ＢＳＥ問題、雑感

　一昨日、アメリカ産牛肉輸入再開の動きに触れて、昨日の新聞はこの問題を大きく取り上げてる。外食産業は“最初の扉を開けた”ことを歓迎しつつも、本音は“月齢３０ヶ月以上”への対象拡大という＜原状回復＞。その辺はこのサイトを見ればよくわかる。確かにサ、米国産牛肉を輸入して日本人にＢＳＥ感染者が出る可能性は（いろいろ検査体制や流通状況の問題はあろうとも）相当に低いとは思うよ。ただ、議論の筋道がおかしい、“虚構”の安全性対策をベースにした議論で輸入解禁を迫る姿勢がおかしいと言ってるわけ。【“ド～ン”と急騰！米国産牛の輸出再開見通しで牛丼各社高値】「ＢＳＥ発生で禁輸となった米国産牛肉が年内にも輸入再開見通しとなったことを受けて５日、牛丼チェーン店株が急騰。特に豪州産などへは切り替えず、米国産再開を待ち続けた吉野家はこの上昇ぶり。「輸入再開から１カ月半ほどで牛丼の販売を再開できる」という。吉ギューファンも喜び急騰だ！！」←ま、スポーツ紙らしい紙面ではあるよな。・・・ただ、この写真ビジュアル的にちょっと・・・って気がして仕方ないんだけねェ（失礼）。