ゼルダの伝説の作品を繋げる「ハイラル史」を
発売順から思うことを徒然なるままに書いています。
※あくまで個人の見解です
※携帯機(ゲームボーイ、GBA、DS)ではゼルダをやってないので、そういう系は話に出てきません。
※「ガノンVSゼルダ姫&リンク」になっているゲームが中心です
①敗北ルートはこちら
②勝利ルートその1はこちら
③「勝利ルートの歴史②」はこちら
④「起源の物語」はこちら
2011年に「ハイラルヒストリア」がでて、時系列の公式発表がされました。
スカイフォードソード
↓
時のオカリナ
↓
①神々のトライフォース→初代ゼルダの冒険→リンクの冒険
②ムジュラの仮面→トワイライトプリンセス
③風のタクト
そして2017年に「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」が発売されました。
この作品は初のオープンエアーゼルダとのことで、
「ゼルダの当たり前を見直す」コンセプトで作られています。
・攻略順は決まっていない。むしろダンジョンを攻略しなくてもガノンを倒せる
・謎解きの解き方がいくつも存在する
・武器は固定化していない。むしろ、好きな武器を使っていい
など、とても自由度の高いものになっています。
では、そんな「これからの『ゼルダの伝説』の方向性を決めていく」であろうブレワイは、
「ハイラル史」ではどの時系列の並びになるのかは、公式発表では出ていません。
ですが、私の個人的な気持ちとしては、この時系列問題は答えが出ないままでいいと思っています。
「ハイラル史・ゼルダ史」の流れすら見直されて、新しい歴史を作っていく。
この「ブレスオブザワイルド」は、「全てのゼルダファンを集合させる作品を目指した」のではないかと思っています。
全てのゼルダ作品をやっていない私が、「ファン」を語るのはお門違いかもしれません。
※超やりこみBotWのために全作品をクリアしたshu3さんはすごいです。
ですが、その「一部の作品しかやったことない人でも楽しめる話」にしたかったのではないかと思います。
A 「初代ゼルダの伝説」が発売されたとき、すでに大人だった人
ゲームが出始めたころは、「子どものおもちゃ」という値段じゃなかったと思います。
「初代ゼルダ」「リンクの冒険」をやっていた時から社会人だった人。
スーパーファミコンの「神トラ」ぐらいで結婚やお子さんが生まれて、自然とゲーム(自分の自由時間)から離れていった人は、「敗北ルート」しか知りません。
B ゲームが子どものおもちゃになった時代の人
ファミコン、スーパーファミコンときて、だいぶ子供世代にゲーム文化が浸透しました。
私は小学校高学年の「時オカ」がスタートですが、64が小学生だった人はおそらくWiiで大学、社会人ぐらいです。
※私はそこで社会人になったので、「トワプリ」「スカフォ」はやっていません
この人たちは「時オカ勝利ルート(リンク戻った時系列、リンクが居なくなった時系列含む)」がやっぱり主な思いでだと思います。
C 携帯ゲーム機しかやらせてもらえなかった人
上の2パターンとは考え方が違います。
家族が多くてテレビを使わせてもらえなかった。ポケモン等が主流で基本ゲームボーイ、GBA、DSだったなどの人。
この人たちは、
「夢を見る島」「ふしぎな木の実」「ふしぎなぼうし」「無限の砂時計」「大地の汽笛」「4つの剣」「4つの剣+」「神々のトライフォース2」の作品です。
これらの作品は「トライフォースに導かれる力、知恵、勇気の所有者」の関係が薄目です。
「夢を見る島」は、風のさかなの夢。
「ふしぎな木の実」はガノン復活に必要な「滅びの炎」「嘆きの炎」「絶望の炎」が必要って話。
「ふしぎなぼうし」は魔人グフーだし、ゼルダに宿っている力は「フォース」。
「無限の砂時計」「大地の汽笛」は、勝利ルートからつづいているけど、ガノンもマスタソードも海に沈んでしまい、
ハイラルですらない。
「4つのつるぎ」は、体を4つに分解できる「フォーソード」の話。
「神トラ2」はガノンドロフが死んでいるので「新たにゲルドに生まれた男がガノンドロフの転生」というストーリーです。
・・・という風に、「魔盗賊ガノンドロフ」「トライフォース」「マスターソード」の重要性が薄いシリーズです。
このA、B、Cの3パターンのファンを集結させるために、任天堂さんはすごく頑張ったと思います。
特に、switch自体が「据え置き機と携帯機の融合」という、いままでのゲーム業界の常識を覆した存在。
ここでファンを集結さえることに意味さえ存在すると思います。
<ファンを集結させるために見直された当たり前>
・マスターソードが絶対ではない
初プレイなら絶対引きにいきます!あった方がカッコいいです。
ですが、手に入れなくてもクリアできるんですよね。
RTAなんて「迷いの森」のまの字も出てきてないです。
マスターソードが出てくるのが当たり前の人は、ものたりないかもですが、
出てこないシリーズの人はあまり気にしないかもしれないですね。
・トライフォースという言葉が出てこない。
ゼルダ姫の「封印の力」、英傑達の「聖なる力」などは出てきますが、
はっきりと『トライフォース』という言葉は出てこないです。
リンクの手の甲にも三角形ないです。
ガノンは・・・もう魔獣ですね。
「時オカ」などをプレイしていれば、13枚目のウツシエや、厄災ガノン討伐でのゼルダの手の甲をみて、
「でた~!!トライフォース!!」と思います。
ですが「ふしぎなぼうし」プレイヤーなら「姫に眠るフォース!!」と思うかもしれません。
どちらともとれるように、あえて「トライフォース」「フォース」と呼ばずに「封印の力」と呼んだのかも。
・相棒がいない
「時オカのナビィ」「ムジュラのチャット」「風タクの赤獅子の王」に慣れていると、なんだか一緒に冒険している人がほしくなったりしますが、
逆に「初代」とか「リンクの冒険」とか、ずっと一人でしたよね。
・・・というように、A、B、C3パターンのファンを取り入れるために、
あえて「当たり前」を見直したのかもしれない・・・という仮説でした。
今度は、ファンを集結させるために「あえて残した部分」の個人的考えを語っていきます。
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