史「トワイライトプリンセス」
「時のオカリナ」のエンディングで、リンクがゼルダ姫に会いに行くところで終わります。
おそらく、
・自分は時の神殿の扉を開けてから起こったこと
・7年後の世界と顛末
・時の神殿の封印は絶対に開いてはいけないこと。
何人も聖地にはいろうとしてはいけないこと。
などを話したのではないかと思います。
で、ゼルダはリンクに時のオカリナを預け、遠くに行くようお願いをして「ムジュラの仮面」に続く流れです。
で、リンクが「タルミナ」でごたごたしている間
(タルミナは事実上3日間の話なので、移動期間、滞在期間、そのほかの冒険も含めての期間)
ガノンドロフの処刑が執行されます。
ここで個人的に疑問なのが、
「ゼルダの予知夢を信用していなかったハイラル王がガノンドロフを処刑した経緯」です。
まあ、ゴロンのルビーを狙ってゴロン族を困らせてたし、何かしらの証拠をつかんだのかもしれません。
また、ハイラルヒストリアには
「力のトライフォースがやどり、魔力を身に着けて魔盗賊と恐れられ処刑された」となっています。
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前回の「勝利ルートの歴史」で書いた、
「時の扉を開けて退魔の剣を手に入れる素質の証明をしたリンクが時の扉を開く前の時間に戻ったことにより、勇気のトライフォースが反応、それに伴ってガノンドロフ、ゼルダ姫にもトライフォースが宿る」
という仮定だと、筋が通らなくもない設定になっています。
(リンクが『真のトライフォース』を手に入れてないのは、何か理由があるのでしょうか?)
(子どもだから『知恵』がたりないのか、マスターソードに眠らされるぐらい『力』がないのか)
・・・ということで、
砂漠の処刑場にて6人の賢者によるガノンドロフの処刑が行われた。
この6人の賢者は、服のメダルの紋章から時のオカリナと同じ流れだと思われる。
(森、炎、水、闇、魂、光)
この時間軸ではクーデターや7年後の神殿の解放はないので、
サリア達より前の代の賢者だと思われる。
<こっからは重箱の隅をつつく野暮な発言>
・ラウルだけ古来の賢者だから、彼は出てきていいと思うのだが、
聖域の賢者の間を守り続けている彼が、どうやって出てきたのかが謎。
まあ、聖地も荒らされていないし、意識体だけ外にでるパワーがあったのかもしれない。
・・・メタ発言をすれば、「前作を知らなくても楽しめる」のがゼルダの伝説のいいところ。
なので、「光の賢者のみ登場」より「全員容姿が謎だが、賢者だから神々しい」でいいと思う。
・リンクが精霊石を集めないと、
「ゴロン族のドドンゴの洞窟の問題」「ルト姫ジャブジャブ様のお腹問題」が解決しないのだが・・・
まあ、トワプリでゴロン族も健在だし、ゾーラ族も代替わりがすすんでいるので、
精霊石関係なく問題だけは解決しに行ったのかもしれない。
リンクさん、男前~。
・てか、未来リンクが戻ってきたのはいつの話になるんだろう。
過去リンク(時の神殿の封印を開ける前のリンク)がゼルダに信用してもらうには「コキリのヒスイ」が必要。
ということはリンクがゴーマ様を倒してから、ガノンドロフがお城でクーデターを起こす前。
ということは、デクの樹様は無くなってて、森の神殿を解放していないから、子どもの樹は生まれない。
それとも闇の力が出てないから、自然とデクの樹様の子どもは生えるのかな・・・。
・・・この「未来リンク」と「過去リンク」のパラドックスは、どうしても説明が見つからないです。
・魂の賢者は神殿の位置からもゲルド族からのはず。
ナボールは7年前からガノンドロフに敵対心をもっていたけど、他にもそんな賢者になりそうな人がいたのかな。
ツインローバに焼き殺されそう・・・。
<重箱の隅をつつくの終わり>
ですが、ここで「力のトライフォース」の力が宿ったガノンドロフは賢者一名を殺害。
焦った賢者たちは「陰りの鏡」を使ってガノンドロフを影の世界へ追い出してしまった。
ちなみに、Wikipediaによると処刑時に殺されたのは水の賢者らしい。
ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスの登場キャラクター一覧 - Wikipedia
その後「影の世界」でガノンドロフは怨念化。
ザントを操って「光の世界」へ復讐を仕掛けます。
ガノンドロフの力を使って影の世界を支配するザント。
ミドナは呪いをかけられながらも光の世界へ逃げ込みます。
そして影の軍はハイラルへ侵攻、ゼルダ姫が降伏を選び、世界はトワイライトと化していった。
光の世界に逃げていたミドナは、勇者の素質を持つことでトワイライトの世界でも「獣」の姿で存在できたリンクに出会い、ともに旅することになる。
・・・プレイしてないのではしょります。
陰りの鏡を直し、影の世界でザントを倒した。
しかし未だにトワイライトに包まれたハイラル。
ザントを操ったもの・・・ガノンドロフがハイラル城の王座にいた。
ガノンドロフと戦い、勝利したリンク。
ガノンドロフの手から力のトライフォースの紋章は消え、ガノンドロフは死亡した。
ミドナは真の姿にもどり、影の世界に戻る。
二度と交わらないように陰りの鏡を割って・・・。
その後、森の奥にマスターソードを戻し、リンクはトアル村に帰りました。
・・・という流れです。
・・・いつも思うのですが、
なぜここでリンクかゼルダ姫が「力のトライフォース」を手にして、
「力」「知恵」「勇気」のトライフォースを集めて『真のトライフォース』にして、
「悪しき者の永遠の消滅」などを願わないのでしょうか。
(リンク、ゼルダ一人でガノンドロフを倒していないので、やっぱり『力』が足りないのかな・・・)
(メタ発言てきに、「それをしてしまうと新作が作れないから」かもしれませんが。)
あと、この作品と「時オカ」を繋げるうえで忘れてはいけないのは「骸骨の戦士」ですね。
「骸骨の戦士」はトワプリリンクに剣の奥義を教えてくれる存在なのですが、
その正体は「時オカリンク」「ムジュラリンク」のなれの果てです。
7年後の世界でガノンを倒してから少年時代に戻り、
時のオカリナを守るためにハイラルを出てタルミナを救ってから、
ハイラルの地に戻ってきていたんですね。
「息子よ」と話しかけるシーンがあることから、ひょっとしたら結婚して幸せに暮らしたのかもしれません。
ですが、コキリ族として幼少期を過ごしたにもかかわらず、
自分はハイラル人のためコキリの森に帰ることができないのが寂しかったのかもしれない。
(トワプリにはコキリ族がすでに出てこないですし・・・)
勇者としての歴史も、技術も、「勇者が現れる」という伝承も残せなかったのが悔しかったのかもしれない。
また、彼の奥義が無いとトワプリラストはガノンドロフを倒せないようなので、
ひょっとしたら、「異世界に送ったガノンドロフが復活してハイラルに攻めてくる」予感がしたのかもしれませんね。
さて、「時のオカリナから続く3つのルート」
・敗北ルート
・時オカエンディングでゼルダ姫が残った未来の勝利ルート
・時オカエンディングでリンクが子ども時代に戻った事件未発生
全てにおいて「ガノン(ドロフ)は死んだ、やられた、倒された」流れになりました。
なので、これ以外の作品では、
「別の魔人(グフー)」とか「ガノンドロフの生まれ変わり(4つの剣)」とか「別次元(ロウラル)」とかの
話になってきます。
ですがここで任天堂様、ありがたいことに「時のオカリナ以前の歴史」を作ってくださいました。
トライフォースの起源は「時のオカリナ」で語られました。
ですが、それを封印する「マスターソード」そして「トライフォースを抱くハイラルの地」の起源を生み出しました。
それが「スカイフォードソード」です。
次回は、このスカイフォードソードについて語ります。
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